摘要 稲こうじ病モミ抽出物の毒性を牛由来培養細胞(Bo-46細胞)を用いて解析した結果、水溶性画分(ウスチロキシンAを含む画分)以外の脂溶性画分(酢酸エチル画分、アセトン画分)にも強い細胞毒性が検出された。
発酵粗飼料用稲品種・系統の混植等による省農薬いもち病等病害防除技術の開発
摘要 飼料用稲品種の紋枯病発生様相を調べた結果、飼料用稲品種は紋枯病に弱い傾向が認められた。栽培様式の違いにより紋枯病の被害に軽重があることも明らかにした。すなわち、疎植および株内茎数少の場合に紋枯...
h.遺伝子組換え技術の高度化と複合病害抵抗性等有用組換え稲の開発
摘要 作物の新育種法を実用化するため、1)遺伝子発現の強度・時期・特異性を制御する技術の開発に向けて、感染によって特異的に発現が誘導される新規プロモーターの開発を進めるとともに、人工的な合成プロモー...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)ほ場面を傾斜均平し、クローラトラクタ等の走行...
摘要 1)暖地向けの飼料用米品種候補系統として「西海203号」を育成した。この系統は我が国の一般的ないもち病菌に対する真性抵抗性を持ち、耐倒伏性に優れ、一般食用米より玄米収量が約20%多収である。この系...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 地域条件に応じた飼料用稲の栽培管理技術の開発に向けて、1)飼料用稲の追肥に適した、もみ袋等を使用して窒素単肥を流入施肥する簡易な方法を考案し、少ない用水で均一な流入施肥ができることを実証した。...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)寒地土壌における指標微生物群集等の解明に向けて、トマト褐色根腐病あるいはそうか病の発生土壌を用いて環境DNA分析による微生物群集構造解析を行い、病害発生土壌に特有の群集構造が存在することを見...
摘要 目的:天候不順等により,飼料イネに稲こうじ病が発生する。稲こうじ病菌は種々の生理活性物質を産生することが知られているが,これらの物質の牛に対する毒性は全く検討されていない。本研究では,稲こうじ...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 東北地域では、1)東北中北部向け飼料イネ品種「べこごのみ」の無コーティング湛水直播では播種期の気象条件、苗立、黄熟期全乾物収量の安定的確保、収穫時期の観点から5月下旬播種が適することを明らかに...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 飼料用稲低コスト生産技術と乳牛・肉用牛への給与技術の開発が、地域条件を活かして全国で展開された。東北地域では、(1)飼料イネ栽培における未熟堆肥の多投入は、完熟堆肥の多投入に比べて環境に与える影...
コンニャクの高品質安定栽培技術試験 (2)麦類による全面被覆栽培法の検討
摘要 (目的)1年生や100g以下の種芋にも使用できる被覆作物を選定し、これらの根腐病発病抑制効果を明らかにする。 (得られた成果)ターフ用品種を使用した場合の球茎収量はビクセンがエンバク比121、サマー...
摘要 i)東北地域向けの赤米糯系統「奥羽赤糯388号」を新品種候補に選定した。ii)DNAマーカーを利用し、いもち耐病性が極強い良食味系統「奥羽400号」を選抜した。iii)耐冷性が極強い系統は、品質、食味が不十分で...
摘要 i)「さとじまん」(関東209号)の命名登録を行った。神奈川県で奨励品種に採用され、実用栽培が開始された。また、コシヒカリの極早生同質遺伝子系統「関東IL1号」を命名登録候補とした。さらに、新配付系統...
摘要 目的:ミズカケナの根こぶ病に対する罹病化の回避を目的に、多くの抵抗性遺伝子を保持した抵抗性品種を育成するための中間母本を育成する。これまでの成果:新たに根こぶ病抵抗性飼料カブを花粉親としたミズ...
摘要 i)耐冷性が極強くγアミノ酪酸含量が高い巨大胚米系統「奥羽359号」を新品種候補に選定した。ii)直播に適する飼料イネ専用系統「奥羽飼387号」を新品種候補に選定した。iii) 白縞葉、紫穂の観賞用イネ系統「...
摘要 i)縞葉枯病抵抗性を有し、晩植で多収かつ食味も「コシヒカリ」並に良い中生水稲新品種候補「関東209号」を育成し、17年度に命名登録申請する。本系統は神奈川県が奨励品種として採用した。さらに、晩植適性...
摘要 流通している飼料用トウモロコシ20品種について、本県での地域特性を検討した。 各品種の10a当たり乾物収量を見ると、早生では1,800~2,300kg、品種は34N43、35Y65が多収、中生では2,300~2,800kg、TX230...
摘要 目的:ミズカケナの根こぶ病に対する罹病化の回避を目的に、多くの抵抗性遺伝子を保持した抵抗性品種を育成するための中間母本を育成する。これまでの成果:根こぶ病抵抗性を有し、収穫時期が分散できる中生...
摘要 i)晩植栽培適性系統の育成では、縞葉枯病抵抗性系統「関東209号」が晩植での収量が高く食味が良好であり、有望であった。縞葉枯病抵抗性の低アミロース品種「ミルキープリンセス」は約100haまで普及した。ま...
摘要 i)倒れにくく直播に適する東北地域向け飼料用系統「奥羽飼387号」の品種化に向け成績の取りまとめを行った。ii)低アミロースで良食味の東北地域向け低グルテリン米系統「奥羽392号」を育成した。飼料用系統...