摘要 イチゴの育種では、新しく炭疽病抵抗性を有する13系統を選抜した。 また、宮崎農試方式高設栽培において本県主要品種である「さがほのか」の栽培方法よりも肥料と水を多くして栽培したときの、他県等育...
果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害について,中下位葉重点防除,品種抵抗性及び化学剤や気門封鎖...
新品種育成普及促進事業 1 野菜新品種育成及び地域適応性検定試験 (1)イチゴの新品種育成
摘要 目的:炭疽病などに対して耐病性を有し、大果・良食味、良日持ち性で、「いばらキッス」より早生・多収量の品種育成を目標に交配・選抜を行う。 成果:「生研11号」について、対照品種と比較して有用な形質...
摘要 目的:イチゴ炭疽病に強い「いばらキッス」を育成するため、抵抗性遺伝子を集積した炭疽病抵抗性母本を作出する。 成果:炭疽病抵抗性品種同士の交配を繰り返した、多重交雑実生個体から、炭疽病抵抗性を示...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (7)いちごの新品種育成(促成用新品種の育成)
摘要 目的:早生性、多収性、耐病性などの特性を有しかつ食味の優れるイチゴ新品種を育成する。 成果:2016年交配の3系統を特性地検定試験2(5年次)に、2017年交配の9系統を特性検定試験1(4年次)に、201...
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (5)炭疽病耐病性マーカー開発による育種選抜システムの構築
摘要 目的:ゲノム情報を利用して炭疽病耐病性マーカーを開発するとともに、マーカーにより選抜可能でかつ炭疽病耐病性個体を効率で出現できる優良交配母本を育成する。 成果:培養苗を用いた再現性のある炭疽病...
夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 2)現地実証と栽培マニュアルの作成 イ 栽培マニュアルの作成
摘要 目的:「長・野53号」を栽培する上で注意すべき病害虫とその防除法についてマニュアルに記載する。 成果:標高の異なる現地栽培圃場の巡回調査を実施した結果、イチゴ炭疽病(Colletotrichum acutatumの発生...
東信地域の野菜などに関する素材開発研究 2)東信地域の作物に対する病害虫防除試験 ア 葉洋菜類の糸状菌病害に対する効果的な防除対策の確立
摘要 目的:現地で問題となるハクサイ炭疽病、ブロッコリー黒すす病、レタスべと病などを効果的に防除できる体系を構築する。 成果:ハクサイ炭疽病の発生生態を調査した結果、盛夏期に発生が増加することを明ら...
1.受託研究事業 1)育種素材の調査事業 ①イチゴの育種素材の検討
摘要 [目的]久留米系統および安濃系統の萎黄病、うどんこ病および炭そ病抵抗性を検定し、育種素材として の有用性評価 [方法]萎黄病は汚染ほ場の利用、うどんこ病は自然発生、炭そ病は病原菌接種により検定を...
オリーブ安定生産技術の開発 5) 品種に関する試験 (1) 有望品種の選抜
摘要 2018年3月にスペインのコルドバ世界オリーブ遺伝資源バンクより炭疽病抵抗性等に優れる25品種の穂木を導入し、それぞれ、「ルッカ」、「マンザニロ」、「ネバディロ・ブランコ」、「ミッション」の苗木に接...
広域連携型農業研究開発事業 (6)イチゴ炭疽病耐病性品種の耐性機構解明と減農薬栽培技術の開発
摘要 目的:輸出向け新品種「ななつぼし」を栽培し、AI活用による栽培技術と減農薬栽培のマニュアル化に資する。 成果:育苗ほ場及びハウスを整備し、栽培可能な条件を整え、イチゴの生育や病害虫の発生、ハウ...
夏秋どりイチゴ新品種「サマーリリカル(長・野53号)」の普及推進を後押しする安定生産技術の構築 2)普及拡大に向けた現地適応性及び病害虫発生動向の把握 ア 各地域における病害虫発生動向の把握
摘要 目的:標高別に病害虫の発生動向を確認する。 成果:標高の異なる3か所で病害虫の発生動向を調査し、病害では萎黄病、炭疽病、灰色かび病の発生が認められたが、特異的に発生する病害は認められなかった。...
新品種育成普及促進事業 1 野菜新品種育成及び地域適応性検定試験 (1)イチゴの新品種育成
摘要 目的:本県の促成栽培に適する品種を育成する。 成果:生研11号は、食味、早生性に優れるが、暖候期におせ果が発生することから、園芸研究所で継続調査となった。生産力検定では、早生で炭疽病にやや強い1系...
摘要 目的:イチゴ炭疽病に強い「いばらキッス」を育成するため、抵抗性遺伝子を集積した炭疽病抵抗性母本を作出する。 成果:炭疽病抵抗性DNAマーカーFP0271(「かおり野」由来)について、炭疽病耐病性系統「か...
本県主要果菜類病害に対する新規防除技術開発のためのマイコウイルスの検索
摘要 目的:クリの胴枯病菌のマイコウイルスによる防除方法を参考にして、新たにメロンつる割病菌やイチゴ炭疽病菌等からマイコウイルスを探索する。 成果:植物病原菌等の約2,000菌株からマイコウイルス感染株を...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (7)いちごの新品種育成(促成用新品種の育成)
摘要 目的:早生性、多収性、耐病性などの特性を有しかつ食味の優れるイチゴ新品種を育成する。 成果:2016年交配の3系統を特性地検定試験2(5年次)に、2017年交配の9系統を特性検定試験1(4年次)に、201...
8園芸作物の新品種の育成と選定 (10)いちごの次世代型品種育成手法の確立
摘要 目的:種子繁殖性や超多収性、周年栽培適応性などに優れた特性を有するイチゴ品種の育成手法を確立するため、重要形質の遺伝様式の解明や特定形質に優れる自殖系統の作出、効果的・効率的な季性判別手法の確...
ナシの病害虫防除技術の開発 1)ナシ新品種「玉水」における病害抵抗性の解明
摘要 目的:新品種である「玉水」の安定栽培に必要な防除対策技術の確立のため、主要病害の黒星病及び品種間差が大きい炭疽病等に対する抵抗性を解明する。 成果: ・黒星病接種条件下では、「玉水」の発病は「幸...
オリーブ炭疽病簡易検定法の開発 1)オリーブ炭疽病簡易検定法の開発
摘要 目的:県オリジナル品種や、その他導入品種の炭疽病に対する感受性を早期に評価するための方法を開発する。 成果:炭疽病の発生が少ない夏季に、野外で果実に炭疽病菌を貼付接種して、品種間の感受性の差異...
摘要 目的:本県で育成した優良系統と独法や他府県で育成した優良系統等について、生育・収量・品質の特性を比較検討し、静岡県の奨励品種としての適性を持った品種を選定する。 成果:定植5年目の第15群、定植...