ばれいしょ品種「スタークイーン」のジャガイモYモザイクウイルスえそ系統(PVY-T)感染株の病徴
要約 ばれいしょ品種「スタークイーン」のPVY(T,O)感染株の当代病徴は、接種葉にえそ斑点を生じるが、上葉の病徴は不明瞭である。次代病徴のうち、開花期以前に現れる単独のれん葉症状はPVY-Tの感染とは無関係で...
要約 ピーマンの新品種「鹿島みどり」は、TMV-p(PMMoV-J)抵抗性を有した青果栽培用F1品種で、L3抵抗性遺伝子をホモに持ちその抵抗性は極めて強い。果実は中長形で、果色の緑が濃く、果肉が薄く軟らかい。高温期...
要約 市販辛味だいこんの春播き栽培では「たんしん」、「雪美人」が、秋播き栽培では「辛丸」、「たんしん」、「雪美人」が有望である。自生する「野良大根」は、秋播きすることで栽培可能である。 背景・ねらい ...
トバモウイルスで汚染されたピーマン種子の非破壊簡易検出法(直接免疫染色法)
要約 ピーマンの種子におけるトバモウイルスの汚染を非破壊的に検定する技術を開発し、直接免疫染色法(DISA)と名付けた。DISA処理した種子は無処理種子と同等の発芽力を保持している。また、DISAの検出精度はEL...
要約 バレイショ春作・秋作時のウイルス病様症状株から検出されるジャガイモウイルスは、単独感染ではPVYが、2種以上のウイルスによる混合感染ではPVY+PVSが検出頻度が高い。長崎県総合農林試験場・環境部・病害...
Immunocapture RT-PCR法によるジャガイモYウイルスの検出
要約 バレイショ葉から Immunocapture RT-PCR法 によりジャガイモYウイルス(PVY)の高感度な検出を迅速に行うことができる。長崎県総合農林試験場・環境部・病害虫科 背景・ねらい 長崎県のバレイショ栽培におい...
要約 坊主不知ネギ「清心」の茎頂を培養して得られた個体は、SYSV、LYSV、GLVの3種のウイルスが除去されている可能性が高い。それらの個体に、モザイク症状は見られず、品質は良好である。 背景・ね...
要約 「根育31号」は、中生に属する調理用のばれいしょである。「男爵薯」より上いも平均一個重が大きく、上いも重及び中以上いも重が多い。そうか病抵抗性はや上いも平均一個重が大きく、上いも重及び中以上いも...
キュウリモザイクウイルス感染トマトの発病株に対する弱毒ウイルスによる病徴軽減効果
要約 キュウリモザイクウイルス感染トマトのモザイク症状株に弱毒ウイルスを接種すると、ウイルス症状が軽減する。この病徴軽減効果は、弱毒ウイルスに存在するサテライトRNAに起因する。 背景・ねらい キュウリ...
プロベナゾールによるタバコモザイクウイルスに対する抵抗性の誘導
要約 殺菌剤プロベナゾールとその代謝産物であるサッカリンはタバコモザイクウイルス感染に対する全身獲得抵抗性をタバコに誘導する。 背景・ねらい 殺菌剤プロベナゾールは糸状菌や細菌に対する全身獲得抵抗性...
チューリップ微斑モザイク症状に特異的な因子と粒子の性状の血清学的診断法
要約 チューリップ微斑モザイク症状から特異的に分離される感染因子をC. quinoa上で増殖し、これから47Kのタンパク質を有する幅4~8nmの複雑に屈曲したひも状のウイルス様粒子を純化した。さらに、本粒子に...
要約 チューリップのウイルス病様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられる。検定植物の反応から、両者は異なる病原に起因する。両者とも土壌と球根で伝染し、品種間に発病差異が認められる。発病は球根の...
チューリップ微斑モザイク症状に特異的な因子および粒子の性状と血清学的診断法
要約 チューリップ微斑モザイク症状から特異的に分離される感染因子をC. quinoa上で増殖し、47Kのタンパク質を有するウイルス様粒子を純化した。さらに、本粒子に対する抗血清を作製して、血清学的診断法を確...
チューリップ微斑モザイク症状の感染因子の性状と血清学的診断法
要約 チューリップ微斑モザイク症状から特異的に分離される感染因子をC. quinoa上で増殖し,47Kのタンパク質を有する幅4~8nmの複雑に屈曲したひも状のウイルス様粒子を純化した。本粒子に対する抗血清を作製して,...
要約 チューリップのウイルス病様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられ,両者とも土壌と球根で伝染する。両者は異なる病原に起因し,品種間に発病差異が認められる。発病は球根の遅植えで抑制され,土壌の多...
キクとガーベラに発生したトマト黄化えそウイルス(TSWV)の野草での感染状況
要約 キク栽培地帯周辺の主要野草であるコセンダングサとギシギシからTSWVが検出された。これらの野草はTSWVの主要な野外宿主である。 背景・ねらい TSWVはミカンキイロアザミウマ等のアザミウマ類により永続伝搬...
要約 チューリップのウイルス様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられ、両者とも土壌と球根で伝染する。検定植物の反応から、両者は異なる病原に起因する。品種間の発病差異が認められる。発病は球根の遅植...
要約 イチジクのハダニ類に対して登録のあるテブフェンピラド水和剤を7月に散布することにより、効果的にイチジクモンサビダニの寄生密度と被害を抑制することができる。 背景・ねらい イチジクは収益性が高く...
要約 トウモロコシモザイク病のウイルスと、メヒシバなど多年生イネ科植物の持つウイルスは、血清学的にも、またRNAレベルの研究からも同一のものがあり、圃場周辺に生育するイネ科植物が伝染源であることを証...
要約 トウモロコシモザイク病のウイルスと、メヒシバなど多年生イネ科植物の持つウイルスは、血清学的にも、またRNAレベルの研究からも同一のものがあり、圃場周辺に生育するイネ科植物が伝染源であることを証明...