要約 ワルナスビは外国からの侵入頻度が高く、農耕地・非農耕地において遺伝的に多様な集団を形成している。また、侵入・定着後、近隣の集団や圃場へ根あるいは種子によって拡散する。 キーワード ワルナスビ、雑...
要約 播種前に種子重量の1~2%の水を加えてから水稲用育苗箱に詰めて積み重ねることで、簡便かつ大量に、大豆の出芽率ならびに出芽揃いを高めるための種子水分の調整ができる。 背景・ねらい 発芽勢を高めて出芽...
要約 七面鳥を梨園に50m2に1羽の密度で放鳥することにより、刈り払い機と除草による慣行の除草管理と同程度に雑草を抑制管理できる。 キーワード 七面鳥、雑草抑制、果樹園 背景・ねらい 滋賀県ではサルによる...
要約 沖縄から宮崎の広い地域から収集したハイキビは種子の着粒がみられないことから、種子繁殖性のないことが示唆され、ギニアグラスとの雑種形成による遺伝子の拡散の可能性は極めて低い。 キーワード ハイキビ...
優良シバ型草種の選定と吹付け法による法面等の簡易草地造成技術
要約 センチピードグラスやカーペットグラスは在来(育成)ノシバ等に比べ、広がりが速く早期造成が容易であり、かつ乾物消化率も高い。センチピードグラスは可消化収量が最も高い草種である。そして、法面等の条...
粉末蛍光顔料を用いたアカヒゲホソミドリカスミカメの大量標識法
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメの体表に粉末蛍光顔料を付着して標識し、UVランプまたはブラックライトで蛍光を検出する。本標識法により、カメムシを能率的に大量標識することが可能である。 キーワード アカ...
観光リンゴ園(わい化栽培)に適したカバークロップの種類と定植方法
要約 観光リンゴ園(わい化栽培)の雑草管理として、カバークロップ「リシマキア」「ヒメイワダレソウ」の利用が適する。カバークロップは水稲用育苗箱を用いてマット状に繁殖させ、不織布のマルチ資材と併用して...
散播・密植栽培による高消化性ソルガム「秋立」のロールベールサイレージ調整
要約 高消化性ソルガム「秋立」は、散播・密植栽培により発酵品質良好なロールベールサイレージ調製が可能である。この場合、播種量は8kg/10aが適当である。 キーワード ソルガム、高消化性、bmr遺伝子、散播栽培...
要約 出穂後は牛に採食されないチカラシバが蔓延し、牧草が衰退して生産力が低下し、かつ、景観も悪化した放牧草地に、飼養が容易で景観的にも優れ、いろいろな草木を採食するシバヤギ(30頭/ha)を4月上旬から1...
要約 遺伝子組換えにより作出したグリホサート耐性日本型イネ3系統を用い、環境安全性を評価するため、繁殖性、雑草性、生態系への影響を検討した結果、供試した組換えイネが環境に与える影響は、従来のイネとほ...
要約 ウマノアシガタ一重の偶発実生の中から花弁が八重の形状を示す変異個体を選抜し、花茎本数や花数が多く、花壇や畦畔の景観形成に利用できるラナンキュラス「ガーデンスター」を育成した。 キーワード 八重、...
水田種子繁殖雑草の翌年の発生数を水稲収穫期残草量から予測する
要約 水田種子繁殖雑草の個体群動態モデルにおける変数とパラメータを実験的に求めておくと、除草剤を使用した圃場の水稲収穫期残存雑草の個体数、乾物重および前記パラメータから、翌年、同圃場を除草剤無使用で...
要約 水田に発生するイネ科多年生雑草の繁殖源である茎切片は、湛水後代かきした土壌中に埋没させると、出芽が著しく抑制され、多くの草種は速やかに土壌中で死滅するが、ギョウギシバやチクゴスズメノヒエは、3...
要約 宿根草全65品目107品種および球根類全39品目64品種について露地での据え置き栽培を行い、うち旺盛な生育を示した宿根草および球根類について生育および開花特性を示した。 キーワード 露地、宿根草、球根類...
要約 秋耕を少なくとも2回以上行うと翌年のヒルガオの地上部および根茎の乾物生産は共に抑制される。 キーワード 栽培、雑草類、飼料用とうもろこし、ヒルガオ、秋耕、乾物生産 背景・ねらい 秋耕は作物収穫後の...
要約 ヨーロッパ原産の帰化雑草ハルザキヤマガラシは生育場所の耕起や草刈りの有無によって繁殖様式が異なり、転換畑小麦作では種子繁殖、畦畔では栄養繁殖を主体とした生活史を送る。 背景・ねらい ヨーロッパ原...
要約 遊休化した棚田に山羊放牧技術を導入することにより、土壌を保全しながら植生を管理することができ、遊休地を利用した果樹や小家畜等の生産も可能となる。 キーワード 遊休棚田、雑草管理、土壌保全、山羊 ...
要約 強度があり、流通・施工に耐えるマット植物の条件として、剥離培地の割合が4%以内、引張強度が15kgf以上、たわみ度が4cm以内のものをマット化可能植物と位置づけ、20種24品種を選定した。 キーワード マ...
早期水稲栽培田における多年生雑草ショクヨウガヤツリの塊茎密度低減化技術
要約 早期水稲収穫後の連続耕うんあるいは開花期のグリホサート液剤の散布を2年続けて実施することにより、ショクヨウガヤツリの生存塊茎密度は放任管理した場合のそれぞれ1/15、1/40程度に減少する。1年だけで防...
要約 遊休棚田に繁茂したススキ,イタドリ,クズ等の強勢雑草は,10アールあたり7~8頭の山羊を放牧することにより,約1か月で抑制することができる。その後,1~2頭で放牧を継続すると,約50㎝以下の低草高...