高温水が生成できるCO2ヒートポンプによる生乳のプレクーリングシステム
要約 生乳のプレクーリング用アイスビルダにCO2ヒートポンプを用いる本システムは氷生成時に廃熱を回収し、洗浄に利用可能な80℃の高温水が生成できる。従来方式と比べてエネルギー消費量で約4割、ラン...
ヒートポンプ給湯器の温水を熱媒体として利用した穀物乾燥システム
要約 ヒートポンプの熱源で加温した温水を熱媒体として循環させ、温水コイルを使った熱交換器により穀物乾燥に必要な熱を取り出す穀物乾燥機。乾燥エネルギは灯油を使った循環式乾燥機と比較して約70%を節減でき...
消費エネルギの無駄を削減する循環式穀物乾燥機の籾の適正乾燥作業条件
要約 循環式乾燥機を用いた籾の乾燥作業では、張込み量、設定停止水分、排気の吸引はエネルギ消費を増加させる作業要因となり、通常運転に比べ最大で約6割の消費エネルギ増となる。保守点検などの使用者側の対策...
EOD反応を活用したスプレーギク等の省エネルギー型効率的生産技術
要約 秋冬季のスプレーギクならびにトルコギキョウ施設生産において、日没の時間帯から数時間の温度、光環境に着目した変夜温管理あるいは遠赤色光照射処理により、切り花品質の確保と使用燃料の削減および栽培期...
夏季の花壇苗生産における気化冷却を活用した培地昇温抑制による生育改善
要約 固化培地を用いることでポリポットによる被覆を行わず、培地に向けて送風することで培地水分の蒸発が促進され、気化冷却効果により培地の高温化を抑制できる。この方法によりパンジーおよびミニシクラメンで...
ヒートポンプと温風暖房機の複合加温システムにおける加温特性と省エネ効果
要約 ヒートポンプは、運転開始後、次第に温風温度が低下し、運転を停止するため、設定温度を確保しようと温風暖房機が稼働する。以降、この動作を繰り返し設定温度を確保する。複合加温は温風暖房機単独加温に比...
ヒートポンプ・ハイブリッド暖房方式によるハウスミカンのコスト削減効果
要約 三重被覆した早期加温ハウスミカン栽培において、10馬力のヒートポンプを2台導入しハイブリッド運転することで、重油暖房のみと比較して重油は67.5%削減される。重油単価105円で、電気料金を含めて試算す...
要約 冬季のスパティフィラムの栽培において、午前0時から6時までを慣行の20℃とし、他の時間帯を15℃に暖房する変温管理および暖房容積を縮小するチャンバー暖房は、生育を損ねずに省エネルギーを達成できる。 キ...
要約 ハウス内最低夜温を5℃に下げ早朝から13℃とし、根域温度も夜間10℃に下げ早朝から15℃とする変温管理を行う。日中の換気温度を28℃に、電照時間を延長することで、イチゴ高設栽培において、品質、収量が劣るこ...
冬春キュウリにおけるパイプハウスでの空気膜利用方法及び省エネルギー効果
要約 冬春キュウリにおいて、施設の外張りまたは内張りを空気膜で被覆すると暖房用燃料は30%程度削減され、双方を被覆すると削減率は55%まで高まる。昼間のハウス内気温はやや上昇し、光線透過率はやや低下する...
要約 妻面及びサイドの内張を2重にしたパイプハウスにおいて、天井カーテンにチューブ式カーテンを設置し、夜間のみ閉じて保温すると内張1層に比べ約30%の燃料削減効果が期待できる。促成トマトの栽培では収量...
背景・ねらい
現在、イカ釣り漁業の集魚灯には、主にメタルハライド(MH)灯が用いられているが、MH灯は多量の電力を消費するため、発電機関の燃油消費量も多く、燃油高騰による漁業経営への影響が深刻化して...
要約 昼間の日射量に応じた変夜温管理を行うことで、ピーマンの収量を維持しつつ暖房用の燃料消費量が削減でき、コストを低減できる。 キーワード 促成ピーマン、日射量、夜温、コスト低減 背景・ねらい ピーマン...
要約 極早生ウンシュウ「おおいた早生」の2月下旬加温開始の省エネハウス栽培では8月下旬に糖度(Brix)11、滴定酸0.9%以下の果実となり、暖房燃料の大幅な節減が可能である。 キーワード 極早生ウンシュウ、おお...
要約 3枚の透明なプラスチックフィルムを積層してハウスの被覆資材として用い、空気膜構造の下層2枚の隙間は薄膜流水によって太陽熱の集熱あるいは夜間の放熱を行う熱交換器として機能し、省エネルギー効果の高...
要約 畜産経営に環境会計の導入を図る場合、一般的な畜産経営で想定される環境保全コストは、大部分が事業エリア内で生じる環境負荷抑制のためのコストで、環境会計の導入により、環境保全コストや環境保全効果判...
要約 無加温ハウス栽培による晩生カンキツ「南津海」の収穫適期は、3月中旬~4月中旬である。安定した果実品質を得るためには、葉果比は15~30とする。果実は湿度80~85%、温度8℃程度の条件下で約50日の貯蔵が可...
要約 埋没・砕土性能を向上させたトラクタ直装式の代かき機と、高速作業時の作業機左右傾斜角や耕深の変動が少ないトラクタ三点リンク制御装置。現行機より20~30%高速で、あるいは、同じ速度で作業回数を3回から...
要約 サイロクレーンによる粗飼料の取り出しに始まり、TMRの調製および配飼を全自動で行う装置である。本装置は牛群毎の材料配合割合・給飼量・時刻を制御コンピュータに設定することで、牛群毎のみならず個別...