要約 水酸化カルシウムを用いて穀物の粉の吸水特性を改変する方法を開発した。処理条件を調節することによって、吸水にかかる時間および吸水量を調節することができる。本法は穀類および疑似穀類全般に広く適用可...
要約 米粉の吸水性は、穴のあいたアルミ容器と水を張ったバットを用いて簡単に評価することができる。米粉は吸水率と吸水時間により分類され、粉砕方法により特徴がある。吸水量が少なく、吸水の速い米粉を用いた...
サツマイモの肉質にはでん粉含有率に加え、水分動態や細胞形態が関与する
要約 蒸したサツマイモの肉質の違いにはでん粉含有率に加えて水分動態や組織・細胞形態の相違が関わっている。でん粉が多く、肉質が粉質傾向のいもでは粘質傾向のいもと異なり、蒸した後も細胞の形が維持され、水...
要約 キャベツの葉の葉脈に対し平行及び垂直方向への引っ張り破壊試験結果を主成分分析することにより、カットキャベツの力学的特徴を示すことができる。カット用キャベツの新しい適性評価法として活用する。 ...
タンパク質含量にフィチン、カルシウム含量を加えた豆腐加工適性評価
要約 豆腐破断応力は、低カルシウム含量の大豆ではフィチン含量と高い負の相関を示し、カルシ ウム含量が高くなるとタンパク質含量との相関が高くなる。タンパク質にフィチン、カルシウム2成分の含量を考慮するこ...
タンパク質含量にフィチン、カルシウム含量を加えた豆腐加工適性評価
要約 豆腐破断応力は、低カルシウム含量の大豆ではフィチン含量と高い負の相関を示し、カルシウム含量が高くなるとタンパク質含量との相関が高くなる。タンパク質にフィチン、カルシウム2成分の含量を考慮する...
要約 少量の子実による簡易な豆腐加工適性(硬さ)評価法を確立した。この手法により、道内品種・系統間に明らかな豆腐の硬さの差異を認めた。また、近赤外分光法を用いて、大豆全粒から豆腐加工適性(硬さ)のス...
大豆タンパク質ジスルフィド結合の蛍光色素標識による解析と豆腐加工適性評価
要約 大豆に含まれる各タンパク質のジスルフィド結合を蛍光色素モノブロモバイメイン で標識し定量解析した。グリシニン(11S グロブリン)塩基性サブユニットと豆腐破断応力の相関が示された。 キーワード 大豆タ...
要約 豆乳抽出率は粉砕大豆の水抽出液の固形分量から、豆腐の硬さは大豆水抽出液のカルシウム凝固率から豆腐製造前に推定できる。 キーワード ダイズ、豆乳、豆腐、抽出率、硬さ 背景・ねらい 国産大豆や有機栽培...
豆腐加工適性評価指標としての大豆タンパク質含量および最大破断応力凝固剤濃度
要約 大豆の種子タンパク質含量は、凝固剤(塩化マグネシウム)濃度を上げた時の豆腐の最大破断応力と高い正の相関を有するが、一般的な凝固剤濃度0.25%で作った豆腐の破断応力との相関は低い。最大破断応力での...
要約 大粒大麦の加工適性を決定する白度と搗精時間(硬度)は、出穂後一定期間は日数の経過と共に向上する。横断面の硬質部(ガラス質部)割合が少なく、粒厚が大きく、窒素施肥量が少ないと加工適性は優れる傾向...
要約 小豆は低温倉庫(15℃以下)での貯蔵により収穫後1年以上の品質保持が可能である。金時や手亡では貯蔵温度の影響を小豆より大きく受けるが、5℃貯蔵によりいずれの豆類でも収穫後2年程度の品質保持が可能であ...
要約 調理・加工米飯の流通及び消費性向を明らかにした。原料米の炊飯特性、冷凍適性、官能評価、貯蔵性と内部成分との関連性を検討し、冷凍米飯の加工適ついて評価基準を策定した。この基準をもとに北海道米品種...
要約 米菓製品の品質に影響を及ぼす原料米の性状について検討し、原料米の特性値より比容積予測式を導いて米菓用の加工適性評価法を確立した。 背景・ねらい 米の理化学的特性は産地や品種だけでなく,施肥量・収...
要約 小麦粉(全粒粉、ブラベンダー粉)の平均粒度と膨潤度を測定し、組み合わせて評価することにより、小麦の硬軟質性およびうどんの官能的品質に関する情報を簡易に得ることができる。 背景・ねらい うどん...
要約 豆乳のゲル化過程を動的粘弾性法により連続測定し、豆腐加工特性を一粒大豆中のタンパク質量で評価した。大豆7S及び11Sグロブリンのゲル化と生成ゲルの物性の差異を明らかにした。 背景・ねらい 豆腐は...