要約 兼業農家や高齢農家を担い手とする中山間地域では、放牧飼養による肉用牛繁殖経営の展開が、遊休農地の解消、農用地管理の省力化、農業所得の向上、農業労働報酬額の向上に有利である。 キーワード 中山間、...
要約 休耕田や耕作放棄地で小規模放牧を行うことにより、化石燃料由来の補助エネルギーの投入量を抑え、エネルギー利用効率の高い草地生産が行える。 キーワード エネルギー収支、計算シート、放牧、ウシ、エネ...
シバ草地は放牧圧が高まり現存量が低下すると相対生長率が上昇し生産力を高める
要約 シバ草地で放牧圧を上昇させると地上部現存量が低く維持されるが、相対生長率は急激に上昇する。この相対生長率の上昇が、放牧圧の上昇に伴うシバ草地の年間地上部生産量の増加に影響する。 キーワード シ...
要約 中山間地域における肉用牛繁殖経営を対象とする、里地放牧技術の診断票である。放牧馴致、家畜衛生と生産、放牧施設整備と安全対策、草地管理、畜産経営の革新、地域農業への貢献の6局面についてチェック...
要約 放牧牛一頭当たり、放牧地:24a、兼用地(ASP):67a、野草地:66aの放牧面積を目安に、草地利用管理体系図に基づいた草地の利用管理を行うことにより、粗飼料無補給型の周年放牧の実施が可能である。 キー...
暖地型牧草パンゴラグラス「トランスバーラ」を用いた集約的周年放牧における季節別放牧可能頭数
要約 トランスバーラは、ジャイアントスターグラスと比較して放牧利用率、採食量に優れ、集約的周年放牧技術と組み合わせることで高い牧養力を示す。季節別放牧可能頭数は、ha当たり春期8頭、夏期10頭、秋期5頭、...
要約 遊休桑園は、伐採、管理放牧、表土処理、マクロシードペレット播種、電気牧柵利用により放牧地化できる。桑園放牧地約150aで黒毛和種繁殖牛5.5頭の輪換放牧では約240日間の放牧が可能であり、舎飼に比べ飼養...
要約 定置放牧条件のシバ型草地では、絶滅危惧植物ムラサキセンブリの自生個体群を回復させるのに秋期休牧プログラムの導入が有効である。また、秋期休牧処理によって種多様性の高い草地群落が創り出される。 キ...
要約 定置放牧条件のシバ型草地では、絶滅危惧植物ムラサキセンブリの自生個体群を回復させるのに秋期休牧プログラムの導入が有効である。また、秋期休牧処理によって種多様性の高い草地群落が創り出される。 キ...
要約 永年牧草であるオーチャードグラスやトールフェスクの寒地型牧草と短年性草種であるハイブリッドライグラスやイタリアンライグラス晩生種を混播することにより、年間収量のみでなく、春期・秋期の収量や栄養...
リードカナリーグラス草地利用と母子分離放牧による黒毛和種飼養技術
要約 母牛だけが通過し子牛が通過しようとしない母子分離ゲートを用いて、子牛の高増体と疾病の早期発見ができる。また、母牛の過肥防止にはリードカナリーグラス(RCG)草地の利用が有効である。 キーワード 飼育...
要約 水田の草地化は、リードカナリーグラスを加えた混播によって促進され、過放牧を避けることで、放牧場からの流出水に問題は起きない。復田する際は、穂肥を減らすことで食味が向上する。 キーワード 水田、草...
要約 棚田等の耕作放棄地においても、放牧及び電気牧柵を経験した牛を用いて、放牧飼養することにより、耕作放棄地の草刈り作業等の保全管理が可能となる。 キーワード 耕作放棄地、放牧、電気牧柵、牧養力 背景...
要約 1つの区画が20aから50aの寒地型牧草を導入した耕作放棄地を合計60~70aになるように組み合わせて、放牧牛を移動して利用する小規模移動放牧方式により、春から夏までは3頭、夏から秋までは2頭の肉用繁...
寒地型牧草を導入した耕作放棄地の放牧条件下における牧草生産量
要約 耕作放棄された水田跡、野菜畑跡及び樹園地跡に寒地型牧草の草地を造成後、5年以上放牧利用した草地でも、700~800kg/10aの乾物生産量を確保できる。また寒地型牧草は、乾物重の構成割合で80%以上あり、良...
要約 集約放牧における乳生産量と土壌中の窒素収支を推定するシステムモデルを作成した。施肥量や放牧強度などの入力値を変更することで、生産量や窒素収支を推定することが可能である。 キーワード 永年草地・放...
要約 遊休化した棚田に山羊放牧技術を導入することにより、土壌を保全しながら植生を管理することができ、遊休地を利用した果樹や小家畜等の生産も可能となる。 キーワード 遊休棚田、雑草管理、土壌保全、山羊 ...
九州の低標高地における周年放牧による低コスト肉用子牛(冬子) 生産
要約 九州の低標高地において、夏期は妊娠中の黒毛和種繁殖牛を暖地型牧草(バヒアグラス)放牧を行い、冬期は授乳中の繁殖牛を寒地型牧草(イタリアンライグラス)放牧を行う無畜舎・周年放牧により、舎飼牛と同...
寒地型牧草の採草地を活用したウインターコントロールグレイジング
要約 オーチャードグラス及びトールフェスク主体の採草地において、12月の放牧開始時の備蓄草地の草量を360DM㎏/10a程度に高めることにより、1頭あたり約45aの面積で黒毛和種成雌牛を12~3月の冬期間、無畜舎、補...
要約 小規模移動方式は荒廃地などの小区画分散地を放牧で利活用するために、放牧地の造成・管理、牧柵設置、給水装置、家畜の捕獲移動、給餌などの個別技術を組み合わせ、放牧家畜と草生産のバランスを取りながら...