要約 いちご「越後姫」の促成作型における養液栽培はロックウール耕の1段栽培で行い、培養液管理を、頂花房開花期以降EC 0.7~1.0dS/m、3月までは1日1回とする。 背景・ねらい 県オリジナル品種「越後姫」は...
要約 高畝式ベッドの根域制限と密植方式によるカキの主幹形垣根仕立て栽培において、樹高を2m程度に制限することにより軽労的な栽培が可能となり、「刀根早生」、「新秋」の5~6年生樹で4~5t/10aの高収量が得ら...
要約 ブドウ栽培の軽労化をねらった「一文字改良棚」は、新梢誘引や摘粒作業の効率を約20%高め、身体への作業負担を軽減させる。 背景・ねらい ブドウ栽培は、平棚栽培が一般的で主流である。しかし、新梢や果...
要約 流入施肥器を使用して液状肥料を水口に灌注施用する流入施肥は、少ない灌水量で、大区画水田においても均一に施肥することができる。この方法は、背負い式動力散布機による施肥よりも軽労化が図られる。 背...
要約 並木植えをした2段一文字整枝により、ビワ栽培の年間作業時間を約15%短縮することが可能になるとともに、軽作業化が図れる。 背景・ねらい ビワの園地は傾斜地に多く、樹も高くなるため、作業の能率が劣...
ペースト肥料用側条施肥田植機を利用したプロペナゾール剤による葉いもち防除
要約 側条用プロベナゾール顆粒水和剤(500g/10a)をペースト肥料と混和し、深さ5~7cmに側条施用すると、同粒剤の水面施用よりも葉いもち防除効果が高く、作業も容易である。 背景・ねらい 病害虫防除では農薬の利...
要約 樹齢が進み、枝葉が混み合ったリンゴわい性樹を対象とした省力型樹形として、主幹の切り下げと下部側枝の拡大により結実部位2~2.5m程度の低樹高化が可能となり、作業性向上が図られる。 背景・ねらい 岩手...
要約 茶樹の生体電位を茎部より誘導し,連続的に安定して計測することが可能である。電位は日周変動を示し,その変動には光・温度が関与している。また,施肥直後に対応を見せる電位変化を検出することも可能であ...
要約 開発したレール式自動薬剤散布装置は、ハウス内のレールを懸架走行し、ホースで送られてきた薬液をブームノズルで散布する。本装置は比較的規模の大きい棚田の水平連棟ハウスで使用し、自動往復作業と簡易な...
要約 大規模稲作経営者と研究員の稲作技術に関する意識は、労働力の保有状況や経歴等を反映して異なっている。直播栽培のような新しい技術の開発には、収益性の確保が前提となるものの、省力性や快適性の追求とい...
有機質資材と高設ベンチを利用したトマトの短期密植養液栽培システム
要約 ヤシ殻繊維またはもみ殻くん炭を培地とし、高設ベンチを利用するトマトの主枝3段、側枝1段摘心仕立ての短期密植栽培(462株/a)で1作当たり700~800kg/aの良果収量が得られる。 背景・ねらい トマトの管理作業...
要約 水稲箱苗の根切り作業の省力化を目的に、合成樹脂製コードの根切りロータで箱裏の根を切断する苗根切り装置を開発した。コード周速度22m/sで精度良く根切りでき、処理能力は時間当たり260箱である。 背景・...
要約 かきの樹冠拡大を抑制し、樹をわい化するためには、「しだれ柿」、「西村早生」を中間台木として利用する方法が有効である。これらの中間台木は樹を小さくするとともに、樹冠占有面積当たりの収量が多く、「...
傾斜地カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の経営経済的効果
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は、慣行体系に比較し46.7時間/10a、35%の省力化を可能にする。また、機械償却費、園内作業道償却費、燃料費などが増加するが、大幅な省...
ヒリュウ台利用による高糖系ウンシュウ「白川」の低樹高化並びに品質向上
要約 樹勢が旺盛で結実しにくい高糖系ウンシュウの「白川」は、ヒリュウ台を利用することにより、低樹高化し糖度が高くなる。また、1樹当たりの収量は少ないが栽植密度を高めることで単収はカラタチ台と同程度に...
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は,慣行体系に比較し46.7時間/10a,35%の省力化を可能にする。また,機械償却費,園内作業道償却費,燃料費などが増加するが,大幅な省力化によ...
要約 軽労化視点を加えた新技術の経済効果の評価法として,労働強度別賃金を用いた労働費の変化で評価する方法を開発した。この方法を傾斜地カンキツ園用に開発された新技術に適用すると,省力化のみの評価方法より...
要約 水耕法で育苗した長さ6m幅28cmのマット苗(ロングマット水耕苗)を,ロール状に巻き取り,田植機に載せて苗を巻き戻しながら移植する技術である。苗の質量は土付苗の1/5で,6条用田植機を用いると30aの面積を苗補...
セル成型苗・歩行型全自動移植機を利用したキャベツ,レタスの機械化栽培技術指針
要約 ①機械移植に適する苗の草丈は概ね8cm程度である。②定植適期苗は1~2℃で1カ月程度冷蔵貯蔵が可能である。③キャベツの秋取り~冬取り栽培は、播種・定植の時期を慣行栽培より5~7日程度早める。④全自動...
要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日に2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、0...