摘要 目的:鳥獣害を受けにくい品目を選定し、その栽培技術を確立する。 成果:12品目の検討を行い、「エゴマ」「ゴマ」、「ニンニク」等が鳥獣害を受けにくい品目であることが判明。
条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
摘要 小型汎用コンバインを基軸とした収穫作業体系の実証では、岩手県沿岸地域におけるナタネ、ダイズ収穫への小型汎用コ ンバインの適応性を確認するとともに、新たにゴマ収穫のための課題を抽出した。 中山間地...
露地あるいは簡易ハウスにおけるナスのアザミウマ類に対する植生管理等による土着天敵の増殖とその活用による害虫防除システムの開発
摘要 露地ナスと施設ナスに発生するアザミウマ類を対象にインセクタリープラント(主に、オクラ、ゴマ)等に発生する土着天敵を利用した管理技術を開発した。また、その技術を地域内で体系化し、マニュアル化を図...
摘要 ソバの品種育成に関しては、 a)「北海14号」は、「レラノカオリ」並の収量で容積重がやや重く、ルチン含量が高い特性を明らかにし、平成27年度に品種登録出願を行うこととした。 b) 難脱粒系統「芽系35号(旧G...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、「ゆめそだち」、「ゆめちから」の種子親系統である「Mi29」に、それぞれ不定根形成能QTL及び通気組織形成能QTLを導入した親系統を作出し、これを用いた耐湿性検定用の「ゆめ...
摘要 目的:有機質資材の使用、無(減)農薬、長期湛水のもとで土壌環境、肥効、水稲の生育・収量・品質、雑草の発生消長、病害虫・天敵生物の発生消長等に現れる影響とその特徴を把握する。その知見から、当農法の...
摘要 目的:ケイ酸は,水稲に対して,いもち病やごま葉枯病の被害軽減や耐倒伏性向上などの効果が認められており,水田へのケイ酸質資材の施用が奨励されてきたが,その効果を評すべき水稲吸収と相関の高い測定手...
摘要 諸外国および国内の民間会社により育成された品種・系統の主要特性を明らかにし、北海道に適応する優良品種の選定に資する。16品種・系統の生産力検定試験を行うとともに、56品種・系統のすす紋病抵抗性...
摘要 センターバンクおよびサブバンクに保存中のとうもろこし遺伝資源を対象に種子増殖および特性調査を行った。種子増殖は401品種・系統を対象に実施した。発芽不良や登熟不十分のため採種できなかったものや...
輪作畑土壌における土壌微生物の群集構造の定量的評価法に関する研究(128)
摘要 小規模圃場を対象に開発された土壌微生物群集評価手法の、大面積野外圃場系での適応性について確認した。その結果、圃場からランダムに採集し、混合した土壌の細菌群集の多様性と、圃場から一定間隔で採取し...
摘要 北海道に適応する優良品種の選定に資するため、諸外国および国内の民間会社により育成された品種・系統の主要特性を明らかにする。11年度は、23品種・系統の生産力検定試験を行うとともに、病害抵抗性に...
摘要 60品種・系統を対象に種子増殖を実施し、45品種・系統について増殖種子を得るとともに、育成37、導入13の計50自殖系統を対象に1次特性調査を行った。また、2次特性調査は、すす紋病抵抗性、ごま...
摘要 8月上、中旬の低温により絹糸抽出期はやや遅れたが9~10月の高温で登熟は順調であった。9月中旬には台風5号の強風雨に倒伏が多発した。絹糸抽出期は最も早いものが7月26日、最も遅いものが8月22...
摘要 てんさい単胚種から遺伝的に安定した高糖・高品質単胚二倍体で組合せ能力の高いO型系統並びに雄性不稔種子親系統を育成し、一代雑種品種の育成に供試することを目的に研究を行い、これまで、自家不和合性、...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査(53)
摘要 上越市の西部にあたる桑取地区の土壌診断結果から、ケイ酸石灰による土壌改良、熔成燐肥覆土による育苗箱内三要素全量施肥法およびマンガン追肥技術に収量の安定・向上効果が認められ、総合改善区の収量は4...
摘要 とうもろこしの自殖系統50について三次特性調査を行った。8月中旬の低温が影響して絹糸抽出期が遅れたほか、登熟が遅延した。また、8月5日の強風雨により倒伏が多発した。乾物収量はHo41、Ho46...
摘要 寒地型牧草の不飽和脂肪酸の含量は暖地型牧草より有意に高いことが認められた。そのため、脂肪酸合成に係わる遺伝子omega-3FAD(デサチュラーゼ)を単離し、塩基配列及びアミノ酸配列を決定した。...
摘要 とうもろこしの自殖系統50について一次特性調査を行った。本年は生育の遅れにより、熟度の進みが不十分であった。倒伏は見られず、すす紋病及びごま葉枯病は一部系統でわずかに発生した。絹糸抽出期は8月...