アリルアシルアミダーゼ(AAA)遺伝子の形質転換植物における発現(255)
摘要 アリルアシルアミダーゼは除草剤;3-4、DCPA(商品名 スタム)を分解する活性を持つ酵素である。パセリよりクローニングした、アリルアシルアミダーゼ遺伝子をCaMV35Sプロモーターの下流に結合し...
摘要 キュウリ緑斑モザイクウイルスのN末端5アミノ酸を欠失させた変異移行タンパク質遺伝子(■5MP)をタバコに導入し、トバモウイルスの感染を抑制する系統を得た。移行タンパク質は細胞間移行する分子量の限界を...
摘要 システインプロテアーゼは植物の様々な自己細胞死の過程に関与することが知られている。RT-PCR法により単離したシステインプロテアーゼ遺伝子NTCP-23は既に単離されている植物や哺乳類のシステ...
摘要 遺伝子発現モニタリングシステムを利用し、イネの細胞周期の各時期に特異的に発現する遺伝子群を単離し解析した。アフィディコリンを培地に加えてDNA合成を止めた後、薬剤を除去し同調化した。mitotic in...
摘要 本課題の目的は、植物のin vitro形質転換技術を汎用技術として安定して供給できるよう、最適化条件の検討を行うことである。11年度は新規な系としてイントロンーGUSベクターを用いてベクターDNAとアセト...
摘要 ウイルスのCP遺伝子を導入したタバコについて転写後型ジーンサイレンシング系統について解析してきた。この中でジーンサイレンシングの開始が5-8週遅延する系統をさらに解析した。本系統は、生育初期には...
摘要 タバコから単離されたレトロトランスポゾンTto1をアラビドプシスに導入し遺伝子破壊を行うことを試みた。Tto1の導入された形質転換体を作出し、その後代の植物を組織培養することにより非常に効率良く遺伝子...
摘要 植物側の共生窒素固定関連遺伝子のタギング系を作製するため、培養で転移するミヤコグサの内生トランスポゾンの探索及び培養細胞で転移能の確認されているタバコレトロトランスポゾンTto-1のミヤコグサへの...
タバコの感染特異的タンパク質遺伝子群の発現調節機構の解明(221)
摘要 タバコペルオキシダーゼはPR-9に分類される。我々は新規の2種のタバコペルオキシダーゼ遺伝子を単離し、その発現特性を調べた。これらの遺伝子は、傷害または病斑形成によって特異的に誘導された。しかし、...
チオニン遺伝子等の導入による複数病害抵抗性イネの作出(229)
摘要 エンバク・チオニンを高発現する形質転換イネの広範な病害抵抗性を調査する目的でイモチ病に対する抵抗性検定を行った。その結果、エンバク・チオニン高発現によるイモチ病抵抗性の増強は特に認められなかっ...
サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトにおけるサテライトRNAの変異性の解明(296)
摘要 サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトの安全性を確保するため、サテライトRNAの変異性を検討した。遺伝子導入に用いたcDNAから転写してサテライトRNAを作出し、CMVとともにタ...
摘要 タバコPR1aプロモーター及び塊茎特異的発現をするパタチンプロモーターを利用することによりラットCYP1A1を遺伝子を導入した形質転換バレイショは、それぞれバイオンによる発現誘導や塊茎における発現誘導が...
ウイルス遺伝子導入植物における組換えウイルスの検出とその発生解析(301)
摘要 本研究はCGMMVのMP遺伝子導入植物においてRNA組換えにより新規ウイルスの出現する可能性およびその頻度について検討するものである。11年度にはMP遺伝子に変異を持つCGMMVのcDNAクローンを用いてMP遺伝子発...
オーキシン情報伝達遺伝子を利用した植物ホルモン系除草剤選択性作物の作出(317)
摘要 オーキシンは植物の成長調節に重要な作用をするホルモンとして知られている。ホルモンバランスの異常により生育阻害が生じることから除草剤としても活用されている。このようなホルモン系除草剤に対して選択...
摘要 タバコ酸性PR-1遺伝子の発現を制御している可能性のあるタンパク質をコードする遺伝子を単離した。このタンパク質はそのアミノ酸配列の相同性から、エチレンシグナル伝達系で働くEIN3のホモログと考えられ...
摘要 有用遺伝子組換えイネ作出のために遺伝子素材としての感染特異的(PR)タンパク質遺伝子の発現特性の解析、及びプロモーター領域の単離・解析を行う。12年度は、既に我々が単離したタバコ酸性PR1a及びタバコ...
摘要 カキ品種「刀根早生」の果実果頂部に十字型の黒色え死を生じる果皮障害の原因を明らかにするため、果皮障害の接ぎ木伝染性、草本植物に対する伝染性および果皮障害発生樹を接ぎ木接種した樹におけるウイルス...
摘要 ジーンサイレンシングは特定遺伝子の発現が抑制される現象であるが、本機構を利用してウイルス抵抗性作物を開発するための種々の基礎的知見を得る。11年度はコンニャクモザイクウイルス(KMV)の複製酵素遺伝...
摘要 植物ウイルスを農薬で防除することは困難であるが、最近抵抗性誘導剤をタバコに処理するとタバコモザイクウイルス (TMV) によるモザイク症状の発現を抑制することが報告された。抵抗性誘導剤は既に糸状菌病...
根組織における小胞輸送系等の制御による農作物の生理撹乱物質蓄積回避技術の開発(255)
摘要 γ-HCHの分解初発遺伝子linAを単独或いはlinB同時にCaMY 35Sプロモーター下で発現するT-DNA構造を構築し,pROK-LA、pROK-LABをタバコに、pBE-LA、pBE-LA...