ウンシュウミカンでの周年マルチ点滴潅水同時施肥法の経済性と導入効果
要約 周年マルチ点滴潅水同時施肥法を導入すると、慣行と比べて極早生で17.5時間/10aの省力効果がもたらされる。マルチ及び点滴潅水装置の追加費用が必要になるが、早期出荷や高品質化による価格上昇で所得は表...
要約 丹波黒大豆を1月中旬まで立毛で置いておくと子実水分が20%以下、茎水分は35%以下まで乾燥しコンバイン収穫が可能となる。大豆・そば用コンバインで収穫すると機械損傷粒は2%以下と少なく、省力大規模生...
要約 加工用キャベツ(業務用)大規模経営における超砕土ロータリ、作畝同時施肥機、改良型全自動収穫機を利用した新技術体系は、慣行体系よりも10a当たり労働時間が8%短縮でき、商品化率が3ポイント向上する。1k...
要約 慣行のレタス作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、クローラ型運搬車装着式トンネル掛け機、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地の栽培においても作業時間は40~50%省力化でき、収量も...
フリージア「ラピッド・ホワイト」球茎の乾式冷蔵処理による年内出荷
要約 フリージア「ラピッド・ホワイト」は球茎を乾式冷蔵することにより促成栽培できる。休眠の破れた球茎を6~7週間8℃で冷蔵した後、10月中旬に定植することにより年内出荷できる。 キーワード フリージア、開花...
要約 無加温ハウス栽培による晩生カンキツ「南津海」の収穫適期は、3月中旬~4月中旬である。安定した果実品質を得るためには、葉果比は15~30とする。果実は湿度80~85%、温度8℃程度の条件下で約50日の貯蔵が可...
要約 強度があり、流通・施工に耐えるマット植物の条件として、剥離培地の割合が4%以内、引張強度が15kgf以上、たわみ度が4cm以内のものをマット化可能植物と位置づけ、20種24品種を選定した。 キーワード マ...
要約 シクラメン栽培の後作として、グロキシニアの球根養成による栽培法を検討した。球根養成は、2月には種し、12月に掘り上げる。12月下旬に球根を植え付け、鉢上げを2月、4月に行うと5月出荷が可能であ...
要約 輪ギクの切花長を60cm程度として短期栽培すると、在圃期間が20~30日短縮できる。短縮日数は品種・作型により異なるが、年間では0.5作程度作付回数が増加できる。短く生産しても切花上部のボリュ...
要約 チューリップ等で用いられている球根掘取機を改良したニホンスイセン球根用掘取機は、従来の手作業能率の8倍である。 キーワード ニホンスイセン、球根用掘取機、作業能率 背景・ねらい 福井県花である越前...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 分解性ポット(サブストレートポット)は小型・軽量で輸送性に優れ、そのまま定植できるため、イチゴの挿し苗に利用すれば育苗および定植作業を大幅に省力化できる。また、窒素中断がしやすく定植後の活着も...
中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
要約 広島県中北部地域におけるシュッコンカスミソウの夏秋季ハウス栽培において、「雪ん子」を5月上中旬に定植すると、一番花を7月中下旬に、二番花を10月上旬に収穫できる。この品種は奇形花の発生が少なく、二...
要約 収穫後のほうれんそう等の根部切断と下葉除去を一工程で行う調製機で、調製精度として、不要な下葉等の8割程度を除去、9割以上の株で適正な長さに根を切り揃えることができる。作業能率は、慣行手作業の最大...
要約 ほうれんそう調製機は、根と下葉を機械的に除去することができる。根は設定値に対して±2㎜の範囲で概ね85%以上の精度で切断できる。下葉等不要葉は80%程度除去可能である。作業能率は、3人作業で慣行作業...
要約 いちじくの露地栽培において、被覆尿素肥料を全量基肥として5年間連用したところ、樹体の生育は慣行の分施と同等であるが、収量は2年目以降からは全量基肥が勝る。 背景・ねらい いちじくの収穫は8月上旬か...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
要約 調理用トマトの支柱栽培方法は、慣行の地ばい栽培に比較して、収穫作業の軽労化が図られる。収穫量は同程度で、汚れ果や腐敗果実が減少し果実調製作業時間が短縮される。 背景・ねらい 岩手県県北地域では、...
要約 電力を必要としない簡易養液栽培装置をパイプハウスに設置し、培地に軽石またはセラミック粒を用いて、養液濃度0.5単位でコマツナを周年栽培すると、夏期は20日前後、冬期は60日前後で、出荷できる草丈25cm...