摘要 耐倒伏性、高温時の発芽性、冠さび病抵抗性に優れ、えん麦栽培の中心である南九州においては特に高い能力を発揮する夏播用新品種「たちあかね」の普及のための種子増殖と現地実証試験を行った。また、18年度...
摘要 細断型ロ-ルベ-ラ-あるいはカッティングロ-ルベ-ラ-を用いてス-ダングラスのロ-ルベ-ル調製に関する実証試験を行い、ロ-ルベ-ル適性についての知見を得た。また、初期発育性、高消化性、すす紋病...
摘要 目的:病害・障害抵抗性を具備した高品質小麦の開発のため、耐病性、穂発芽性の検定、選抜の強化を図る。 成績の概要:赤かび病の発病は接種時期が遅くなるほど被害が大きくなる傾向であった。判定法として...
摘要 大規模牧草収穫体系における作業平準化のため、また堆肥利用期間拡大のため、牧草地への春播エン麦の導入について検討し、品種比較及び施肥量と収量の関係を把握した。播種時期及び刈取時期の検討と飼料成分...
摘要 本県において栽培適性の高い品種を選定し、より省力的な飼料作物栽培法の検討を行う。中生種ソルガムおよび年内刈りで利用する早生種エン麦の栽培適性調査を行う。 研究対象 暖地型牧草 戦略 土地利用型農業...
摘要 目的:青刈用えん麦について、暖地における適応性の検定期待される成果:耐倒伏性及び収量性に優れた品種の検定・選定得られた成果:耐倒伏性及び収量性等について、引き続き検定を実施中 研究対象 えん麦...
摘要 目的:国及び県の育種指定機関で育成された牧草及び飼料作物の新系統の本県における適応性を検討する。 計画:地域適応性検定 (イタリアンライグラス、エン麦) 前年度の実績:イタリアンライグラス1系...
摘要 「九州9-12号」の3年間の系適・特性検定が終了した。育成系統の乾物収量はどの系統も標準品種としたはえいぶきより多収であり、3年間の平均では「九州9号」が「はえいぶき」に対して108%(82.8kg/a)と多収で...
ロールベール向き暖地型牧草の選定とソルガム類優良自殖系統の育成
摘要 アフリカやアメリカ等海外から収集・導入したギニアグラス遺伝資源385系統・4,345個体の特性調査を踏まえ、これらを素材として、中型作業機械踏圧抵抗性とロールベール適性に優れるナツコマキを平成11年に農...
摘要 極早生、冠さび病抵抗性、耐倒伏性、多収性などを育種目標として九州1号~8号を育成した。このうち、系統適応性検定試験で優れた特性を示した九州2号を8年に「はえいぶき」、九州5号を12年に「たちいぶ...
摘要 系適の結果、九州5号を品種候補として選抜した。九州5号は、既存品種より優れた耐倒伏性、冠さび病抵抗性を備えている。「はえいぶき」に比べて、出穂は7日遅く、乾物収量は同程度である。3ヵ年の生産力...
摘要 えん麦九州9号、10号、11号、12号は試験に必要な種子を得た。九州5号の育種家種子220kgを生産し、大部分を南九州における試作用に配布した。トールフェスク多交配では、地中海型5組み合わせ30母系、ヨーロ...
摘要 1994年交配群では、乾物率と乾物収量ともに「はえいぶき」を上回る系統は少なく、乾物収量が高かった系統の多くは、出穂が「はえいぶき」より遅かった。都城の試験では、「はえいぶき」より多収で乾物率...
摘要 大豆播種前1か月間の湛水処理を行うことにより苗立率が向上するとともに、幼苗期から開花・成熟期にかけてダイズ白絹病の発生が著しく減少する。白絹病の抑制効果は、湛水前に未熟有機物を鋤き込まないか、...
摘要 アルファルファ圃場造成時の雑草対策として、エン麦やチモシーを同伴作物とした播種及び除草剤処理同日施肥播種を行うことにより、雑草割合を30%以下に抑えることができること、造成1年目の乾物収量は4...
摘要 紋別地区の重粘土圃場でえん麦、ばれいしょ、春小麦、てんさい、とうもろこしを7年間にわたって栽培した結果、各作物で窒素施用により収量が増加した。麦類ではリン酸、ばれいしょではリン酸、カリにより収...
摘要 えん麦育成系統九州5~8号は試験に必要な種子を得た。九州5号の育種家種子を生産し、原原種生産のために熊本牧場に管理替えした。トールフェスク育成系統九州10、13号の合成1代種子および九州11号...
線虫抑制効果をもつえん麦近縁野生種(A.strigosa)の育種素材化(146)
摘要 九州3号とA.strigosaの交配後代(F4)の中で、16系統は種子に長い3本の芒を有し、10系統は中~長の1本の芒を有し、種子親(A.sativa)とは異なる特徴を示した。また、九州4号お...
摘要 個体選抜では、出穂性に重点をおき、耐倒伏性及び病害抵抗性を考慮して7年度交配群(F4)から64個体、7年度交配群(F2)から32個体を選抜・採種した。温室で世代を進め、それぞれF6、F4の種子...
摘要 供試材料の中で、ヘイオーツの形態的特性を示した個体は九州3号との交配後代(F3)だけに認められた。しかし、形態的にはヘイオーツの特徴を示さない個体の中でも、出穂期が交配親のA.sativaに比...