テンサイ作業受委託の円滑化には農作業支援組織による情報統合と調整が重要
要約 テンサイの作業受託を円滑に運営している農作業支援組織は、生産者、糖業(集荷業者)、輸送業者と互いに情報共有をする際に、支援組織のマネージャーがそれぞれの情報を統合して作業計画等を示しており、この...
予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
土地、労働生産性ともに高いダイコン-サツマイモ畦連続使用有機栽培体系
要約 南九州地域を対象としたダイコン-サツマイモ畦連続使用有機栽培体系は、サツマイモ、ダイコンとも地域平均収量以上の生産量が得られる。本体系のサツマイモ作は単作の慣行より土地生産性が52%、労働生産性が...
地域資源、畦連続使用栽培、緑肥間作を活用した南九州地域の有機畑輪作体系
要約 ダイコン作付前焼酎廃液濃縮液施用、ダイコン作付後無施肥サツマイモ畦連続使用栽培、畦間エンバク間作の組み合わせによる有機栽培体系でダイコン、サツマイモともに慣行栽培とほぼ同等の生産性を複数年得る...
初乳中CD14陽性細胞率が低値の牛は分娩後に乳房炎を発症しやすい
要約 分娩後1週間以内に乳房炎を発症する乳用牛は、分娩直後の初乳中のCD14陽性細胞率が乳房炎にならない健康牛に比較し低値を示す。初乳中CD14陽性細胞率の測定は、分娩後の乳房炎発生予測に利用できる可能性が...
要約 ヒラメは主要な養殖魚であるが、魚病被害が多く、健康状態の把握による感染症監視技術の確立が求められている。そこで、「抗体・プロテインチップ」を応用した診断ツールの開発を試みた。感染で量的変動を示...
要約 北海道後志地方で春季に漁獲されるイカナゴ仔稚魚(通称コウナゴ)のふ化時期と成長を耳石日周輪解析によって把握した。ふ化は3月中旬から4月下旬にかけての間、いくつかの時期に集中して行われ、その時期に...
潜在性乳房炎罹患牛への組換えウシサイトカイン乳房内投与の治療効果
要約 黄色ブドウ球菌性乳房炎の罹患乳房内に、ウシGM-CSFおよびIL-8の単独または併用投与を行う場合、細胞性免疫の亢進がみられるウシGM-CSF単独投与が炎症症状の改善効果は高い。 キーワード 潜在性乳房炎、サイ...
要約 総兼業地域のぐるみ参加型集落営農において合理的な管理運営を実施していくためには、1)作業マニュアルの作成・利用を通じた作業の標準化と効率化、2)圃場別品質管理、3)OJTの仕組みを取り入れた職能別の...
高品質なウンシュウミカンを連年安定生産するための土壌と樹体の一体管理技術体系
要約 ウンシュウミカンの隔年結果を軽減し高品質果実を安定的に生産するための、マルドリ方式および弱せん定・後期重点摘果を中心とした土壌と樹体を一体的に管理する技術体系である。併せて利用できる樹体診断技...
要約 ニホンナシ「幸水」のトンネル栽培において、肥効調節型肥料による県基準8割量の年1回施用は、一樹あたりの収量、果実品質で年4回施肥と同等である。肥効調節型肥料は、施肥労力の省力化が図られるとともに...
要約 ジャーガル土壌における年3作のレタス栽培では、被覆尿素入り窒素肥料を用いた一括全量基肥施用(40N-22.5P2O5kg/10a)、マルチ内15mm点滴かん水、株間30cm、畦幅45cmの1条植で大玉が得られ、且つ環境負荷が少...
環境に配慮した酪農のためのふん尿利用計画支援ソフト「AMaFe」
要約 本ソフトは1戸の酪農家を基本単位とし、飼養頭数、農地の管理来歴データ等を入力すると、基本的なふん尿利用計画とそれに伴う環境負荷発生量(窒素の溶脱量と揮散量)の推定値を画面に表示する。利用者はそ...
環境に配慮した酪農のためのふん尿利用計画支援ソフト「AMaFe」
要約
要約 造成された諫早湾干拓地では、緑肥のすき込みと牛ふん堆肥2t/10aを2年連用すると、全炭素、可給態窒素が露地野菜畑の改善目標値まで改善し、冬キャベツでは目標収量5,600kg/10a程度の収量が得られる。またバ...
背景・ねらい 魚介類養殖業の発展に伴って生産量が増加し,養殖対象種も多様化したことから,魚介類の疾病も頻発かつ多様化してきており,その対策の確立が急務となっている。特に魚病の中でも,細菌性疾病は種類...
要約 アスパラガスの立茎栽培において年間 100 万円以上の所得を得るためには、ハウス栽培で 1200kg/10a以上の収量を確保し、栽培面積 400 坪が必要となる。また、露地栽 培では、620kg/10a以上の収量を確保し、...
選果データ・生育データ等を用いたウンシュウミカン用営農指導支援システム
要約 市販の地図画像データに園地情報及び選果データ等を点マッピング方式によりGIS表示でき、CSV形式による非破壊式選果機からの選果データの取り込み、生育途中のデータをもとにした品質予測及び営農指導...
ウンシュウミカン着花量予測のためのデンプン診断の適正な採取時期と診断基準
要約 ウンシュウミカンの着花量を予測するためには、樹体内のデンプン含有率を、11月中旬~12月中旬の根(径5mm前後の中根)で分析することが適切である。「青島温州」の連年生産のための適正範囲は1~4%と推...
要約 酪農専業地帯で、家畜ふん尿による環境負荷を軽減するには、農家の草地管理と 家畜ふん尿利用を支援する地域的な取り組みが必須である。そのため、農協コントラクタ ーを主体とした具体的な取り組み事項とそ...