要約 5月中~下旬のトウモロコシ播種において、同時に青刈ダイズを散播して高密度のリビングマルチとすると、ワルナスビおよび在来雑草に対して顕著な防除効果が認められる。 キーワード 青刈ダイズ、生態的防除...
優良シバ型草種の選定と吹付け法による法面等の簡易草地造成技術
要約 センチピードグラスやカーペットグラスは在来(育成)ノシバ等に比べ、広がりが速く早期造成が容易であり、かつ乾物消化率も高い。センチピードグラスは可消化収量が最も高い草種である。そして、法面等の条...
ボーベリア・ブロンニアティ剤連年処理による果樹カミキリムシ類の防除
要約 カンキツのゴマダラカミキリおよびイチジクのキボシカミキリに対して、天敵微生物資材のボーベリア・ブロンニアティ剤を露地圃場において2~3年連続処理すると、高い防除効果が得られる。 キーワード ボーベ...
要約 単軌条運搬機システムは、軟弱地等での補強対策を行うことにより、現行の施工基準に基づいて棚田への導入が可能である。乗用台車の連結、簡易クレーンの装着、動力散布機の搭載により、積みおろし作業、散布...
カズノコグサの葉齢進展とチフェンスルフロンメチル剤の防除効果
要約 カズノコグサの葉齢進展と積算気温との間には高い相関が認められ、積算気温約90℃で1葉進展し、各葉齢時におけるチフェンスルフロンメチル剤の防除効果は、水和剤では3葉期まで、粒剤では2葉期までの処理が有...
要約 急峻傾斜地カンキツ園では、従来のモノレールと狭幅作業道を組み合わせた園地整備を行い、単軌条運搬機を多目的利用する新搬送システムを導入することによって、作業姿勢が改善され安全な作業ができるととも...
水稲乾田直播栽培の初期水管理による苗立ち安定と除草剤散布回数の削減
要約 水稲乾田直播栽培において、浸種、播種後走水の処理を行うことで出芽揃い、出芽速度が高まり、播種後8日目以降、早期湛水を行っても苗立ちが安定する。早期湛水を行うことにより乾田期の除草剤散布回数を1回...
要約 マメ科植物のヘアリーベッチを、田植え前にすき込んで水稲を栽培すると、雑草発生が抑制され、無除草剤、無化学肥料で慣行栽培と同等の収量、品質が得られる。 キーワード ヘアリーベッチ、水稲、雑草抑制、...
要約 侵入初期段階のワルナスビは、除草剤を用いた化学的防除とソルガムの作付けによる耕種的防除により生育抑制ができる。 キーワード 雑草、ワルナスビ、化学的防除、耕種的防除、ソルガム、遮光、生育抑制 背...
生分解性フィルムを用いたタマネギ安定生産のための省力的マルチ栽培
要約 生分解性黒色フィルムをマルチ資材としてタマネギ作に用いることで、その品質を損なうことなく、黒ポリマルチと同等の増収効果が得られる。タマネギの茎葉の生長により、畝裾部でフィルムが崩壊しても風によ...
土着寄生蜂の活動を活かした半促成トマトのマメハモグリバエ防除
要約 マメハモグリバエの土着寄生蜂は、奈良県平坦部田園地帯では5月下旬から7月及び9月上旬に活発に活動している。半促成トマトでは、早春に生物農薬を少量放飼し、5月下旬以降は土着寄生蜂の活動を活かす体系で...
要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
要約 2,4-Dは、火山灰土壌の構成成分であるアロフェン、イモゴライト、フェリハイドライト、ゲータイト、鉄・アルミニウム-腐植複合体により強く吸着される。その吸着メカニズムは配位子交換反応である。 背景・...
要約 新規導入マメ科牧草ガレガは、地下茎で増殖し、永続的に生存して高品質自給飼料生産を持続させることが可能であるため、草地においてマメ科牧草が早く消失する問題に対する造成時の改善策として利用できる。...
要約 既存の法面において、除草剤散布後にセンチピードグラス(暖地型シバ草)をセル苗で移植し、1年目に数回の草刈りを行うと、2年目以降は除草剤のスポット処理を中心とした省力管理が可能な植生に転換できる。...
太陽熱処理及び肥効調節型肥料の利用による秋冬にんじんの減肥・減農薬栽培技術
要約 秋冬にんじん作付前の透明プラスチックフィルムマルチによる太陽熱処理で、播種後約一ヶ月間は除草剤施用と同等の雑草抑制効果があり、資材の再利用により生産費は慣行技術に優る。また、肥効調節型肥料を太...
要約 土壌処理型除草剤メトラクロールは、土壌の種類に関係なく、処理後早い時期の土壌表層における土壌水分の高い方が、残効期間が長い。 背景・ねらい 畑地における土壌処理型除草剤の効果(残効期間)は水田に...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
要約 イチビの開花開始時期は出芽時期とその後の光環境により決定され、発芽能獲得時期は開花時期の遅いさく果内の種子ほど早く、発芽能を獲得してからの経過日数が長くなるほど休眠性は高くなる。 背景・ねらい ...
要約 樹園地の下草管理に適した草種として、テラス面ではヘアリーベッチ、ナギナタガヤ、法面では改良型日本シバ‘みやこ’、セントオーガスティン 、イワダレソウ、ウェデリアが有効である。 背景・ねらい
高...