コンバインベーラによる稲発酵粗飼料用イネの効率的な収穫作業体系
要約 出穂期の異なる「ホシアオバ」及び「クサノホシ」の栽培において、6人組作業によるコンバインベーラ体系により23haの収穫作業が可能となり、既存のミニロールベーラ体系に比べ、作業能率が87%向上し、生産...
要約 アレロパシー活性をプラントボックス法で検定するとソバ属植物に強い阻害作用がある。ソバには,他感物質として没食子酸,ファゴミン,および数種のピペリジンアルカロイドが含まれている。雑草が発生する前...
子実カドミウム蓄積性が高いダイズ品種は幼植物の段階で簡易に検定できる
要約 カドミウム汚染土壌を充填したポットで播種後3週間まで栽培したダイズ幼植物体中のカドミウム(Cd)と亜鉛(Zn)の濃度比から,子実Cd蓄積性が高い品種を簡易に検定できる。 背景・ねらい ダイズの子実へのカド...
要約 大豆栽培でアブラムシ用殺虫剤(粒剤)を条施用するには、播種機に取り付ける施肥装置を改良して薬剤施用装置とし、施肥装置と同様に播種機のツールバーに取り付ける。これにより薬剤施用装置を低コストで導入...
要約 スリット入りマルチと貼付マルチを併用して地温を確保することにより、エダマメの早生品種の4月上中旬からの省力的な直まき栽培が可能で、20~30%のコスト低減がみこまれる。また、機械収穫に適した草姿改...
直播栽培向け低アミロース米水稲新品種候補系統「北海288号」
要約 早生低アミロース系統「北海288号」は、直播栽培において「ゆきまる」より一穂籾数が多く多収である。直播栽培での白米アミロース含量は移植栽培の「あやひめ」並に低く、良食味である。 キーワード 水稲、...
要約 砂丘未熟土におけるエダマメの養液土耕栽培では、播種後約20日目から開花時期までの約20日間窒素・リン酸・カリ濃度を90mg/lで点滴施肥し、その後収穫まで120mg/lの施肥を行うことにより、慣行栽培施肥量(...
要約 大豆栽培の基肥として慣行の速効性肥料に加え肥効調節型肥料LPS80を同時施肥することで稔実莢数が増加し増収する。肥効調節型肥料LPS80の適窒素量は開花期における硫安追肥1.0kg/aに対し50%減肥である。 キ...
酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた飼料イネ湛水直播省力散播栽培法
要約 水稲湛水直播の酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた代かき同時播種または直後播種は、酸素補給剤粉衣籾より出芽は約20%劣るが、播種量を増量し落水出芽することで酸素補給剤粉衣籾と同等の生育収量が得られ、飼...
要約 水稲省力化技術と麦・大豆による複合経営では、直播とロングマット水耕苗技術を組み合わせにおいて所得が高まる。特に不耕起乾直を組み合わせた場合、水稲生産コストを低減し高い収益性が得られる。 キーワ...
アルファルファ「ヒサワカバ」の根釧地域における混播条件と永続性
要約 根釧地域において、アルファルファ「ヒサワカバ」主体混播草地の生産性および植生は5年以上維持される。アルファルファ主体混播草地がアカクローバ混播草地と代替する経済的採算ラインとなる維持年限は5年程...
水稲乾田直播栽培の初期水管理による苗立ち安定と除草剤散布回数の削減
要約 水稲乾田直播栽培において、浸種、播種後走水の処理を行うことで出芽揃い、出芽速度が高まり、播種後8日目以降、早期湛水を行っても苗立ちが安定する。早期湛水を行うことにより乾田期の除草剤散布回数を1回...
ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するダイズわい化病の1次感染時期
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するダイズわい化病の1次感染は、北海道と東北地方北部の異なる地点において毎年ほぼ同時期(5月と6月)に起きる。その原因はウイルス保毒虫の飛来時期が限定されている...
平坦地の秋出しトルコギキョウにおけるロゼット化の低い品種選定
要約 平坦地の秋出し作型(定植期7~8月)において、育苗時に高温遭遇しても抽だい率が高い品種を用いることで、簡易にロゼット化を回避できる。さらに、種子低温処理により抽だい率を高めることが可能である。...
要約 中山間地雨よけ夏どりホウレンソウ栽培において、立枯性病害に対して蒸気土壌消毒が高い効果を示し、近紫外線カットフィルムと防虫ネットの使用で害虫被害の発生を抑制でき、これら技術を組み合わせた体系防...
要約 近年の山形県内における水稲直播栽培は経営内で定着傾向にある。その要因として、播種方式の変化や技術確立により収量が移植栽培並に近づいたことがあるが、一方で、機械の導入により低コスト化が進まないな...
優良シバ型草種の選定と吹付け法による法面等の簡易草地造成技術
要約 センチピードグラスやカーペットグラスは在来(育成)ノシバ等に比べ、広がりが速く早期造成が容易であり、かつ乾物消化率も高い。センチピードグラスは可消化収量が最も高い草種である。そして、法面等の条...
要約 夏季ホウレンソウに有孔紙マルチを利用すると生産が安定する。紙マルチにより、収穫までの期間が短縮されるとともに、生育の揃い及び収量が優れる。また、紙マルチは収穫後に回収し、2作利用できる。 キー...
要約 夏季に育苗を行うパンジー等10品目の花壇苗において冷房育苗を行うと発芽率および成苗率が向上する。冷房育苗の効果は7月中旬から9月上旬播種までの作型において認められ、高温回避による安定生産が望める。...
トルコギキョウ催芽種子の低温処理による10〜11月出し栽培と適応品種
要約 トルコギキョウの催芽種子を6月初旬から摂氏10度で5週間低温処理を行い、その後、寒冷しゃを被覆した施設内で4週間育苗して8月上旬に定植すると、10月から11月にかけて採花できる。この栽培の適応性は、品種...