摘要 土壌中でのカリの形態(カリ固定能・供給量、非交換性カリ)に着目し、放射性セシウムの作物への移行メカニズムの仮説を立て、移行現象を説明できることを示した。大豆の放射性セシウム吸収メカニズムを解明...
大規模化等による収益性の高い農業のための農業生産基盤整備技術の開発
摘要 ほ場水管理システムの設置台数が増加した場合の改善等に関わる重要なユーザー意見を把握した。ほ場―水利施設連携型水管理システム(iDAS)の茨城県の実証事業でポンプ出力の削減効果の検証と20 台の自動給水...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 高性能・高耐久コンバインの開発では、脱穀機構が異なる2型式(バーツース方式、ドラムツース方式)のコンバインを試作してコムギ、水稲、ダイズの収穫試験を行い、試作機の基本性能を把握するとともに、次...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) 玄ソバへの移行係数は平成25年以降低下しており、土壌の交換性カリ含量の上昇と交換性セシウム濃度の割合の低下が関係して...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 簡素化・省エネルギ型コンバインでは、試作2号機に穀選別損失の低減及び単粒割合向上のための改良を施し精度試験を行った結果、脱穀所要独力はエンジン出力の1割程度(自脱コンバインは4割程度)で、脱穀性...
小規模水田における土壌攪拌による放射性物質低減技術体系の構築
摘要 水田において高水深で土壌撹拌を行い、沈降を利用して土壌を粒径別に分級し、水田の最表層に沈積する微細粒子を効率的に排土する除染技術「沈降分級-沈積排土法」の開発を目的として、圃場試験を実施した。...
大規模水田における土壌攪拌による放射性物質低減技術体系の構築
摘要 土壌攪拌による物理的除染技術の実用化のために、泥土の簡易的な袋詰脱水で行うロジパック間の排水ドレーンの効果を1/5の模型袋で検証する。清水での透水のみを考えれば,土木用ネットを設置するだけで,ロ...
摘要 除染のための圃場表土削り作業に先立って必要となる雑草処理について、効率的かつ表土削り作業の精度が確保できる方法を検討した。牧草用作業機であるモーア、レーキ、ベーラによる比較的小型の40PSクラス...
放射性物質吸収抑制技術の開発、Ⅵ 高濃度汚染地域における農地土壌除染技術体系の構築・実証(ホットスポット水田の除染技術)、1 放射性物質吸収抑制技術の開発
摘要 目的:平成23年産の玄米で高い放射性セシウムが検出された高濃度汚染地域の現地ほ場でカリ施肥やゼオライト、バーミキュライト等の吸着資材施用による可食部中の放射性セシウム吸収抑制効果を検証する。、成...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、 a) カリ施肥の有無を含む三要素試験の結果から、無カリ区では玄米への放射性セシウムの移行量は大きいが、土壌の交換性放射性...
大規模水田における土壌攪拌による放射性物質低減技術体系の構築
摘要 耕起された水田土壌を対象に用水を活用した土壌攪拌による物理的除染技術の実用化のために、組み立てた大規模圃場に適用可能な体系技術を福島県南相馬市の現地圃場(約10a)に適用し、その効果を評価する。現...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)放射性セシウムの玄米への移行係数は経年的に低下 傾向にあるが、その程度は小さくなる傾向があることを明らかにした。また...
高濃度汚染土壌等の除染技術の開発と農地土壌からの放射性物質の流出実態の解明
摘要 除染技術の開発と体系化に関しては、a)平成23年度に開発した除染用機械による現地試験の作業中粉じんは、除染電離則に定められた高濃度粉じん作業の10mg/m3を大きく下回ることを確認した。また、平成24年度...
高濃度汚染地域における農地土壌除染技術体系の構築・実証(ホットスポット水田の除染技術)
摘要 現地水田においてカリ施肥及び吸着資材施用による放射性セシウム吸収抑制効果を検証した結果、玄米の放射性セシウム濃度を最も抑制できたのは塩化カリを基肥で施用した場合であり、ゼオライト、バーミキュラ...
高濃度汚染地域における農地土壌除染技術体系の構築・実証(除染後の農用地の生産性評価)
摘要 農地の除染により土壌から有機物や肥料成分が除去されることから、除染後の生産性の評価および地力回復技術の確立に取組んだ。表土剥離除染を実施した飯舘村現地水田で水稲を栽培し除染2年目の効果を確認す...
地域農業の変化に対応する用排水のリスク評価及び運用管理手法の開発
摘要 渇水等関連リスクの定量的評価手法と統合水循環モデル等を活用した水資源の運用管理手法に関しては、a)渇水時において節約される貯水量は灌漑後期の水管理方法に影響されることを示すとともに、早期米等によ...
摘要 1.開発した4機種の除染作業機について、福島県飯舘村伊丹沢の水田ほ場周辺で現地試験を行い、作業性能および除染効果を明らかにした。2.「農道表層剥ぎ取り機」は、未舗装農道の表層6cmを100m2当たり12...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 農業機械・装置の省エネルギー化や化石燃料に代わる新たなエネルギー源の利用に資する農業機械・装置の開発に関して、簡素化・省エネルギー型コンバインでは、2番横送りオーガを改造した簡易な構造の単粒化...