摘要 乳・乳製品の高品質化と健全性が求められているため、生乳の成分的・衛生的品質の変動要因を解析した。その結果、乳脂肪率、乳タンパク質率、カゼイン、カルシウム含量は夏季に低下し、また産次の影響をうけ...
摘要 甲虫類は生物多様性の重要な構成要素となっているが、直接的サンプリングが容易でないことに加え季節的変動が大きいことから、その調査には多大な労力が必要とされる。このような中で甲虫類の多様性調査に各...
摘要 近年の人工林化により,清流四万十川の渓流水質の悪化が懸念されている。そこで、森林が清流の維持に果たしている機能を評価するために、天然生林と人工林が近接する地域において、それぞれの森林タイプから...
摘要 徳島県の1994年の干害被害地ヒノキ林を調査対象として、成長の季節変動を測定した結果、春や秋と比較して梅雨明け後の夏の少雨時期に成長の著しい低下が見られ、短期的に降水量が年輪成長に影響を及ぼし...
摘要 東北海区の定地水温及び沿岸定線100m深水温の月別平年値を用いて、クラスター分析及び主成分分析を行い、季節変動特性を調べた。その結果、1)東北海区は大きく5つのグループに分類できる、2)第1主...
摘要 水稲に被害を与えるスクミリンゴガイは55年代に本邦に侵入の後、生息分布を拡大して現在に至っている。本種の個体数変動機構に関する研究は少なく、その空間分布を制限している要因は未だ明らかになってい...
摘要 被覆植物を用いた中山間傾斜地域の土壌・植生管理技術を開発するため、マメ科牧草ヘアリーベッチの抑草機構の解明ならびに耕地雑草防除への利用法について検討を行った。ヘアリーベッチ茎葉からの滲出物及び...
炭素・窒素の安定同位体比を指標とした藻場の周辺生態系への貢献度推定法の開発(81)
摘要 五ヶ所湾におけるガラモ場の動植物相と生物群集の季節変動を坪刈り調査と潜水観察により明らかにした。49種の海藻と108種の無脊椎動物を同定した。海藻群落は夏に衰退し秋から冬以降に伸長する8種のホ...
摘要 カンキツ露地栽培における立地条件(標高、傾斜、方位角、日射条件、土壌硬度、土壌水分、土壌理化学性等)および管理技術(結果量等)を説明要因とし、収穫時の糖度および酸度を推定する品質評価モデルをニ...
摘要 9年度は冬春季を中心に調査を行い、過去4年間に蓄積されたデ-タと合わせて、秋季以外の黒潮およびその周辺海域における動物プランクトン現存量の季節変動傾向を把握した。現存量は、黒潮内側域では2~7...
摘要 給餌養殖漁場では自家汚染が進み、貧酸素や赤潮による漁業被害が生じている。これらの現象は、負荷された有機物が水中の微生物群集によって分解される時の酸素消費、窒素・リン等栄養塩の放出によるためであ...
摘要 黒潮内側域は、マイワシやマサバなど浮魚資源の再生産場として重要である。これらの高次生物生産者は、当海域で餌料であるプランクトンの季節的増減に合わせて生き残りを図っていると推測される。本研究では...
摘要 土佐湾の環境収容力を把握するため、プランクトンの現存量、栄養価の季節的・鉛直的変動を調べた。土佐湾の定点(水深100m)において、0-20、20-40、50-60、60-75、75-90、90...
摘要 泌乳牛を放牧で飼養する場合、牧草の生産量や栄養価は季節や利用法によって変動するため、牧草地条件や泌乳ステージによって不足する栄養素を適切に補給し、乳量・乳質の安定を図る必要がある。そこで、牧草...
亜寒帯沿岸極浅部における主要底生甲殻類の物質循環に果たす役割の解明
摘要 増・養殖場の持続的利用には水域の生物生産機構の特性を活かした管理が必要である。寒冷で環境の季節変動が大きい北海道沿岸浅海域で高い生産性が維持される生物生産機構には不明な点が多い。沿岸極浅部に大...
摘要 北海道野付湾尾岱沼地区大規模増殖場の好適場(St.1)と対比場(St.2)および天然漁場(St.3)でアサリの成長・現存量・底質環境を調べ、底質の側面からアサリの棲みやすさの評価を試みた。底質環境は相対地...
摘要 北方森林生態系における立地環境が物質循環特性に与える影響を、養分動態モニタリングにより解明することを目的とし、北緯43度-東経141度に位置する落葉広葉樹林において、表層土壌の水溶性成分、樹幹...
摘要 樹冠の季節変動のための自動撮影装置として、コンパクトカメラと水晶発振式の時計のアラーム信号を用いたインターバル撮影用の小型回路を用いたものを開発した樹冠観測塔の納入が遅れたため、変色開始期の撮...
摘要 1997年3月に岩手県五葉山一帯(面積約800平方km)で目視調査と赤外線調査を併用したヘリコプタ空中センサスを実施し、9年度はその結果を分析した.センサスデータを統計的に処理した結果、シカ個...
摘要 8年度は太平洋中区黒潮およびその周辺海域で6~8年の3年間に得られたメソ動物プランクトン現存量のデータをまとめ、当海域におけるメソ動物プランクトン現存量水準の平均的な季節変動傾向を把握すること...