摘要 目的:りんどう栄養繁殖系品種の原体を組織培養で維持する際、ウイルスに保毒していないことが望まれる。またF1品種の採種用親系統の場合も、種子生産能力の低下や親株選抜時のノイズになることなどを考慮す...
摘要 ウイルスの外被タンパク質遺伝子を逆位反復に導入したタバコは、次世代でもウイルス抵抗性を示し、このウイルス抵抗性はRNAの発現量に関係することを明らかにした。植物側の遺伝子2種をジーンサイレンスによ...
摘要 目的:葉たばこ栽培では作付け後のポリマルチの処理が問題となっており、土壌微生物により分解され環境に対する負荷が少ない生分解性マルチ資材の問題点である初期生育の確保とすき込み方法について検討する...
摘要 麦,野菜,たばこの後作に安定多収で,良食味品種の育成を目標に実施している。具体的には7月下旬植で10月収穫が可能な良食味,多収品種の育成でこのための条件は短期登熟性が必要であるため指定試験地...
植物におけるレドックス制御の分子機構の解明とその農産業への応用
摘要 植物体における酸化還元(レドックス)調節は、発芽、生長、開花、結実といった生理作用に深く関わっていることが示されている。ここでは、このような生理作用の分子機構を解明するとともに、それを園芸・農...
ジーンサイレンシングを利用した高度ウイルス病抵抗性植物の作出
摘要 ウイルス遺伝子導入によりウイルス病抵抗性の花きを開発し、低農薬栽培で安定生産を可能にする新品種の育成を目指す。トルコギキョウを材料とし、ジーンサイレンシングを利用してウイルス病に全くかからな...
21.九十九里海岸地帯の適作物・作型の開発(4)ミニトマト異形株の早期発見技術の確立
摘要 旭市における主力品種「ピュアルージュ」(日本たばこ)の育苗段階での異形株の早期診断技術について、種苗会社からすでに示されている診断指針の実用性と併せて検討した。鉢上げ後、供試した株のうち、約13...
摘要 本県で獲得したメロン由来エチレン受容体遺伝子の導入による、植物のエチレン感受性低下技術の開発および有用形質付与のための基礎的知見を得る。実験植物のタバコにメロン由来エチレン受容体遺伝子を導入し...
葉たばこと新作目の組み合わせによる中山間地域(阿武隈)農業の確立
摘要 (1)中山間地域に適した新作目の栽培技術の確立 1)リンドウ栽培技術の検討 2)リンドウ導入の経営評価 農業試験場で育成した有望40系統について、阿武隈山間地域での生育データを整備して、3系統を品...
摘要 目的:りんどう栄養繁殖系品種の原体を組織培養で維持する際、ウイルスに保毒していないことが望まれる。またF1品種の採種用親系統の場合も、種子生産能力の低下や親株選抜時のノイズになることなどを考慮す...
サトウキビ、イモ類等遺伝資源の有用特性評価及び利用技術の開発(721)
摘要 サツマイモの塊根内で発現する遺伝子のcDNAライブラリーを使って単離したアントシアニン転写活性化遺伝子断片sp1とsp2の塩基配列を決定した。これらは、タバコの葯で特異的に発現するmybタイプの転写制御遺...
摘要 「セイマリン」を用いて確立したキク形質転換の諸条件(アグロバクテリウムの系統、接種条件、選抜用抗生物質の濃度等)が他の品種にも適用可能かどうかを検討した。その結果、供試した31系統のうち26系統で...
摘要 グルコースデヒドロゲナーゼホモログ遺伝子をコシヒカリに導入し、ノーザンにより遺伝子発現を確認した。「湖南早」の高再分化遺伝子を戻し交雑で導入したコシヒカリを3年間圃場で栽培した結果、親と同等の...
摘要 ウイルス外被タンパク質遺伝子をジーンサイレンシングの標的とするタバコを作出し、タバコにおいてウイルス抵抗性をもたらすことを確認した。植物細胞内の重要な蛋白分解装置であるプロテアソームを精製し、...
シロイヌナズナ等における乾燥等の環境ストレス応答及び耐性の分子機構の解明
摘要 シロイヌナズナの転写因子の遺伝子DREB1Aを構成的に過剰発現したタバコとストレス誘導的に過剰発現させたタバコを得た。シロイヌナズナで得られた結果と同様に、35Sプロモーターを用いると成長阻害が起こる...
摘要 i)形質転換が難しいキクにおいて、品種「セイマリン」の葉片を用いて、従来法より数十倍転換効率が高い(2-7%)形質転換系を開発した。従来法との違いは、アグロバクテリウム溶液を高濃度にする、溶液への...
ジーンサイレンシングによるウイルス抵抗性作物の開発技術(143)
摘要 ジーンサイレンシングは特定遺伝子の発現が抑制される現象であるが、本機構を利用してウイルス抵抗性作物を開発するための知見を得る。12年度はコンニャクモザイクウイルス(KoMV)の複製酵素遺伝子の成分(NI...
摘要 植物の師部は養分の転流等を行う重要な組織であるとともに、害虫や病原菌による被害を受けやすい部位である。本研究では植物の遺伝子組換えに利用可能な、師部に特異的な遺伝子の発現を制御するプロモーター...
ゲノム解析のためのDNA塩基情報の解析および新たなDNAマーカーの開発(439)
摘要 クロマツの葉緑体DNAを元として、プライマーを設計した。それらのプライマーをマツ科樹木のDNAに対しPCRによる増幅を試みた結果、マツ科樹木で葉緑体DNAのほぼ全域を増幅できた。その結果、葉緑...
サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトにおけるサテライトRNAの変異性の解明(296)
摘要 サテライトRNA遺伝子を導入したウイルス抵抗性トマトの安全性を確保するため、サテライトRNAの変異性を検討した。遺伝子導入に用いたcDNAから転写してサテライトRNAを作出し、CMVとともにタ...