要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 低樹高で新規な樹形の‘ハマナス低性1号、同2号’を育成した。‘ハマナス低性1号’は低樹高(約45cm)、赤紫色の一重咲き、多花性である。‘同2号’はさらに低樹高(約30cm)、桃色の八重咲きである。 キーワード ...
要約 出芽時のソラマメに、ウニコナゾールPを潅注して人為的にわい化することにより雪害が軽減される。わい化個体の葉身における雪腐病斑の伸長は無処理個体よりも抑制され、雪腐病抵抗性の強化が雪害の軽減に寄...
要約 カキ「西条」の種子内胚軸にアグロバクテリウム法によりAgrobacterium rhizogenes由来のrolB及びrolC遺伝子を導入すると、わい性の組換え体を獲得出来る。 キーワード カキ、rolB
くりの超低樹高栽培における優良結果母枝確保のための夏季せん定
要約 くりの超低樹高栽培において、新梢伸長期の7月中旬に翌年必要とする結果母枝数の2倍量(約60本)の結果母枝候補枝を残し他を全てせん除する夏季せん定により、優良な結果母枝が得られるとともに冬季せん...
カキ「新秋」のボックス栽培における用土の種類、量および施肥量
要約 カキ「新秋」のボックス栽培では、用土の量は果実品質、収量のバラツキが小さく、運搬の利便性を考慮して25L、用土は粒状培土か真砂土とし、肥料は肥効調節肥料の1回施用、1樹当たり窒素成分7~14gで栽培で...
要約 冬期を中心にイタリアンライグラスの播種時期を移動すると、品種の早晩性にかかわらず9月~11月中旬播種と2月~3月半ば播種の乾物収量が高く、いずれも3番刈りまで可能である。12月~1月の播種は出...
要約 12~1月播きの半促成栽培における「紀州ししとう1号」のハウス栽培の誘引整枝法として、中央に主枝2本、外側に主枝2本を誘引する新改良主枝4本仕立て法が従来の外側4本慣行誘引法に比べて収量性が高く、作業...
万願寺トウガラシのピートモス・活性炭培地による養液栽培における培養液濃度
要約 「万願寺トウガラシ」をピートモス1:杉の活性炭2の混合培地に株間45cmで定植し、園試処方0.5倍液を施用すると5~6月の収量が増加し、園試処方0.3倍液を施用すると7~11月の収量が増加する。 背景・ねらい ...
高知方式湛液型ロックウールシステムによる小ナス「十市」の促成栽培
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによる小ナス「十市」の促成栽培では、実生苗を使用し、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では1.0単位の培、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では1.0...
高知方式湛液型ロックウールシステムによる米ナス「くろわし」の促成栽培
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによる米ナス 「くろわし」の促成栽培では、実生苗を使用し 、育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では1.0単位の培養液を用いることで、育苗の省力化が図られ、土...
高知方式湛液型ロックウールシステムによるシシトウガラシの促成栽培
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによるシシトウガラシの促成栽培では育苗期には山崎ナス処方準拠の0.4単位、本圃では0.6単位の培養液を用い、摘心栽培することで、土耕に比べて著しく増収する。 背景・...
要約 おうとう栽培の省力化が期待される平棚仕立てにおいて、主枝または亜主枝を2~3年間直立させることにより、「2本主枝H形」では3mの亜主枝を、「2本主枝一文字」では4mの主枝を、それぞれ6年間で育成できる。...
要約 スダチは収穫後10℃~20℃の温度下及び光の存在で果皮の脱緑が促進され品質が低下する。高温予措(30℃、18時間)と高ガス透過性袋(トリメチルペンテン系 パック)を組み合わせた貯蔵(5℃)により4か月程度の...
要約 1粒の籾をベルト状に接着された小ブロックに播種し、プールで育苗したベルト一本苗を切取って移植する一連の技術を開発した。種子量・育苗面積の低減化、育苗の省力化、苗ハンドリング性の向上、移植期間の...
要約 クリ栽培において低樹高整枝法は、収量はやや低下するもののせん定時間が短縮され作業危険性が少なくなる。電動はさみやのこ引き主体のせん定方法は、収量や品質を低下させずにせん定作業を省力化することが...
早熟、複合抵抗性のコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育233号」
要約 だいず「十育233号」は、既存品種より早熟な中生の早で、低温抵抗性が強く、ダイズシストセンチュウに抵抗性があり、難裂莢性のコンバイン収穫向き系統である。白目中粒で臍周辺着色の発生が少なく良質であ...
要約 うめの平棚栽培法は従来の開心自然形に比べて収量が増加し、果実が大きくなる。また、収穫作業効率が2~3倍向上し、うめの低樹高化に適した栽培法である。 背景・ねらい うめの収穫作業時間は全体の50%程度...
要約 もも樹「武井早生白鳳」をブロック・ベッドで栽培し根域制限することで、低樹高になり、作業の省力化が可能である。また、果実品質についても、圃場栽培より糖度の高い果実を生産できる。 背景・ねらい
黒色火山灰土壌における根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法
要約 根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法としては、テンションメーターのpF値2.1を潅水開始点とすることが適当である。特に、夏播きニンジンでは、播種後からpF2.1を潅水開始点として1ヶ月管理することで...