要約 スズメノナスビは、根から地上部へのカドミウムの移行量が少ないナスの台木種です。シンクロトロン放射光源マイクロビーム蛍光X線分析法を使って、この台木種の根の内皮近傍でカドミウムが高蓄積しているこ...
要約 欧州環境庁のガイドブックに準じ、水田への尿素施肥と黒ボク土畑への化学肥料施肥を加えたアンモニア発生係数を求めました。化学肥料の施肥によるわが国の大気へのアンモニア発生量は1.4万~2.3万トン窒素(...
日本の農地土壌の物理的性質データベース SolphyJ の作成
要約 日本の農地土壌を対象に、土壌統群別・層位別・地目別の基本的な物理的性質データベース SolphyJ を作成しました。基本的な統計値とともに、各項目データの度数分布図や正規性・対数正規性の検定結果などを...
農地由来の硝酸性窒素による地下水汚染リスク評価システムRealNの開発
要約 農地から流出した硝酸性窒素による地下水汚染リスクを、対象地域の土壌・地形的特性および気象条件の変動に基づいて面的に予測するためのリスク評価システムRealNを開発しました。それにより、さまざまな負...
要約 太平洋のマイワシを対象にした回遊モデルを構築し、マイワシ0歳魚のふ化から北上回遊までを対象にした実験を行い、日本南岸で冬季~春季にふ化したマイワシ仔魚が成長しながら回遊し、夏季~秋季に亜寒帯海...
要約 長江起源水が陸棚域環境に及ぼす影響の把握を目的として海洋調査及び既存資料の解析を行った。2009年夏季にProrocentrum dentatumによるクロロフィルa亜表層極大が出現していた。P.dentatumは...
要約 小型マグロを養殖種苗として有効利用するために、高生残率化を目指して、効率的且つ効果的な種苗輸送や短期養成等の技術開発を行った。まき網で漁獲された小型マグロについて、活魚運搬および曳航用生簀別に...
要約 現地の諸条件に応じ、路網・機械・作業システムが一体となった改良型の伐出システムの試験を3箇所の間伐林分において実施した結果、生産性は各箇所とも目標とした10m3/人日を達成し、作業日報に...
要約 開発した包装容器は伸縮性フィルムを展張した合成樹脂製の外装と汎用ホールトレーからなり、イチゴ等の軟弱果実の輸送に適する。従来の包装容器に比べ、果実の物理的傷害を1/4以下に軽減でき、簡易な包装形...
要約 0.2%ゲランガムと標準濃度のMS無機塩を用いて調製したゲルはバラ切り花用の給水資材として優れている。ゲランガムゲルの性能を評価するには、ゲルを遠心ろ過ユニットで遠心し、遊離した水量を測定する方法が...
要約 バラの花弁の展開と成長は主として細胞肥大による。花弁の細胞肥大には、シンプラストとアポプラストへの糖質の蓄積が関与している。糖質の細胞内分布は疎水性溶媒密度勾配遠心分画法とインフィルトレーショ...
要約 フォークリフト等により簡易にロールベールを吊り上げられる荷役具。荷役中のロールベールに生ずる変形は極めて少なく、サイレージ品質劣化リスクの低減およびロールベールの流通合理化が図られる。 キーワ...
要約 エネルギー効率の観点から、バイオエタノール生産に適したテンサイの栽培法は、簡易耕、多収系統の利用、根冠部収穫である。これらの方法を組み合わせることにより、エネルギー効率はさらに向上し、現行栽培...
要約 損傷や質量減少率を抑える品質保持効果があるイチゴ用果柄把持パックである。個別容器は収穫した果柄付イチゴを1果ずつ収容して損傷なく取り扱うことができ、自動パック詰装置は個別容器から果柄把持パック...
要約 玄米のカドミウム集積に関わる遺伝子座(QTL)を、第7染色体の短腕側に同定しました。このQTLは銅、鉄、マンガン、亜鉛の必須重金属の玄米集積には関与せず、カドミウム濃度のみを特異的に高めることがわか...
稲やナスのカドミウム集積は導管にカドミウムを輸送する能力に支配される
要約 稲の品種間およびナス属の作物種間で地上部のカドミウム濃度は大きく異なります。その集積の違いを決定する生理的要因を解析したところ、根に取り込まれたカドミウムを導管に輸送する能力の差異が決め手であ...
サケ卵の媒精から接水までの断水時間が受精・発生に及ぼす影響について
要約 サケ卵の媒精から接水までの断水時間が受精・発生に及ぼす影響について検討した結果、発眼率、ふ出率及び浮上率ともに媒精後0.5時間以内の接水であれば、一般的に行われている媒精直後の接水と差はなく、良...
要約 2005~2007年冬季に山陰・北陸沖において、調査船調査でズワイガニ属幼生を採集するとともに各種海洋観測を行った.得られたサンプルはDNA分析により、種判別を行った。その結果、ズワイガニ及びベニズワイ...
要約 費用対効果の高いアマゴの成魚放流を考えるため、放流から釣獲までの日数及びスモルトとパーの違いが釣獲率(100×釣獲尾数/放流尾数)に与える影響を調査した結果,スモルト、パーともに放流日と釣獲日との...
要約 イネのアクアポリンはその種類により異なる組織に局在する。根では、水輸送において最も抵抗の大きい内皮や外皮に多くの種類のアクアポリンが存在している。葉身では主に葉肉細胞にアクアポリンが局在してい...