摘要 「熱帯ササゲ」プロジェクトは、任期付き研究員の途中退職にも関わらず、順調に進捗した。「サトウキビ多用途化」プロジェクトでは、野生種(S.spontaneum)との種間交雑利用で、高バイオマス生産性系統が選...
摘要 1) 耐虫性、耐暑性、耐乾性の検定に供試するため、ササゲ属遺伝資源2,000系統以上をUSDA、IITA等から入手し、約700系統の種子増殖を行った。また、777系統のササゲ属種子を用いて、アズキゾウムシとヨツモン...
摘要 フィリピンのUltisol(Tanay)土壌地帯は肥沃度が低く、農業開発が遅れている。そこで導入可能なマメ科作物を検討するため、無肥料で10種類のマメ科作物を栽培した。対照には、堆肥、リン酸、カリウムを施用...
摘要 沖縄県宮古・八重山の離島地域には亜熱帯の気候条件にうまく適応した作物在来種が栽培されていると考えられる。一方、これらの地域にも都市化の波が押し寄せ、伝統的な食習慣、在来種の栽培が徐々に失われつ...
摘要 熱帯で栽培されている多くのマメ科作物は、Bradyrhizobium属根粒菌によって根粒が形成されることが知られているが、これらの菌は未だ明確な分類学的位置付けをされていない。そこで、6年度は...
摘要 これまで未分類のまま残されていた、キマメとササゲの根粒菌をRFLP(制限酵素の断片長の多型)分析および、16S rRNA遺伝子の塩基配列を決定することによって分類した。インドのキマメ根粒菌及び...
摘要 キマメと禾本科(ソルガム、トウジンビエ)、マメ科(ラッカセイ、ササゲ)を組み合わせた間作、夫々の単作栽培を2年連続で同一プロットにて行い、3年目に全プロットでソルガムを均一栽培した。夫々の作付...
摘要 本研究ではササゲを対象に簡易かつ再現性の高い耐塩性評価法を確立する。評価法は、シャーレによる発芽検定、砂耕による幼苗検定(葉色判定)、水耕による幼苗検定(相対生長率を指標)、土耕による生育中期...
摘要 各種葉菜類、マメ科作物を供試して、100、250、500mMのNaCl溶液を散布し、相対光合成速度(対照区に対する)並びに障害指数より耐潮性の種間比較を行った結果、マメ科作物は葉菜類に比べ相対...
キマメを基本にした4間作における各作物の根及び窒素動態の比較
摘要 南インドでは、ソルガム―キマメの間作が多いが、他にもキマメを基本にした間作体系が存在する。そこで、キマメを基本にソルガムの他に、トウジンビエ、ササゲ、ラッカセイを加え、間作と単作におけるそれぞ...
摘要 熱帯で栽培されている多様なマメ科作物(ダイズ、リョクトウ、ケツルアズキ、キマメ、ササゲ、ラッカセイなど)に根粒を形成する根粒菌はBradyrhizobium属根粒菌であるが、ダイズに根粒を形成...
ストレス耐性の生理・生化学的機作の解明-土壌水分ストレスに対する生育反応の作物・品種間差異(143)
摘要 個体当たり蒸散量と乾物増加量との関係は作物間で異なり、水利用効率はソルガム、トウモロコシで大きい値を示し、大豆、陸稲で小さい値で、落花生およびササゲは中間の値であった。低土壌水分条件下で、かん...
農業限界地における窒素固定生物の生理・生態-遺伝子工学的手法による根粒菌の分類(174)
摘要 低pHの土壌に生存する根粒菌をスクリーニングするために、マレイシア各地で栽培されているマメ科作物の根粒を採集し、根粒菌を純粋分離した。根粒形成遺伝子群をプローブとしたRFLP解析によって分離し...