高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(134)
摘要 ダイズ種子の主要なアレルゲンタンパク質・Bd30Kを顕著に低下したり、欠失したダイズ遺伝資源は見いだせなかったため、Bd30Kアンチセンス遺伝子の導入によるアレルゲン性低下ダイズの作出を試みた...
摘要 水田転換畑の大豆栽培では、過湿土壌で酸素が不足して発芽不良となりやすい。そこで、出芽不良の生育・収量への影響をみたところ、発芽不良の大豆はその後の生育が抑制され、子実重が30%以上も低下してい...
摘要 当研究室で育成した多収性のスーパーノジュレーション(根粒超着生)大豆新系統「En-b0-1-2」の特性解明を図った。その結果、「En-b0-1-2」は、1)生育全期間にわたって個体当たり窒素固...
寒冷地向きフェストロリウムの安定栽培およびサイレージ調製技術
摘要 寒冷地における新型牧草フェストロリウムの安定栽培技術ならびに良質ロールベールラップサイレージ調製・貯蔵技術を確立して、ロールベールラップサイレージ調製上の課題の克服と東北地域における草地および...
摘要 大豆は土壌中の有機態窒素や有機態リンをよく吸収していると推測されるが、証明されておらず、吸収機構は全く不明である。水田転換畑は通気性が劣り、湿害を発生させやすいが、大豆の湿害発生機構、湿害抵抗...
摘要 大豆の莢数は、開花時期の花器脱落の多少によってほぼ決定される。それには植物ホルモンであるサイトカイニンの関与が示唆されていた。そこで、花梗が長い大豆系統「IX93-100」を用いて、開花期前後...
摘要 地球温暖化が、大豆の生育、収量、各種の生理機能に及ぼす影響を調べ、以下のことを明らかにした。1)多くの品種では、開花始めから子実肥大始めの期間より、子実肥大始めから成熟初期の期間を高温にした方...
マメ科作物における窒素固定の宿主による制御機構の解明(83)
摘要 大豆品種「エンレイ」から作出された根粒超着生の突然変異系統「En6500」は、通常の大豆に比べて著しく多くの根粒を着生し、根粒着生制御機構の解明に有用な材料と考えられている。しかし、En650...
高加工適性有用遺伝資源の育種素材化並びに良質新品種の育成(46)
摘要 ダイズ種子に含まれる主要なアレルゲンタンパク質Bd 30Kのアンチセンス遺伝子をダイズへ導入するためにまず形質転換技術の確立を行った。供試した品種系統のうち、スズユタカが不定芽誘導率35%とも...
摘要 暖地における高品質小麦栽培技術確立のため、チクゴイズミ等を供試して施肥条件の違い及び土壌の違いによる小麦粉のタンパク含量、タンパク組成の変動を検討した。ブラベンダーテストミルによる製粉で得られ...
摘要 暖地向きに育成された新形質・超多収系統の多収性を実証するとともに、超多収のための物質生産特性を光合成および光合成産物の転流の面から解明した。インド型品種や日印中間型品種の収量は平年でも800k...
摘要 圃場の高低差が生育収量に及ぼす影響について、頚城村現地の1ha圃場内に36点の調査枠を設定して調査した。全面湛水状態で水深を調査したところ3~11cmに分布したので、これをもとに高低差(0~-...
摘要 寒冷農業地帯に多発する雪害、低温障害と水分ストレスに対する麦類の反応と抵抗性の機構を明らかにし、栽培技術の開発に資する。品種、生育条件、植物生育調節剤等の違いによる抵抗性の変化と植物体成分の変...
摘要 水稲の倒伏現象は挫折型倒伏ところび型倒伏に大別されるが、直播水稲ではころび型倒伏が多く、特に、大幅なコスト低減効果が期待される散播直播栽培では大きな問題である。本研究では、各種の育種素材を用い...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発(62)
摘要 暖地における新規導入作物の生理・生態的特性を解明するとともに安定して多収を得られる栽培技術を確立するために、良質油脂資源または新食品素材としてのひまわり及び高栄養価で低アレルゲン食品素材として...
摘要 省力的な栽培が可能なため連作が多い秋播小麦の連作障害の実態を解明し、秋播小麦の安定栽培技術を明らかにする。5年は冷害年であり、小麦の開花期は連作年数が多いほど遅れる傾向にあったが、出穂期、成熟...
暖地向き資源作物の生理・生態的特性の解明と安定栽培技術の開発
摘要 九州地方は自然条件が多様であり、低利用あるいは未利用作物を高収益作物として生産しえる環境条件を有している。しかし、多くの低利用作物は育種・栽培等の技術開発が不十分なために、生産増強が難しい状況...