麦あと湛水散播水稲における「ころび型倒伏」軽減のための水管理法
要約 湛水散播で発生しやすい「ころび型倒伏」は、(1)播種後の落水出芽方式と(2)間断灌水、及び(3)中干しの早期開始による強い中干しを組み合わせた水管理法の実施で軽減でき、登熟向上による収量確保と作業性の...
シラス水田における麦用施肥播種機を利用した水稲の代かき同時施肥播種法
要約 麦用施肥播種機は一部改良することで,水稲の代かき同時播種に使用でき,植代・施肥・播種を一工程で行えるため,作業時間を短縮できる。落水出芽法で播種深度が確保でき,生育及び収量・品質も慣行播種法と同程...
水稲乾田直播栽培におけるシハロホップブチル含有剤を利用した雑草防除体系
要約 水稲乾田直播栽培における雑草防除体系は、播種直後の土壌処理+乾田期の茎葉処理+湛水後の土壌処理の3回処理が効果的である。乾田期の茎葉処理は新規除草剤のシハロホップブチル・ベンタゾン液剤又はシハロ...
水稲の麦後湛水直播における「夢いずみ(熊本3号)」の安定栽培法
要約 水稲晩生種「夢いずみ(熊本3号)」の麦後湛水直播(散播、条播)における播種適期は5月下旬から6月上旬である。平方メートル当たり適正苗立本数は80本程度である。この場合の施肥体系は慣行移植に準じ、追...
要約 開発したパインアップル植付機は、2条植えでマルチ栽培に対応し、加工用、生食用のいずれでも使用できる。1日に30a程度を植付可能で、条間、株間、植付深は栽培基準に適合する。沖縄県農業試験場・経営機械...
要約 乾田直播栽培における約1ケ月に及ぶ乾田期間の除草を効率的、効果的に行うための除草剤の選択および処理体系を策定した。土壌処理剤と茎葉処理剤、または茎葉処理剤2回の組合せで、安定した除草効果が得られ...
要約 天端30cm程度、法面30~70cm程度の水田畦畔の雑草を、法面の幅に合わせて刈幅を調整しながら二面同時に刈り取ることのできる草刈機である。 背景・ねらい 現在、畦畔の草刈は、刈払機による作業が広く行われ...
集落営農型法人の経営受託水田における作業別対応方式と米生産費
要約 中山間地域においても、集落営農型法人の保有労働力を十分活用していく形での作業別対応方式が確立できれば、農地の面的維持とともに、保有機械1台当りの稼働面積の拡大による米の低コスト生産が可能になる...
要約 降雨の多い鳥取県に適する省力技術として、極早生~中生品種を用い、播種量5~6kg/10a、播種溝施肥、除草剤散布4回を基本とする不耕起乾田直播栽培体系を確立し、作業時間を移植栽培の約6割とすること...
サトウキビ畑における除草剤の植溝または株元散布による効率的雑草防除
要約 サトウキビ畑の雑草は、除草剤の植溝または株元散布と中耕・培土との併用により効率的に防除できるとともに、環境負荷軽減が図られる。 背景・ねらい サトウキビ作は、機械化による規模拡大が図られているが...
要約 花きのセル成型苗と自動姿勢制御移植機の利用により、手植えの4分の1の作業時間で、傾斜地でも植え付けが可能になり、大規模景観(お花畑)を省力的に作ることができる。 背景・ねらい 大規模な「お花畑...
要約 乗用汎用管理機を使用した湛水直播栽培体系では、総作業時間を移植栽培体系に比べ70%に短縮できる。また、播種量(乾籾)は、ひとめぼれでは3.5kg/10a、コシヒカリでは 4.5kg/10aとし、出芽揃い期まで芽干しを...
要約 稲収穫後から播種までの間に土壌表層2~3cmを削耕・整地し播種する、三重式不耕起播種機を用いた水稲の直播栽培技術を開発した。播種・覆土精度が高く安定した苗立ちが得られ、条間を25cmとし側条施肥とイネ...
要約 多石礫圃場においても部分耕耘しながら、耕耘部分に一定幅で牧草類を散播できる部分耕バンドシーダを開発した。施肥播種部の機械振動が大幅に緩和されるとともに耕耘条間を狭くすることで、全面耕起法と同程...
要約 公共草地において標高差とチモシーの品種特性を活用すれば、収穫適期幅が拡大でき、効率的な流通貯蔵粗飼料生産が可能になる。刈取った牧草を水分40%以下、6層3回巻きで調製することにより廃棄率の少ない...
要約 てんさいを移植栽培体系から移植直播併用栽培体系、直播栽培体系に移行することにより、小規模階層では省力化、大規模階層、畑野菜作経営においては、所得向上と省力化の可能性が高い。 背景・ねらい てんさ...
要約 ハイクリアランス台車前部に噴頭と噴頭揺動部、後部にホッパー、繰り返し部、エンジン付送風機を装着した噴頭回転式広幅散布機を播種作業、追肥作業、除草剤散布作業に使用すると大区画水田の省力的な水稲湛...
水稲の無粉衣種子を用いた作溝無代かき湛水表面散播直播作業体系
要約 水稲の無粉衣種子を用いた作溝無代かき湛水表面散播直播栽培を体系化した。10a当たりの延べ労働時間は、乗用管理機を利用した作業体系の場合、10時間程度となる。 背景・ねらい 水稲栽培の低コスト技術とし...
水稲の減農薬・減化学肥料栽培の付加価値と取組み事例からみたタイプ別生産・販売の特徴
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培は、慣行栽培に比べ減収しやすいが、安全性や信頼性によりプレミアムを得ることで、高付加価値化による有利販売が可能となる。また、その取組み事例は3つのタイプに分けられる...
要約 公共草地において標高差とチモシーの品種特性を活用すれば、収穫適期幅が拡大でき、効率的な流通貯蔵粗飼料生産が可能になる。刈取った牧草を水分40%以下、6層3回巻きで調製することにより廃棄率の少ないロ...