要約 イチゴ「濃姫」のポット育苗による促成栽培の採苗時期は、6月30日~7月10日が好適である。基肥窒素量は、10a当たり10kg程度が適当で、栽植株間は18~20cmとする。また、草勢維持のための電照時間は4時間が適...
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培の手引きを作成した。本栽培法は化学合成農薬と化学肥料をそれぞれ半減ないしそれ以上削減し、慣行の90%以上の収量および同等の品質を得ることを目標としている。 背景・ね...
水稲の減農薬・減化学肥料栽培の付加価値と取組み事例からみたタイプ別生産・販売の特徴
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培は、慣行栽培に比べ減収しやすいが、安全性や信頼性によりプレミアムを得ることで、高付加価値化による有利販売が可能となる。また、その取組み事例は3つのタイプに分けられる...
要約 平成5年の水稲冷害において,気象・品種・栽培条件がほぼ同一な圃場間に見られた被害程度の局地的変動は,透水性が過小・過大な土壌で被害が大きく,作土が深いと軽減されるなど土壌要因とも関連していた...
要約 水稲「滋賀60号」は、湛水直播栽培において、「キヌヒカリ」、「日本晴」同様に苗立が安定しており、収量が高く良質である。また、短強稈で、倒伏抵抗性も大きく直播栽培適性が優れる。 背景・ねらい ...
要約 生芋コンニャクの製造には生芋重量に対して加水量3倍、炭酸ナトリウム0.5%添加が適当である。荒粉コンニャクの製造には荒粉重量に対して加水量16倍、炭酸ナトリウム12%添加が適当である。 背景・ねらい ...
道産野菜(キャベツ、ほうれんそう、レタス)の抗酸化力の測定と栽培条件による変動
要約 野菜のエタノ-ル抽出液添加によるリノ-ル酸の酸化抑制程度で評価した野菜の抗酸化力は、栽培条件で変化する。抗酸化力の高いキャベツを収穫するには、若採り、窒素施肥量の低減、マルチなどの利用が有効で...
要約 そば「最上早生」は、8月上旬播種、基肥窒素施用量0.3kg/a、播種量0.4~0.5kg/aで生育量の確保と倒伏軽減が図られる。開花始期の草丈が80cm以上では倒伏の危険性が高く、65cm以下では開花以降の草丈伸長量が...
要約 イタリアンライグラスの生育の進行にともなうβ-カロチン含有量の低下は、葉重割合の低下によって説明でき、葉重割合からイタリアンライグラスのβ-カロチン含有量を簡易に推定できる。 背景・ねらい イタリア...
要約 ギニアグラス九州6号、7号は既存4品種よりも1番草出穂期乾草の栄養価(乾物消化率、TDN)及び嗜好性が優れている。一方、九州8号の栄養価はナツカゼあるいはナツユタカとほぼ等しく、嗜好性はガットン、グリー...
要約 高アントシアンカンショ品種アヤムラサキは、塊根肥大期の平均地温が低下することでアントシアニン色素含量が増加するため、晩期収穫で高含量の色素を含むカンショが生産できる。また、地温によってアントシ...
要約 砂丘地における春まきダイコンのひげ根肥大は、生育前半の最低地温が10℃付近を下回ると助長される。3月上中旬の低温期のトンネル・マルチ栽培において、げ根の肥大を耕種的に軽減する方法としては、保温性...
背景・ねらい 18世紀後半以降、大気中の二酸化炭素(CO2)溜度は急速に増加し、現在では約1.5ppm/年の速度で上昇を続けている。この増加は化石燃料の燃焼に起因した人為的なもので、地球の温暖化を引き起こすこと...
要約 ブドウ‘グロー・コールマン’の着色が十分に進まない場合に、着色開始期から成熟期にかけて、紫外線の照射を1日当たり12時間、果房に向けて行うと、着色が促進される。そのほかの果実品質には悪影響を与えな...
要約 パソコンを使って、水田の地力窒素発現量、被覆肥料の窒素溶出量および水稲の窒素吸収量を経時的に予測し、適正な施肥量を診断できるシステムを開発した。本システムは、被覆肥料を利用した省肥料環境保全技...
豚用飼料のアミノ酸バランス改善による尿中窒素排泄量の低減化技術
要約 低蛋白質飼料に飼料添加物として認可されているリジン・トレオニン・メチオニン・トリプトファンを添加した飼料を肥育後期の豚に給与すると、生産性を維持しつつ尿中窒素排泄量を35%(糞尿全体で28%)低減...
豚用飼料のアミノ酸バランス改善による尿中窒素排泄量の低減化技術
要約 低蛋白質飼料に飼料添加物として認可されているリジン・トレオニン・メチオニン・トリプトファンを添加した飼料を肥育後期の豚に給与すると,生産性を維持しつつ尿中窒素排泄量を35%(糞尿全体で28%)低減...
リモートセンシングに基づいた水稲生育収量のシミュレーション手法
要約 遠隔スペクトル計測によって得られる作物情報に基づいて、作物生長シミュレーションモデルのキャリブレーションを自動的に行い,個々の水稲群落の実生長と実収量を精度よく予測する手法を開発した。 背景・...
要約 ホウレンソウ、コマツナ及びチンゲンサイの3種類の軟弱野菜の安定的な生産のため、体内窒素濃度の指標として葉柄汁液中の硝酸濃度と収量及び内部品質としてビタミンC等との関係を明らかにした。 背景・ねら...
要約 トビイロウンカの吸汁加害が水稲の葉面積、乾物生産および収量に与える影響を定量化するシミュレーションモデルを開発した。本モデルはトビイロウンカの加害量、加害時期および気象変動が水稲収量に与える影...