人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
要約 吸収リン量に対する乾物生産量を示す一つの重要な指標であるリン利用効率(PUE)に関する量的形質遺伝子座(QTL)は、イネゲノムの第1および11染色体上にある。 キーワード イネ, リン利用効率, ゲノムワイド連...
要約 13℃2週間の根域低温処理は、蒸散を持続的に抑制するとともに、葉面積拡大及び乾物生産を顕著に減少させる。その程度は低湿度条件でより大きい。 キーワード 吸水、根域温度、水稲、成長 背景・ねらい 水田の...
地上部の蒸散要求が水稲の根のアクアポリン発現の日周変動を引き起こす
要約 水稲の根の吸水に関わる膜タンパク質アクアポリンの発現量は日中に高く夜間に低い日周変動を示す。この日周変動は、地上部の蒸散要求が根に伝わりアクアポリン遺伝子発現を誘導することにより引き起こされる...
要約 水耕栽培トマトの第一花房開花開始後に、根域が12℃前後となるように養液を冷却すると、根域温度が20℃の場合と比べて果実の糖度が高くなる。その効果は冬作で特に顕著である。 キーワード トマト、果実、糖度...
全面水耕栽培での低棟ハウスの形状と棟高がハウス内気温とネギの生育に及ぼす影響
要約 水耕ネギ栽培において、施設内全面を水耕栽培ベッドとした棟高の低いハウス(以下、低棟ハウス)は、形状が片屋根型、棟高が2mの場合、慣行の棟高3.8mのアーチ型ハウスに比べて、盛夏季のハウス内気温、培養...
要約 ナスの接木栽培において、スズメノナスビ(トルバム・ビガー、トナシム、トレロ)を台木に用いることで、土壌、穂木品種や作型によらず、果実中カドミウム濃度を1/2~1/4に低減することができます。 ...
トマト半促成作型の循環式固形培地耕における生育初期の窒素施肥量
要約 トマト固形培地耕の半促成作型における窒素施肥量は、定植~第2房開花期まで1.8me-N/plant・day、第2~3房開花期まで3.6 me-N/plant・day、第3~5房開花期まで7.1 me-N/plant・day とする。 キーワード トマ...
シュロガヤツリグサ等の浄化植物および微生物による廃液浄化システム
要約 栽培規模25aの青ネギ水耕栽培施設から平均濃度88mg/Lの硝酸性窒素が年間177t排出される廃液は、春期から秋期には浄化植物で、秋期から春期にかけてはシュロガヤツリグサ等の浄化植物と微生物により年間を通...
水耕ネギの発泡レンガ粒と樹脂製トレイを用いたトレイ栽培方式の開発
要約 発泡レンガ粒と樹脂製トレイを用いた水耕ネギのトレイ栽培方式は播種から収穫までをトレイごと栽培する。培地は次亜塩素酸での消毒により再使用できる。栽培ベッドの端のみで定植・収穫を行い、作業の奥行き...
水耕ネギ栽培の発泡レンガ粒とトレイを用いた新栽培方式でのトレイ断面の形状
要約 水耕ネギ栽培で、発泡レンガ粒とトレイを用いた新栽培方式のトレイ断面を底面から14mmの位置から 上面に約60度に広げたY型の形状にすると、トレイからネギを引き抜く力が小さくなる。 キーワード ネギ、水...
要約 水耕栽培においてアイスプラントを栽培する場合、8月期播種で約90日後に1株300g、10月期播種で約60日後に180g、12月期播種で約90日後に180g、2月期播種で約70日後に270gの地上部が収穫できる。しかし、6月期...
要約 葉茎菜類であるアイスプラントの夏季の水耕栽培において、培養液温を成り行き管理した場合、生育は旺盛となるが、早期に開花し商品としての生育量に至らない。培養液温を低く管理すると生育は抑制されるが、...
要約 ネギ水耕栽培において、発泡レンガ粒を培地とし、培地を入れる樹脂製トレイを用いることにより、播種から育苗、定植、収穫まで、トレイごと栽培することが可能である。 キーワード ネギ、水耕栽培、培地、ト...
要約 水耕ホウレンソウは、1穴当たりの株立ち数が少ないほど、また、生育ステージが早いほど、アスコルビン酸濃度が高く、硝酸態窒素濃度が低い。水耕栽培の給液回数を葉長15cm程度から制限し、更に、収穫約1週間...
要約 イタリアンライグラス等の牧草による浄化システムは家畜尿汚水の高次処理に適応でき、牧草種をいくつか組み合わせることで年間窒素平均302mg/d/m2、りん平均167mg/d/m2の汚水浄化が期待できることが判った。...
要約 県産ホウレンソウは栽培時期や栽培方法によって生育日数、糖及びビタミンC含量が大きく異なる。硝酸含量は、露地、トンネル、ハウス、水耕栽培の順に多くなる傾向にあるが、葉色との関係は認められない。 背...
液面上下式簡易水耕栽培装置利用によるサラダナ、葉ネギの効率的な生産
要約 イチゴ棚式育苗システムを利用した液面上下式簡易水耕栽培法によりサラダナ、葉ネギを効率的に生産できる。水耕栽培期間は養液への空気の供給および秋冬季の加温により短縮できる。本栽培法は土耕栽培に比べ...
要約 ユリ及びチューリップのコンテナ栽培は、発根・発芽処理や施設内外の移動が容易に行えるため、品質向上と施設占有期間の短縮ができ、ユリの年間4作、チューリップの冬期間6作の年間多回数生産や他品目との組...