夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 2)普及拡大に向けた現地適応性及び病害虫発生動向の把握 ア 各地域における病害虫発生動向の把握
摘要 目的:標高別に病害虫の発生動向を確認する。 成果:標高の異なる3か所で病害虫の発生動向を調査し、病害では萎黄病、炭疽病、灰色かび病の発生が認められたが、特異的に発生する病害は認められなかった。...
摘要 目的:イチゴの栽培期間を通したアザミウマ類、およびハダニ類対策について総合的防除体系の構築を目指す。 成果:ヒラズハナアザミウマは、秋侵入型と春侵入型の2つの発生様式があることを確認した。秋侵入...
摘要 トビイロウンカの防除薬剤として、ジノテフラン液剤外2薬剤の効果が安定しており、普通期水稲の本田散布剤として有効であることを確認した。ミナミキイロアザミウマ及びヒラズハナアザミウマの薬剤感受性...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
3)病害虫の発生生態の解明及び防除技術の確立 、ア 夏秋どりいちご栽培における効率的な病害虫防除体型の確立
摘要 目的:イチゴ炭疽病に対する効果的な防除体系の確立。さまざまな防除資材をりようした効率的なアザミウマ類防除技術の開発。イチゴ炭疽病、アザミウマ類に対する総合防除体系の確立。 、成果:いちご‘なつお...
トラップ植物を利用したミカンキイロアザミウマおよび黄化えそ病防除法の開発
摘要 目的:パプリカ栽培においてミカンキイロアザミウマに対して、誘引作用を示す植物(トラップ植物)を利用した新たな防除法を開発する。 、成果:現地調査の結果、6月にはミカンキイロアザミウマの発生が多い...
摘要 目的:施設カンキツ栽培では、ミカンハダニ、アザミウマ類が果実を加害し、著しい品質低下を招いている。2種害虫とも、多くの薬剤に対し抵抗性を発達させている上、施設栽培では使用できる薬剤が限られるこ...
寒冷地における良食味四季成り性品種定着のための夏秋どりイチゴ栽培技術の確立
摘要 目的:四季成り性品種を利用した夏秋どりイチゴの生産安定技術を、東北地方の各研究機関によるプロジェクトにより開発する。その中で福島県は、防除が困難なダニ類の効果的な防除技術の開発と、普及性が高い...
摘要 目的:イチゴの夏秋どり作型における高設栽培技術及び害虫防除技術を開発し、高品質・安定生産技術を確立する。、結果:(1)イチゴのナミハダニに対してアセキノシル、シフルメトフェン、ビフェナゼートは高...
52.園芸作物等における難防除病害虫の効率的防除技術の確立 (4)減農薬野菜生産のための総合的防除技術の確立
摘要 目的:北東北の冷涼な気候を利用し、化学合成農薬の使用量を削減した環境保全型防除法を確立する。ここでは、トマトのヒラズハナアザミウマに対する天敵の防除効果を明らかにし、農薬登録の資料とする。方法...
野菜・花き類に発生する昆虫媒介性ウイルスの総合防除技術の開発
摘要 1 農業生態系における作物・雑草・媒介虫・ウイルスの相互関係の解明 閉鎖系実験からミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマは餌の奪い合いによる競合作用があることを明らかにした。キク感染親株お...