2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...
摘要 目的:機能性成分を含有し食味の良いカンキツ新品種を育成する。また、育種素材として用いる既存品種について、機能性に関する基礎的なデータを蓄積する。 [結果の概要] ①‘津之輝’‘みはや’等を種子親に、‘...
(1)機能性に特徴を持つ品種の育成、1)高ビタミン・高リコペンの病、 害虫抵抗性トマト新品種の育成
摘要 品質が低下しやすい高温期においても糖度が7以上で食味が良く、日持ち性が高く、機能性成分(ビタミンC含量30mg/100gFW、リコペン含量5mg/100gFW以上)が多く、収量性があり、TMV、萎凋病、半身萎凋病...
早熟性で食味が優れるカンキツ系統「口之津26号」及び成熟期の異なる食味の優れる「興津55~58号」、「口之津33~48号」の地域適応性の検討
摘要 「口之津26号」は果実品質が優れ、エイジング処理を行った結果、トゲが著しく短く少なくなってきており、次年度には早熟性カンキツの新品種候補になる予定である。「口之津41号」の果実品質はヒュウガナツと...
摘要 落葉果樹の品種改良を目的に、新たに4,200個体の交雑実生を作出し、リンゴ、ブドウ、核果類等33選抜系統の系統適応性検定試験を実施した。そのうち、早生で食味に優れ、剥皮性の良い「クリ筑波36号」が新品...
摘要 i)蒸切干し用の新品種候補系統として「関東119号」の適性を評価したが、収量性が不十分であり、新品種とすることを断念した。ii)蒸切干し用の新配付系統として、複合病害虫抵抗性を有する「関東125号(旧系...
成熟期の異なる食味の優れるカンキツ系統口之津24、26号、興津52号の地域適応性の検討
摘要 「口之津24号」は、果皮が赤橙色、果面は平滑で外観が良く、高糖度で甘みが強く食味良好な早生系統であり、普及の可能性があることから新品種候補とした。「口之津26号」は減酸が早く早熟であり、剥皮容易で...
成熟期の異なる食味の優れるカンキツ系統口之津24~32 号、興津50~54 号の地域適応性の検討
摘要 「興津51号」は大果で糖度が高く食味が優れ、新規性のある風味で3~5月出荷用として有望と判断され新品種候補とすることになった。「口之津24号」は外観が綺麗で食味良好であるが、裂果、トゲ等の問題、「...
摘要 i)青果用サツマイモ新品種候補系統「関東116号」を育成した。本系統は、糊化温度が50℃程度である低温糊化性澱粉を含み、迅速調理が可能で、利便性を有する青果用としての利用が期待される。ii)良食味で多収...
摘要 i)17組合せの交雑を行い、1,271粒の交雑種子を獲得した。ii)養成している実生835個体について果実形質、樹体の諸性質の調査を行い、678個体を淘汰し、食味、樹体の諸性質の優れる5系統を選抜した。754個体...
摘要 近年カロテンやアントシアニンの鮮やかな色だけでなく機能性が消費者の関心を集めている。かんしょにおいても、主に九州地域でカロテンやアントシアニンを含む品種が育成され、関東・東海地域でもこれらの品...