水稲作期拡大と販売促進を両立させる大規模稲作の直接販売ビジネスモデル
要約 水稲作期拡大に不可欠な水稲品種と栽培法の組み合わせを行いつつ、品種や栽培法ごとに販売先や価格、販促活動などの組み合わせを変えることで、機械施設の稼働率向上による製造原価削減と米の販売促進を両立...
要約 北海道の放牧酪農経営は、飼養頭数が同じ規模層の舎飼経営と比べて乳量水準が低く粗収益が低いにもかかわらず同水準の所得が確保されている。その理由は生産資材投入や労働投入等が少ない等技術構造が違い、...
要約 リンゴ作経営において、摘花剤、無袋栽培、葉とらず栽培、収穫袋など省力技術体系を導入することによって、労働生産性、収益性を低下させずに規模拡大が図れ、他産業並の労働報酬を獲得することが可能である...
肉用牛繁殖経営向けの飼料用サトウキビを主体とするTMR調製・給与技術
要約 飼料用サトウキビサイレージの生産費は安く、サイレージを混合した発酵TMRの発酵品質も問題ない。また、黒毛和種繁殖牛や子牛育成期に給与しても繁殖成績や増体成績に影響なく利用することができる。 キーワ...
要約 TMRセンターを利用すれば、飼料給与労働時間は大幅に減少し、同一規模の北海道平均よりも少なくなる。収益の目安となる乳代-飼料費が北海道平均を上回るためには、個体乳量10,500kg、TMR価格1,100円の場合、...
要約 自動収穫を行う大豆用コンバインロボットにグレンコンテナを搭載した有人軽トラックを併走させ、収穫と同時に排出を行う。大豆用コンバインロボットのグレンタンクが満量にならないように、排出することで連...
要約 農地の面的集積の取り組みは、農地流動化の進捗状況及び農地利用に関する地域の調整・合意機能に応じて、公的機関による隣接地等への斡旋、転作圃場の団地化と耕作一括委託、担当集落設定、担い手間の農地交...
中山間地域における大規模水田作経営の課題と放牧導入効果の試算
要約 中山間地域の経営面積30haを超す水田作経営では、水稲作中心の規模拡大に伴い、長期にわたる長時間労働と畦畔等の管理作業が負担となっている。畜産経営と連携した放牧導入により、労働時間を増やすことなく...
大規模家族経営における農業経営者の高齢化と農業後継者の確保状況
要約 大規模家族経営の農業経営者は団塊の世代が多く、39%の家族経営で同居農業後継者が確保されていない。農業継承が懸念される同居農業後継者がいない大規模家族経営の経営耕地面積は2010年の3万haから、2020年...
要約 刈り取ったキャベツを機上で作業者が選別・調製して大型コンテナへ収容することのできるキャベツ収穫機である。主に加工・業務用のキャベツを精度良く、2.9a/hの能率で収穫することができ、手作業に比べて10...
大規模リンゴ作経営成立のための省力生産・販売一体型ビジネスモデル
要約 大規模リンゴ作経営の生産性・収益性の向上には、常雇の導入による樹園地の適正管理に加え、省力技術体系の導入が必須である。また、外観品質の低下を補う価値を、顧客へ適切に価値伝達しうる直接販売・契約...
雇用型経営におけるGAP導入の経営改善効果と農場生産工程管理のポイント
要約 雇用型経営では、生産活動の計画・点検・改善に従業員が積極的に関与することで意識が高まり、計画的生産の実現を通じて、品質の向上や販売の改善を図ることができる。また、各工程での記録に基づく計画・点...
要約 北海道の水田集落では高齢農家の離農激化、担い手による急速な規模拡大が見込まれている。それを基に水田地域における農地の供給者、担い手を選定すると、2020年には大量の農地が供給され、担い手では家族経...
要約 ダイズの開花期に最も大きな効果を及ぼす遺伝子(E1遺伝子)を単離し、日長に反応してダイズが開花する過程で、この遺伝子が花成ホルモンの一部であるフロリゲン遺伝子を介して開花時期を調節して...
要約 牧草と飼料イネを組み合わせ、1頭当たり約33aの水田で、妊娠牛の約7か月間の放牧が通年可能なモデルである。このモデル導入による繁殖成績は良好で、肉用牛経営では飼養管理の省力化と飼養頭数の拡大がはか...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
繰返し流行した哺乳豚下痢由来豚A群ロタウイルスは遺伝学的に多様である
要約 国内一養豚場で繰返し流行した哺乳豚下痢由来豚A群ロタウイルス(RVA)は遺伝学的に多様であり、この多様性は株の侵入に加え農場内株間での遺伝子再集合によっても獲得される。 キーワード 豚A群ロタウイルス...
要約 茎葉型の飼料イネ専用品種タチアオバの茎葉TDNは冬季でも高く、晩植、出穂期追肥、ストリップ放牧により、水田10aあたり180日頭以上の牛の放牧飼養が可能であり、耕種農家の冬季就農機会確保と畜産農家の家...
林業に活力をもたらすために必要な新しい林業・木材利用のシステム
要約 活力のある林業を創り出すために、木材経営の効率性を高め国際競争力を付けるとともに、自給率を向上させ、同時に林家への利益還元も増やせる、新しい林業・木材利用システムを提示しました。 背景・ねらい ...
不耕起播種機を用いて生産コストを40%削減する水稲-麦類-大豆水田輪作体系
要約 不耕起播種機を用いた経営規模60ha程度の大規模営農において、水稲乾田直播、麦類および大豆の組み合わせによる輪作体系では、気象条件による収量の変動はあるものの慣行体系に比べて労働時間を最大で70%短...