要約 デンドロビウム・ファレノプシスを春期開花(3月~5月)させるには、開花前年の3月~7月に3世代偽球茎苗を鉢上げし、夜温25℃で管理し、その後新茎の発生した株をそのまま25℃または20℃の夜温で管理する。また...
中山間地のシクラメン栽培における葉組み作業は、摘葉処理で著しく省力化する
要約 中山間地シクラメン栽培で多大な労力を要する葉組み作業に対し、摘葉処理は著しく省力化でき、しかも草姿が改善され、高品質化できる。摘葉は8月上旬から月中旬にかけて、老化葉を中心に3割程度1回行い、適...
要約 大ヨークシャー種雌にイノシシ雄を交配したイノブタと大ヨークシャー種の豚を 105kgで比較すると、枝肉歩留、背脂肪厚に差はない。肉質は豚に比べて保水性が高く、肉色は赤色度が高い。官能評価の結果では、...
要約 加温ハウス栽培のヒュウガナツでは、9月中~下旬に透湿性シートでマルチ処理することにより、増糖、着色促進など品質向上に効果がある。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場 背景・ねらい 12月出荷を目指...
要約 ササユリにおいて、低温処理球根を用いることによって開花調節が可能であり、無加温ハウスで定植時期を変えることによって周年にわたり開花させることができる。低温処理は3±1℃、暗黒下で90日間以上行う。...
要約 パッションフルーツ鉢物生産の場合、冬季最低温度摂氏15度以上で管理し長日処理を行うと開花が促進される。また、蔓の生育量は長日処理により旺盛になる。宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場 背景・ねら...
要約 ササユリの球根冷蔵により、抑制開花として7月上旬から11月上旬まで、また、早期保温により、促成開花として5月上旬から開花させることができる。 背景・ねらい 西日本に自生しているササユリは、 姿や...
要約 ウンシュウミカンの収穫果実の園内での運搬には小型運搬車を、貨物自動車への積み降ろしにはパワーハンドを用いることにより、心拍数の増加割合からみた作業負担は20%程度軽減され、運搬作業が軽労働化され...
要約 チューリップ各品種の小球根を病原菌胞子懸濁液に浸漬後、小型バットに植え付け、ガラス室で無加温栽培し、翌春掘り取り時及び貯蔵時の発病球率を調査することで、球根腐敗病の抵抗性の強弱を判定できる。 ...
要約 傾斜地カンキツ園では、園内作業道を整備し、歩行形の小型作業機を導入することによって、高品質果実生産を維持し、かつ管理作業の実作業時間を30%削減できるとともに、作業の軽作業化も図ることができる。...
要約 ハウス栽培「幸水」の結実・樹体管理技術として、せん定では予備枝や短果枝を積極的に利用すること、着果量は8000果/10アール程度を基準とし、夏期管理では新梢引き起こし処理等を行い、収穫は露地栽培に比...
要約 理論的な発育速度モデルを応用し、温度と日本なし「幸水」の生態変化の関係を解明し、高精度の開花期、成熟期予測を可能にした。その結果、施設栽培において、作型のシミュレーションができるようになった。...
要約 根こぶ病発生ほ場における赤カブの栽培において、「CR若紅」及び「CR京紅」は、根こぶ病抵抗性があり、生育がよく草姿が良いことから有望である。また 、両品種は、生鮮出荷用及び浅漬け用に適する。 背...
要約 標高が約400m高くなると小ギクの開花期は約5日間~2週間遅れるが、発蕾から開花までの積算温度は年次、標高がちがってもほぼ一定である。標高の高い場所で栽培された小ギクは花色が鮮やかである。 背景・...
日本短角種の2シーズン放牧を活用して美味しい牛肉を生産する技術
要約 高標高の公共草地で日本短角種の秋子(7,8月生まれ)を2シーズン放牧した後、牧草サイレージおよび乾草を多給して12カ月間肥育すると、慣行の春子による牛肉生産の端境期に美味しい牛肉を出荷することが可...
要約 カジュアルフラワー向けに切花長60cmのスプレーギクを、育苗中に摘心し、毎回植え換える方式で生産すると同一施設で年間4.5作が可能である。購入苗の利用、定植機器の利用、収穫出荷の簡素化等の省力化を図...
レタスの秋まき2〜3月どり栽培でのセル成型苗の冷蔵による生育促進と収量の向上
要約 レタス 2~3月どり栽培に、播種8月下旬~10月上旬、育苗日数4週間前後、冷蔵期間40日以内の冷蔵苗を利用することにより、慣行栽培と比較してL球以上 比率が3~5倍に向上する。 背景・ねらい レタ...
要約 広島県北部中山間地域の夏秋キュウリ栽培では、株間45㎝の密植、側枝2節摘心に主枝5節からの亜主枝を併用した仕立法で、同一ハウスでの収穫期間60日の早熟・抑制作型を組み合わせた2期作体系によって上物収...
日本短角種の2シーズン放牧を活用して美味しい牛肉を生産する技術
要約 高標高の公共草地で日本短角種の秋子(7、8月生まれ)を2シーズン放牧した後、牧草サイレージおよび乾草を多給して12ヶ月間肥育すると、慣行の春子による牛肉生産の端境期に美味しい牛肉を出荷することが可能...
要約 ミズナ、ミブナの周年栽培で問題となる早春期の抽だいは、栽培期間中に10℃以下の低温に遭遇する積算時間が、ミズナ「城南千筋水菜」では約960時間以下、ミブナ「京錦」では約1080時間以下であれば回避するこ...