温暖地シバ型草地におけるアレロパシー等のアグレッシブ特性を利用した植生制御(38)
摘要 黒ボク土壌のシバ型草地において、草地植生の管理と草地の利用性向上を目的とし、アッグレッシブな特性を持つ植物に注目した。ハルガヤの生産するアレロパシー物質であるクマリンは、シバ型草地に生育する数...
摘要 これまで、国内において組換え体果樹の野外における安全性評価試験が実施された例はなく、開放形利用に向けた各種試験の実施の結果に基づく安全管理手法の開発が必要である。果樹は永年性作物であるため、生...
トウモロコシ由来C4光合成関連遺伝子を導入したイネの環境影響のための新たな安全性評価項目の検討
摘要 近年、様々な形態的変化を誘導する遺伝子が導入された組換え体が作出されつつある。トウモロコシ由来のPEPCを導入した組換えイネに関しても、分げつの促進や根の伸長が促進されるなどの成長促進が観察さ...
摘要 8年度にその一部の植物生長阻害成分を単離構造決定した熱帯産雑草ナガボノウルシ(Spenoclea zeylanica)に含まれる他の抑草成分の解析を継続した結果、既に特許申請した新規物質SZ-...
摘要 エレクトロポレーション法で作成したウイルス抵抗性サツマイモ形質転換体の生態系に与える影響を評価するために、閉鎖系温室で栽培されている形質転換体サツマイモおよび非形質転換体サツマイモの茎葉よりの...
摘要 熱帯原産の水田雑草ナガボノウルシに含まれるアレロパシー候補物質の単離を継続し、これまでに報告したSZ-1、2に加えて、今回新たにSZ-3~7の5成分を単離した。このうちSZ-5~7は含有量から...
温暖地シバ型草地におけるアレロパシー等のアグレッシブ特性を利用した植生制御(16)
摘要 黒ボク土地域のシバ型草地においてアグレッシブな特性を持つ植物を活用して植生の管理を行い、草地の利用期間の延長を図る。本年はハルガヤのもつアレロパシー物質のクマリンが他の植物の実生の侵入を抑制す...
暖地シバ型草地におけるアレロパシー等の化学特性を利用した植生制御(147)
摘要 アレロパシー物質を持つと考えられ、野外での植生管理・制御への応用が期待されるコメツブツメクサを取り上げ、野外調査を行った。出現種数の多い調査区は、コメツブツメクサの被度が30%未満の場所に見ら...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の制御(148)
摘要 クマリン等アレロパシー物質の生態的作用を制御する方法を検討した結果、赤色土壌に添加したアレロパシー物質の多くが、高温条件や土壌微生物の生存下ではすみやかに分解・消失すること、作用の不活性化に有...
黒ボク土地域の半自然草地における群落構成種のアレロパシー発現機構の制御(13)
摘要 草地土壌として広く分布する黒ボク土地域の半自然草地において、群落構成種のアレロパシー物質の作用機作を明らかにし、発現機構の制御による植生管理技術の開発に資する。7年度はシバによるクマリンの吸収...
摘要 "水田雑草ナガボノウルシ(Sphenoclea zeylanica)から、環研他感物質研で単離・精製された物質の構造を解析し、新規生理活性物質2種を同定した。本物質は、ジチオラン骨格を持つチオ...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(64)
摘要 植物から土壌生態系に放出されるアレロパシー物質の動態を把握し、これを利用した植物の生育制御を行う。プラントボックス法により、牧草や雑穀など約300種類を探索した結果、エンバク、アマ、ヒエ、アワ...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(67)
摘要 アレロパシー活性の高い植物の検索のため、プラントボックス法とサンドイッチ法で各種植物を検定した。被覆植物の中では、コメツブウマゴヤシ、ヤムビーン、クズモドキ等が有望であった。水田畦畔や法面の雑...
摘要 西アフリカ産シンクシ科植物Combretum bracteatumの乾燥葉より新たな精製法であるゲル濾過カラムを適用して2種の活性物質A、Bを得た。活性物質AはIR、NMRの結果より、独立した...
黒ボク土地域の半自然草地における群落構成種のアレロパシー発現機構の制御(18)
摘要 草地土壌として広く分布する黒ボク土地域の半自然草地において、群落構成種のアレロパシー物質の作用機作を明らかにし、アレロパシーの発現機構を制御することにより、適切な草地植生に導く管理技術の開発に...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の制御(158)
摘要 野外調査でアレロパシー物質の放出が予想されたコメツブツメクサとススキについて、生体、立ち枯れ残渣及びリターを水またはメタノールで抽出し、レタス及びシロツメクサによるバイオアッセイを行った。コメ...
雑草・作物に含まれる生理活性物質の探索と生態系における役割の解明(113)
摘要 クマリン類などアレロパシー物質を多量に含むオオハナウドとハルガヤの茎葉を用いて、代かき直前に生のまま鍬込む区と移植直後にマルチする区を水田圃場に設けて水田雑草の発生抑制効果を調査した。鍬込み区...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(105)
摘要 アレロパシーを生態的特性に付加した実用的な雑草防除・土壌管理技術を開発する。Plant Box法による検索の結果、ムクナ、ヘアリーベッチ、キビ、アワ、ムギ類の活性が高かった。圃場試験で、秋播き...
摘要 5年度も、高速液体クロマトグラフィーによりオオバモクから抽出したアレロパシー活性物質の分離・精製を試みたが、現在の分析方法では分離が困難であった。また、以前使用していたバイオアッセイ用の付着珪...
藻類の産生するアレロパシー物質がノリ及び付着珪藻に及ぼす生理的影響に関する研究(63)
摘要 ノリ養殖において付着珪藻の大量繁茂はノリの品質低下をもたらすため、その駆除を目的に酸処理等が行われているが、処理剤の他の生物に対する影響が憂慮されている。そこでアレロパシー物質を利用した付着珪...