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養蚕農家におけるカツオブシムシ類による繭の食害の発生実態

要約 カツオブシムシ類による被害は製糸工場での乾繭保管中だけでなく、生繭を生産している養蚕農家段階でもその棲息が、又繭検定供用繭にもその被害が確認され、繭質の低下を招いている。 背景・ねらい 最近、製...

農産物直売所に参加する農家の行動と意識の把握

要約 　農産物直売所の運営組織を対象として、参加農家の多様化した行動と意識を把握するため、農家データの定量的分析と定性的分析を組み合わせて行った。 背景・ねらい 　農産物直売所の運営組織をはじめ、多数...

不完全競争モデルと空間均衡モデルの結合による生乳市場分析

要約 不完全競争モデルと空間均衡モデルとを結合し、多地域間の輸送費を考慮した生乳市場の競争と協調を分析できるモデルを提示し、地域間「競争」は完全競争よりも不完全競争において熾烈であること等を示した。...

スギ柱材の低コスト・急速乾燥法の開発

背景・ねらい 建築用木材に乾燥材を使用する動きが急速に進んでいるが、スギ材は乾燥が難しいため、これが利用上の大きなネックになっている。この問題を解決し、大量の乾燥材を市場に供給していくためには、従来...

食品加工産業における水産物需要の特性と企業行動

要約 水産物の供給・消費環境の変化に伴ない台頭が著しい食品加工産業のうち中食産業を対象に、その産業特性の検討と食材需要分析を行うことによって、水産物流通の再編メカニズムを明らかにした。 背景・ねらい ...

桑の食材化とその利用

要約 桑葉は一度茹でることで食味が向上し、調理品としての評価が高く、加工品は、茹でた桑葉の乾燥粉末を利用した麺類、搾汁を利用した豆腐、及び菓子への利用ができ、また、冬期生産の桑葉は葉が小型化するため...

秋冬どりナバナ(オータムポエム)の栽培法

要約 育苗はセルトレイ200穴で20～25日、128穴で25～30日育苗が良い。栽植距離は、8月下旬および9月上旬は種では、株間30cm2条値え、10月上旬は種では、25cm 2条植えが良い。主茎の摘心位置は6～8枚が良い。 背景...

アルストロメリア(リグツ系)の促成栽培法

要約 アルストロメリア(リグツ系)の根株を冷蔵処理し、加温、電照を、組み合わせることにより、3月下旬からの採花が可能である。 背景・ねらい アルストロメリア(リグツ系)は慣行の季咲き栽培を行うと採花が5月下...

ごぼう栽培における各種資材のトンネル被覆効果

要約 やませ地帯の春まきごぼう栽培において、ポリフィルムまたは割繊維不織布(タフベル)をトンネル被覆すると、8月出荷となり作期拡大が図られる。 背景・ねらい やませ地帯における春まきごぼう栽培では、土壌...

軟白チコリーの根株養成と促成技術

成果の内容・特徴

1. 技術・情報の内容及び特徴
   
   1. 品種は晩抽性の「ベアー」、「フラッシュ」、「ズーム」、「ポルシェ」等が
      適する(表1)。
      
   2. 青森県における播種時期は6月上旬～下旬であ...

加工用トマトの不織布利用によるトンネル状被覆の効果

成果の内容・特徴

1. 技術・情報の内容及び特徴
   
   1. 不織布(ベルツーキ、パスライト)及びポリフィルムを用い、トンネル状に被覆しての
      栽培は、改良マルチ畑への苗の植付け直後(4月下旬から5月上...

イチゴの春期保温による早期採苗法

成果の内容・特徴

1. 技術・情報の内容及び特徴
   
   1. 対象品種は「女峰」とし、親株を9月下旬～10月中旬に定植する。
      
   2. 親株の裁植密度は、うね幅2.0～2.5m、株間50～60cmとする。
      
   3. 採苗数...

特産果樹マルメロの生産安定技術

成果の内容・特徴

1. 技術・情報の内容及び特徴
   マルメロ‘在来種’は、若木時代(樹齢約10年未満)の生理落果がひどく、また、
   ‘スミルナ’は、近年市場出荷したものに内部褐変がみられ、返品されるケース...