日本短角種の2シーズン放牧を活用して美味しい牛肉を生産する技術
要約 高標高の公共草地で日本短角種の秋子(7,8月生まれ)を2シーズン放牧した後、牧草サイレージおよび乾草を多給して12カ月間肥育すると、慣行の春子による牛肉生産の端境期に美味しい牛肉を出荷することが可...
要約 干拓地の大区画圃場において、緩効性肥料、施肥播種機及び同機に装着可能な農薬散布機を用いて乾田直播を行い、乗用管理機、農業用無人ヘリコプタ、コンバイン体系で10a当たりの収量が 550kg以上、圃場作業...
要約 野沢菜「長・野交21号」は在来の野沢菜に比較して地上部及び地下部に発生するアントシアンが少なく、品質、食味性に優れており、つけなとして加工適性が高い。 背景・ねらい 野沢菜は漬け物として全国的に普...
いもち病抵抗性遺伝子Pi-ta2をもつ水稲「ササニシキ」の同質遺伝子系統「東北IL7号」
要約 水稲「東北IL7号」は「ササニシキ」にいもち病真性抵抗性遺伝子 Pi-ta2を戻し交配により組み込んだ同質遺伝子系統である。多系品種「ササニシキBL」を構成する他の同質遺伝子系統と混合栽培することにより、...
暖地二期作向けのジャガイモシストセンチュウ抵抗性ばれいしょ新品種候補系統「西海26号」
要約 ばれいしょ「西海26号」は、早生で早期肥大性に優れ、いもの外観・食味が優れる暖地二期作向けの食用系統である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、そうか病や葉巻病・Yモザイク病などのウイルス病...
要約 在来のとう菜「勝山水菜」に根こぶ病抵抗性のカブ「77b」を交雑し、「勝山水菜」への戻し交雑によって根こぶ病抵抗性を付与した品種である。 背景・ねらい 福井県勝山市で栽培されている「勝山水菜」は、雪...
要約 サトイモの水晶症状の発生は、品種「石川早生」の子芋に特有に見られ、孫芋肥大にともない拡大し、葉面積が小さいほど助長される。このことから、地上部から地下部に供給される同化生産物の絶対量が不足する...
要約 セリ(島根みどり)のプロトプラスト培養で、島根みどりと形態に差が無くセリ葉枯病(病原菌:Septoriaapiicola)に対し強い抵抗性を示す培養変異個体が得られた。 背景・ねらい 宮城県内で栽培されるセリの主要...
要約 水稲品種の「日本晴」のいもち病抵抗性同質遺伝子系統を育成した。本系統は、6つの異なるいもち病抵抗性遺伝子をもち、生育・収量、品質・食味特性などいもち病抵抗性遺伝子型以外の諸特性は「日本晴」と同...
要約 生協産直取引における需給アンバランスは供給側(農家)よりも需要側(生協)に由来する部分が大きく、その主たる原因は小売価格に敏感に反応する購買行動にあった。今後の需給調整の手段としては、a生協へ...
要約 水稲「奥羽346号」は中長稈の中間型系統で、東北中南部では中生に属する粳種である。本系統は極良食味でいもち病抵抗性が強く、耐冷性、耐倒伏性、白葉枯病抵抗性も強い。千粒重はやや大きく多収で、宮城県...
水稲複合抵抗性新品種「玉系88号(彩の夢)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 耐倒伏性極強、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ・萎縮病抵抗性、良質多収で減農薬栽培が可能な晩生の水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」を育成した。野菜あと等の肥沃地や小麦あと栽培を対象に準奨励品種に...
要約 倒伏や縞葉枯病・いもち病に強く、良質で良食味の水稲新品種「岐系108号」を育成した。本品種の普及により、生産安定と作期の拡大により低コスト化が図られ、一方で、減農薬により環境に優しく安全な食品の...
要約 縞葉枯病、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ(Bph-1)及び穂いもちに抵抗性の病害虫複合抵抗性系統「愛知97号」を育成した。熟期は「葵の風」並で育成地の熟期区分では中生で収量性が高く、外観品質、食味...
要約 水稲「奥羽346号」は中長稈の中間型系統で、東北中南部では中生に属する粳種である。本系統は極良食味でいもち病抵抗生が強く、耐冷性、耐倒伏性、白葉枯病抵抗性も強い。千粒重はやや大きく多収で、宮城県...
要約 穂いもちの発病が多くなるに従い、米の食味は低下する。この食味の低下の原因として、本病の発病による登熟不良とこれによる米中の窒素含量の増加が考えられる。 背景・ねらい いもち病によるイネの被害...
要約 予め皮が剥いてあり、しかも開封容易なフィルム包装によるカットリンゴの製造法を確立した。5度Cで20日間保存後でも褐変度、生菌数、食感、食味や香りがカット直後にほぼ近い状態で保存でき、遠距離への流通...
要約 穂いもちの発病が多くなるに従い、米の食味は低下する。この食味の低下の原因として、本病の発病による登熟不良とこれによる米中の窒素含量の増加が考えられる。 背景・ねらい いもち病によるイネの被害...
要約 「東北IL3,4,5,8号」は、異なるいもち病真性抵抗性遺伝子を導入した「ササニシキ」同質遺伝子系統群である。良食味米「ササニシキ」の減農薬栽培用品種として宮城県において一部「ササニシキ」に代えて奨励...
要約 「東北IL3,4,5,8」は水稲「ササニシキ」にいもち病真性抵抗性遺伝子Pi-k,Pi-km,Pi-z,Pi-ztを戻し交配により組み込んだ同質遺伝子系統である。これらは混合栽培することにより、いもち病の発生を抑制すること...