要約 中果系カラーピーマンの果実こうあ部の「ひび果」および「尻腐れ果」は、高気温で草勢が良く、果実の肥大が良好な場合に多発し、果実側面の「ひび果」、「変形果」および「小果」は高気温又は低気温、或いは...
要約 夏秋雨よけトマトの不織布ポット栽培において、慣行のかん水量基準に対し1.5倍量の377L/株のかん水を行うことにより果実数と商品割合が増加し増収する。「桃太郎なつみ」では平均糖度5.5、商品果収量1,000kg...
要約 安定したとげなし性を示し、上物収量が多く、果皮のつやが良い長卵形のナス品種‘とげなし紺美’を育成した。本品種の利用によりナス栽培の快適化が可能となる。本品種は特にハウス促成栽培で品種特性を発揮す...
要約 赤肉メロン「ルピアレッド」の実くずれ果発生要因は、収穫近い時期の高温や湿害、硬 盤層による根張り不足、成熟後期の日照不足、着果前の強整枝などにより実くずれ果発生が助長 される。発生抑制のためには...
トマト養液土耕栽培で初期の葉柄中硝酸濃度が果実品質に及ぼす影響
要約 トマトの養液土耕栽培において、初期の樹勢が強すぎると尻腐れ果と異常茎の発生が増加し、逆に弱すぎると角張った果実(通称、ピーマン果)の発生が増加する。この時の樹勢の強弱は葉柄中の硝酸濃度を測定す...
要約 半促成ナスの少量土壌培地耕は、土耕と同等の収量が得られる。収穫開始以降の給液量は、排液が5割程度になる水分管理で収量・品質が安定する。また、窒素・リン酸の施用量は土耕よりも少ない。 キーワード ...
南九州地域におけるパプリカの早熟栽培に適する品種及び播種・定植期
要約 早熟栽培におけるパプリカの大果系品種は、赤色果が「スペシャル」、黄色果では「フィエスタ」が適する。5月から多収を得る播種期は12月中旬、定植期は2月中旬である。 キーワード パプリカ、早熟栽培、品種...
要約 大果系パプリカの多収のための植え付け株数は、10アール当たり3,700株程度とし、主枝2本仕立てで垂直に誘引し、着果開始節は主枝2節とする。主枝着果を基本とし、主枝に着果しない節はその側枝の第1節に着果...
要約 ズッキーニのハウス抑制栽培において、ハウス屋根面を外部遮光し、さらにマルチ資材として地温上昇抑制型フィルムを併用すると、規格外果の発生が少なく、8・9月の前期収量が安定する。 キーワード ズッキー...
要約 道央水田地帯の新興トマト産地を対象に生産者間の収益性の格差について検討した。トマト作導入間もない生産者は経験者に比べて10a当たり40万円の収益低下が生じているが、これは、取引価格の低迷と栽培管理...
要約 半促成トマトで発生する大型花痕、チャック果は1、2段果房では育苗期の気温低下、多窒素で発生が増加する。3~5段果房では基肥の多施肥によって発生が増加する。 キーワード 半促成トマト、花痕、チャック果...
要約 いちご「道南26号」は、収穫始が「宝交早生」とほぼ同等の早生で、平均1果重が重く、上物率が高い。先白果の発生は認められず、中心空洞は「きたえくぼ」より小さい。食味は良好で、日持ち性に優れる。 背景...
トマトのセル成型苗直接定植における生育制御のためのかん水施肥栽培法
要約 トマトのセル成型苗直接定植において、生育制御を容易に行うことができる「かん水施肥栽培法」を開発した。この栽培法は、水と肥料を培養液として常に同時に施用しながら、定期的にリアルタイム栄養診断を行...
養液栽培トマトの低段密植による周年生産システムにおける不織布培地
要約 水耕トマトの低段密植栽培において、従来から利用してきたロックウールスラブに代わり得る培地は不織布と防根透水シートを組み合わせたものがよく、トマトの生育、収量、品質がロックウールスラブに比べて優...
要約 慣行育苗に比較してPeSP苗、サニープラグ苗、セル成型苗等の若苗定植では商品収量が少なく、特にPeSP苗とサニープラグ苗で低収であった。セル成型苗の78セルと32セルでは定植後の生育、収量に差が見られなか...
成果の内容・特徴