摘要 北茨城市のブナ林で大型土壌動物と堆積腐植量の季節変化を測定し、落葉分解における土壌動物の役割について検討した。大型土壌動物のうち最も現存量が大きかったのはミミズで、9月に最大となり、総現存量の...
摘要 無作付けおよびばれいしょ栽培ほ場での各種有機物の連用がバイオマスりんおよび有効態りんに及ぼす影響について検討した。その結果、無作付けのほ場では、有機物の施用はバイオマスりんを季節変動を伴いなが...
摘要 筑波山周辺にみられるさまざまな環境の林分にαピネンとエタノールを誘引源とするトラップを設置し、昆虫群集と森林環境との関係を検討した。昆虫群集の種組成や構造には地域性や成層構造、林縁効果のみられ...
摘要 北茨城市のブナ林で大型土壌動物と堆積腐植量の季節変化を測定し、落葉分解における土壌動物の役割について検討した。大型土壌動物のうち最も現存量が大きかったのはミミズで、9月に最大となり、総現存量の...
摘要 総延長7.5kmのルートで月2回ヒヨドリのセンサスを行った。ヒヨドリの個体数は大きな季節変動を示し、3月に最大数が記録され、4月に急減した後、9月までは少数で安定していたが、10月以降に再び増...
摘要 底生生物の棲息環境及び海底地形の相違による環境変動を把握するために、6年6月~9月に土佐湾東部の安芸市沖合水深131mの位置と、5月~7月に土佐湾中部の高知市沖合い水深156mの位置で、海底上...
摘要 増養殖が営まれている閉鎖性海域での水質悪化機構を解明する今までの主たる化学的手法は窒素、リンの挙動の研究であった。しかし、未だその目的を達成するには至っていない。当研究では、動物プランクトン、...
摘要 6年度は冬季から夏季にかけてのメソ動物プランクトン群集の組成および現存量の季節変動を明らかにするため、1、5、6、7月に黒潮内側域、フロント域、黒潮域、外側域の各1点で調査を行った。夜光虫以外...
摘要 近年古生物学の分野で用いられている貝殻成長線解析を、アサリ漁場の評価手法として用いる可能性を検討した。またこの手法を用いて三重県宮川河口域の天然漁場と大規模増殖場の評価を行った。まず五ヶ所湾に...
摘要 水中に浮遊する微少動物プランクトン、繊毛虫の中では、少毛類に属するoligotrichsが優占的に出現し、中でも Strombidium属とStrobilidium属の種が多かった。五ヶ所湾に...
摘要 マイワシ、ブリなどの浮魚資源の主要な産卵域である南西外海域において、低次生物生産者である動植物プランクトンの分布特性を把握することを目的とした。土佐湾湾口部においてこたか丸、しらふじ丸、俊鷹丸...
農地における主要鳥類の加害性の解明と適性密度の推定(149)
摘要 つくば市内の5ヶ所で1990年8月から93年7月まで月に1回キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガの個体数を調査した。キジバトとオナガの個体数は年間を通して安定しており、利用していた生息場所にも...
摘要 3~4年度の2年間にわたって、水深2mごとに12mまで行ったドレッジ採集および海岸に打ち上げられた、摩耗していない完全に近いコタマガイの死殻から、カニ類などの殻を砕いてしまう動物の捕食は除外し...
摘要 森林総合研究所九州支所では1991年度に熊本営林局と共同で熊本県鹿北町内の国有林に鹿北流域試験地を設定した。本試験地は3試験流域からなり、スギ・ヒノキ林分を中心に一部を広葉樹天然林が占めている...
摘要 四国地方西部における齧歯類と鳥類によるシイタケほだ木の破砕被害、及び四万十川流域のヒノキ生立木先端部のムササビによる剥皮食害について被害実態の調査を行った。シイタケほだ木の破砕被害については、...
摘要 笠間(DBH約20cm)、千代田大(DBH約25cm)および千代田小(DBH約8cm)のスギ林において、バンド法およびビーティングによりクモ類群集の調査を行った。各調査地の総個体数はバンド法、...
摘要 動物プランクトンは、水産増養殖において魚介類幼生の重要な餌料となっている。特に大きさ50-200umの微小動物の使用頻度は高い。海洋において微小動物プランクトンの現存量は多いが、その組成は、甲...
摘要 モデル地域における窒素およびリンの負荷量についての循環図を作成し検討した結果、これらの負荷発生源としては、投入量に対する溶脱量の割合及び面積当りの溶脱量などの多い畑地およびきゅう肥(堆積場)が...
摘要 熊野灘に面する内湾養殖場である五カ所湾をモデル漁場として、海水交換の定量的な評価法の検討を行うとともに、季節変動の特徴を塩分の保存式から得られるボックスモデルを用いて調べ、以下の結果を得た。1...
摘要 養殖漁場では漁場の適正利用をはかり、好適生産環境を維持することにより、安定した生産力を保つことが求められている。漁場における物質循環機構を解明し、養殖による負荷についての許容量を推定することが...