摘要 果樹を加害するツヤアオカメムシや南方系害虫で定着が懸念されるミナミアオカメムシの発生生態と越冬の実態解明に取り組む。ツヤアオカメムシ発生数は早期発生予測のとおり、少発生が続いた。カイヅカイブ...
環境にマッチする園芸病害虫および土壌・栄養の効率的制御技術の開発
摘要 目的:総合的病害虫管理技術の開発による人と環境への負荷軽減。新規発生、難防除病害虫の防除技術の確立による生産安定、産地の維持強化。園芸作物に発生する生理障害の原因解明と対策技術の確立による生産...
露地あるいは簡易ハウスにおけるナスのアザミウマ類に対する植生管理等による土着天敵の増殖とその活用による害虫防除システムの開発
摘要 露地ナスと施設ナスに発生するアザミウマ類を対象にインセクタリープラント(主に、オクラ、ゴマ)等に発生する土着天敵を利用した管理技術を開発した。また、その技術を地域内で体系化し、マニュアル化を図...
西南暖地の果菜類における農業に有用な生物多様性の管理技術の確立
摘要 (1)ヒメハナカメムシ類のインセクタリー・プラントとして、スィートコーンやオクラの有用性を圃場で評価し、これら天敵温存植物を用いた植生管理技術の実用化や現場での普及性を高めることが可能になった...
西南暖地の果菜類における農業に有用な生物多様性の管理技術の確立
摘要 (1)各県の取り組みで、ソルゴー上でヒエノアブラムシを餌とする捕食者群集が維持されること、障壁としてアブラムシ類に対する侵入阻止効果があることが明らかとなった。また、天敵温存植物として、ソバ、...
(1)農業環境中における有害化学物質のリスク評価手法及びリスク管理技術の開発
摘要 ア 農薬等の環境リスク評価手法及びリスク低減技術の開発1)有機化学物質のリスク評価手法の開発 平成19 年度開発した有機化学物質の地球規模での汚染拡散を評価できるマルチメディアモデル(NIAES-MMM)...
摘要 世界に広く分布するオオタバコガは従来わが国では農作物に顕著な被害を引き起こすことは少なかった。近年、東アジア・オーストラリア等で多発生が続いているが、四国をはじめ西南暖地でもトマト、オクラなど...
摘要 肥料成分の溶脱防止技術を開発するため、農環研・畑圃場を使用して、夏作としてトウモロコシ、ナス、オクラ、冬作として白菜を栽培し、肥料の種類および施用量、マルチの有無が窒素の流出にどのように影響す...
摘要 陸域生態系から大気中への硫黄化合物の放出量に占める植物の役割を明らかにするために、各種植物から大気中へ放出される含硫ガスの組成およびフラックスを測定した。水耕栽培した32種類の植物を用いて、植...
摘要 本年度は高強度降雨時の硝酸イオン溶脱防止技術として、高畦マルチの効果について検討した。作目はオクラ及びトウモロコシ、処理として無施肥/施肥、マルチ(畦高10及び40cm)/非マルチを組合わせた...