摘要 野生動物から人獣共通感染症病原体を検出するために、野鳥、ニホンジカ、イノシシの検体を計300以上収集した。 大腸菌を細菌のモデルとしてデータベースを設計・構築し、豚由来2,476株の全ゲノム解析に...
摘要 国内の牛由来パスツレラ菌について、2010 年以降の分離株の薬剤耐性率の上昇を確認し、特定の遺伝子型菌の耐性化が関与していることを明らかにした。ブルセラ属菌の生菌培養を経ずに2種類のブルセラ属菌の...
摘要 生産段階における食の安全を確保するための簡易かつ特異性の高い診断手法の開発に関しては、 a) 薬剤耐性菌の世界的な発生起源ともいわれるインドの環境由来大腸菌のプラスミド全塩基配列を解析することによ...
摘要 生産段階における食の安全を確保するための簡易かつ特異性の高い診断手法の開発に関しては、a) 腸管出血性大腸菌多様性獲得因子について、ゲノムから挿入配列の切り出しを促進する因子であるIEEは環境応答(...
家畜由来サルモネラにおける細菌学的疫学マーカーのデータベース化
摘要 牛由来S.Typhimurium, ニワトリ由来S.Enteritidisなどの家畜由来サルモネラについて、遺伝子型および薬剤耐性プロファイルに基づくデータベースを構築し、当該データベースが流行型の変化をモニタリングする...
摘要 生産段階における食の安全を確保するため、汚染要因のリスク評価や簡易かつ特異性の高い診断手法の開発に関しては、a)サルモネラ血清型迅速同定法として、主要7血清型を迅速に判定可能なマルチプレックスPCR...
家畜由来サルモネラにおける細菌学的疫学マーカーのデータベース化
摘要 牛由来ST 545株のマイクロサテライト解析(MLVA)によるプロファイルおよび薬剤耐性プロファイルを解析し、データベースを構築した。さらに、鶏由来S. Enteritidis 30株のパルスフィールド電気泳動(PFGE)...
[完了課題]、バクテリオファージによる家畜病原性細菌制御法の開発
摘要 目的:家畜の薬剤耐性菌感染症は、死亡・廃用などにより生産性の低下を招き、大きな損失に繋がっており、畜産物の生産性向上および安全性の確保の障害となっている。今回の研究では、薬剤耐性菌殺菌能を持つ...
摘要 目的:鶏を用いて抗コクシジウム卵黄抗体を作り、牛に給与する手法を確立して、抗菌剤を使わず薬剤耐性出現リスクのない予防技術を開発する。、期待される成果:下痢による子牛死廃率の低減と農家の経済的損...
摘要 無機カプセルからの薬剤の放出を精密に定量した結果、炭酸カルシウムカプセルが最も良好な結果を示した。薬剤耐性マーカーを付加したSalmonella Enteritidis を作成し、感染実験の準備が整った。
摘要 目的:鶏を用いて抗コクシジウム卵黄抗体を作り、牛に給与する手法を確立して、抗菌剤を使わず薬剤耐性出現リスクのない予防技術を開発する。、期待される成果:下痢による子牛死廃率の低減と農家の経済的損...
摘要 1)腸管出血性大腸菌の排菌を抑制する新規生菌製剤を開発するため、牛用生菌剤評価系を検討した。牛ふん便液経口投与により牛腸内フローラを導入したSPF鶏ヒナにおいては大腸菌O157の定着性が改善された。...
摘要 (1)サルモネラが薬剤耐性を獲得するメカニズムを明らかにするため、サルモネラ(Salmonella Dublin)の薬剤耐性に関与する3つのプラスミドの全塩基配列を明らかにするとともに、今後の遺伝子機能解析のため...
摘要 背景・目的:平飼養鶏において,コクシジウム症の発生は経営圧迫の大きな要因となっており,そのため通常ブロイラー用配合飼料には抗コクシジウム剤が配合されている。しかし,近年それに起因する薬剤耐性が...
摘要 早熟弱毒コクシジウム株は病原性は低いが免疫原性も低いため、ワクチンとして使用することが現在できない。そこで本株の鶏への投与法方の改良や各種抗原との併用の検討及びマーカーの検索を行い、ワクチン株...
摘要 鶏コクシジウムから早熟化操作により得られた弱毒株のワクチン応用への可能性を検討した。ブロイラーに対する病原性は採卵鶏に対するものと同様に低下していた。弱毒株は薬剤耐性野外株との間で交雑が成立し...
分子生物学的手法による病原性原虫の動態解明及び排除技術の確立(36)
摘要 家畜排泄物を高品質の有機資材に転換する際にはコクシジウムを主体とする病原性原虫の排除が大きな課題となる。本研究は有機資材製造過程における原虫の動態の解明、原虫種の薬剤耐性株の同定をDNAレベル...