摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、 a) 機械除草技術を中心とした「水稲有機栽培技術マニュアル(暫定版)」に高能率水田用除草装置の特徴や操作法及び高精度水田用 除草機やチェー...
生物的土壌燻蒸を活用したホウレンソウ有機栽培技術の体系化と経営評価(アブラナ科植物等による生物的土壌燻蒸の技術的改善)
摘要 カラシナを利用した生物的土壌燻蒸処理のホウレンソウ萎凋病発病抑制効果を検証するため、京都府内の現地農家圃場の別のビニルハウスにて昨年度と同様の処理による試験を行った。その結果、昨年同様、処理...
摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、a) 水稲有機栽培モデル体系を実践した圃場試験では、高精度水田用除草機+米ぬか散布等の抑草技術により高い雑草抑制効果を認め、肥培管理を適切...
カラシナ、エンバク等から生じる抗菌・抑草物質の消毒効果の検証
摘要 植物体内成分で抗菌・雑草生育阻害活性が最も強いアブラナ科植物はカラシナ類であり、その構成成分が土壌微生物に及ぼす作用を検定した結果、Fusarium oxysporum , Rhizoctonia solani, Phytophtora cactoru...
傾斜圃場におけるカラシナの鋤き込みと補助手段の併用による防除効果向上および鋤き込み期間短縮
摘要 水圧補正チューブを用いた散水による土壌還元化による消毒効果を検討した。水圧補正チューブによる散水によって土壌の酸化還元電位は-100mV程度と還元状態になり、鋤込み時に鎮圧するとより還元状態になった...
カラシナ、エンバク等から生じる抗菌・抑草物質の消毒効果の検証
摘要 根から出る物質による植物生育阻害作用が強いのは、カラシナの類とアブラナ類、およびセイヨウナタネ類であった。葉から出る物質による作用が強いのは、カラシナ類であった。揮発性物質による作用が強いのは...
エンバク、カラシナ等の鋤き込みによるキスジノミハムシ抑制効果の検証と効率の良い鋤き込み技術の開発
摘要 「エンバクすき込み密封処理の効果解明」においては、エンバクを施設において栽培し、すき込み・湛水密封処理の後、コマツナを作付けしたところ、エンバク作付け区はコマツナのキスジノミハムシ食害葉率が...
有用微生物等を利用したネギ、ラッキョウ、ナガイモの減農薬高品質多収系統の育成
摘要 特別栽培農産物の防除方法の確立が求められているが、ネギの萎凋病は連作圃場で多発して大きな問題となっている。そこで、圃場における発病抑制効果を微生物資材の育苗培養土処理法および植溝処理法により...
摘要 含イオウ化合物植物を利用した雑草制御手法を開発するため、NMRおよびGC-MSを利用して植物体中に含まれる揮発性成分の分析手法を開発した。これを用いて、コマツナ、キカラシナ、インディアンマスタードを分...
摘要 土壌処理除草剤チオベンカルブの消失速度の変動を、アブラナ科作物の後作圃場に施用した本剤の土壌水中濃度の経時変化で調べた。前作物コマツナ、カラシナおよびダイコン作付跡圃場の土壌水分率と有効水分率...