摘要 多収性の夏秋どり栽培向け四季成り性イチゴ品種「夏のしずく」(盛岡 37 号)は、既存品種と比較して 1.8~2.8 倍となる 300kg/a 以上の商品果収量が見込め、宮城県、福島県等の現地で普及を開始した。東北...
摘要 黄化えそ病抵抗性キュウリ「緑夏」、根こぶ病抵抗性キャベツ「YCR ふゆいろ」及び高温期に内部褐変症を生じにくい「ダイコン中間母本農6 号」を品種登録出願した。寒冷地における夏秋期収穫が可能で多収のイ...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.ゲノム情報データベースシステムの運用を行い、年間30万アクセスを維持した。この中で、イネ品種・特性データベ ースの情報をゲノム配列と関連付けるため、63系統の全ゲノム解読情報を公的データベース...
寒冷地の畑・野菜作における省資源・環境保全型生産技術体系の開発
摘要 カバークロップや地域の有機質資材の利用、田畑輪換に関しては、 a) ムギ類リビングマルチダイズ栽培の技術マニュアルの増補改訂版を公開した。 b) 篩下くずダイズを緑肥として用いる省化学肥料コムギ栽培体...
寒冷地の畑・野菜作における省資源・環境保全型生産技術体系の開発
摘要 カバークロップや地域の有機質資材の利用、田畑輪換に関しては、a) リビングマルチ大豆栽培について、平成24年度にシストセンチュウ害と極度の乾燥で収量低下が認められた山形県河北町の農家圃場で実証試験...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...
I 農林水産業の生産力向上 2 生産性向上を支える品種の改良・開発 (15) 野菜の新品種育成と導入・選定 2 ナス科野菜の新品種育成、 (1)ナス科野菜の耐病虫性に関する特性検定
摘要 (独)農研機構で育成されたナス科野菜等の病害虫抵抗性性検定(青枯病、萎凋病、半身萎凋病、ビッグベイン病耐病性等)を行った。ナス3系統、トウガラシ1系統、ネギ3系統は目的とする病害虫抵抗性を確...
摘要 ナシ白紋羽病に耐病性のマメナシ台木(P.calleryana)を選抜する目的で、平成15年度に2次選抜した個体について白紋羽病菌を再接種し、人工気象室内で3次選抜を行う。(i) マメナシ2次選抜個体10系統、対照系...
摘要 白紋羽病耐病性ナシ台木の選抜 (ア)耐病性ナシ台木のポット接種試験による三次選抜:ナシ白紋羽病に耐病性のナシ台木を選抜する目的で、平成15年度に二次選抜された系統について白紋羽病菌を再接種し、...
9.野菜の優良品種の導入と育成・選定 (1)新品種の育成 (i)ウィルス、さび病抵抗性坊主不知ネギ品種の育成
摘要 ウイルス、さび病に強く、収量・品質に優れた品種を育成するため、前年度までに選抜してきた16系統について収量性・外観形質等の優れた3系統を選抜し、さらに収量・品質及び病害抵抗性の検定を行い、「育...
摘要 ナシ白紋羽病に耐病性のナシ台木を選抜する目的で、前年度までに二次選抜された個体について白紋羽病菌を再接種し、人工気象室内で三次選抜を行った結果、本試験で検討した選抜条件により、白紋羽病に対する...
9.野菜の優良品種の導入と育成・選定(1)新品種の育成 1)ウィルス、さび病抵抗性坊主不知ネギ品種の育成
摘要 ウイルス、さび病に強く、収量、品質に優れた品種を育成するため、前年度までに得られた16系統を収量性、外観形質の優れた3系統を選抜し、さらに収量・品質及び病害抵抗性の検定を行うと共に、現地適応性...
摘要 1年生実生苗を用いて、湛水処理による耐水性ナシ台木の選抜条件について検討の結果、1年生実生苗を材料とした場合の湛水処理期間としては14日間が適当であると考えられた。また、今回の試験で供試した'ミエ...
摘要 10年度に沖縄県で発生したネギの細菌病は、本邦新産のXanthomonas campestris(病原型は未同定)による新病害と確定し、葉枯細菌病(新称)と命名した。健全イネから経時的に分離し...
摘要 ネギ科に属するアリウム属やその近縁属は、近年切り花としての需要が増加しているが、いずれも野生種からの選抜系であるため、種による花色の片寄りや病害抵抗性の差異、球根増殖性の種間差等、栽培上問題と...