摘要 1)ダイズ黒根腐病菌が生成する毒素成分の分子量等を明らかにした。山形県および福島県から黒根腐病菌を39菌株分離するとともに、耕種的な制御法として対抗植物のすき込みによる抑制効果を認めた。2)播種...
丹波黒大豆の高品質・早期出荷のための総合管理技術の開発 1 立枯性病害(茎疫病、黒根腐病)の総合防除技術の確立
摘要 目的:黒ダイズにおいて、茎疫病及び黒根腐病等が増加し、生産の障害要因となっている。そこで拮抗菌利用技術を核として,作物の病害抵抗性を増強させる施肥法,殺菌剤の少量施用等を組合わせ,体系的な防除...
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 1)バラ科果樹火傷病菌の検出には、新規PCRプライマーが最も特異的で有効であった。植物体から直接火傷病菌DNAを抽出・検出できる簡便・迅速な方法を確立した。なし幼果に腐敗能があったなし花器表生細菌株...
摘要 1)ダイズプロテオームデータベースを構築し、公開した。大豆出芽時の冠水処理で変動するたんぱく質群をプロテオーム技術で解析した結果、アスコルベートパーオキシダーゼ2およびアルコールデヒドロゲナー...
摘要 糸状菌病では、1)薬草類のうち、甘草根の抽出液においてキュウリ炭疽病、べと病に対する高い抑制効果を認めた。 ウイルス病では、1)トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株を接種したピーマ...
摘要 1)大豆調湿種子製造装置について処理速度の向上、種子の水分ばらつきと損傷の低減化等の改良を行った。調湿種子に粉衣殺菌剤を併用すると冠水条件下でも高い出芽安定化効果が得られることを明らかにした。...
摘要 目的:大豆の作付面積拡大に伴い、しわ粒の発生が急増し、上位等級比率が低下するなど大きな品質阻害要因となっている。そこで、地下水位制御、輪作、黒根腐病防除、カルシウムの施用のしわ粒発生防止効果に...
摘要 【目的】大豆品種育成地から配布を受けた品種・系統について、立枯性病害(黒根腐病)の発病程度を検定し、抵抗性品種育成の資とする、【予定成果】大豆供試系統の立枯性病害抵抗性を評価する、
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 国内侵入・拡大リスクの高い植物病原体、線虫について、検出・診断・識別技術の開発を行うとともに、その基礎である病原体の挙動、種内における多様性、寄生性判別方法等を明らかにする研究を行った。その結...
摘要 (1)湿害発生機作として、生理・生化学的手法によりダイズの発芽後の湿害は酸素欠乏によってのみ発生するのではないことを明らかにしたとともに、プロテオーム解析手法により新たな湿害発生機構の存在を証明...
摘要 (1)大豆本葉や幼苗を用いた黒根腐病菌産生毒素のassay法を確立し、病原菌培養濾液中の毒素成分の分子量が3,000~50,000mwであると推定した。(2)岩手、秋田、新潟の5か所からダイズ黒根腐病菌40菌株を分離し...
摘要 目的:定期的に大豆の生育状況を調査し、当該年の生育の特徴や豊凶を予測し栽培指導上の資料を得る。 結果:百粒重が減少(平均比85%)したが、稔実莢数が多かったため(平均比108%)、粗子実重は平年比10...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発 (2) 大豆・小麦の収量・品質低下要因の解明と防止技術 (i) 大豆のしわ粒発生要因の解明と防止技術 イ しわ粒発生防止技術
摘要 目的:大豆の作付面積拡大に伴い、しわ粒の発生が急増し、上位等級比率が低下するなど大きな品質阻害要因となっている。そこで、地下水位制御、輪作、黒根腐病防除、カルシウムの施用のしわ粒発生防止効果に...
摘要 【目的】大豆品種育成地から配布を受けた品種・系統について、立枯性病害(黒根腐病)の発病程度を検定し、抵抗性品種育成の資とする。【予定成果】大豆供試系統の立枯性病害抵抗性を評価する。
摘要 目的:黒ダイズにおいて、茎疫病及び黒根腐病等が増加し、生産の障害要因となっている。そこで拮抗菌利用技術を核として,作物の病害抵抗性を増強させる施肥法,殺菌剤の少量施用等を組合わせ,体系的な防除...
丹波黒大豆の高品質・早期出荷のための総合管理技術の開発 1 立枯性病害(茎疫病、黒根腐病)の総合防除技術の確立
摘要 目的:黒ダイズにおいて、茎疫病及び黒根腐病等が増加し、生産の障害要因となっている。そこで拮抗菌利用技術を核として,作物の病害抵抗性を増強させる施肥法,殺菌剤の少量施用等を組合わせ,体系的な防除...
拮抗微生物を核とした特産マメ類立枯性病害防除システムの開発-有用拮抗微生物の選抜及び施用技術の開発-
摘要 ダイズ黒根腐病の生物的防除法開発のため、温室試験と野外設置ポット試験でともに高い黒根腐病防除効果を示したトリコデルマ属菌を圃場試験で効果検定し、ふすま培養物を大豆播種時に圃場にすき込むことで45...
摘要 i) カルシウム施用の効果は種皮及び子葉の膜構造の安定化によるところが大きいと推定した。ii)湿害抵抗性に関係が深いと考えられる二次通気組織の形成にアトラジン、AVG(アミノエトキシビニルグリシン)、...
作物の病虫害抑止力と土壌管理法を活用した大豆の土壌伝染性病虫害の制御
摘要 i)ダイズ根粒由来の窒素源であるアラントインは、黒根腐病の微小菌核形成を促進し、病状を激化させる。黒根腐病菌はアラントインの関与により毒素を生産している可能性が示唆された。ii)5cmの浅耕でダイズを...
27 水稲・大豆・小麦の収量・品質低下病害虫の多発要因の解明と防除技術の確立(2)大豆・小麦の収量・品質低下要因の解明と防止技術 (i) 大豆のしわ粒発生要因の解明と防止技術 ア しわ粒発生要因の解明
摘要 は種期や栽植密度の違いはしわ粒の発生に影響がなかった。摘葉区は黒根腐病が多く影響は不明で、摘莢区では莢先熟となったがしわ粒の発生に影響がなかった。湛水区では立枯症状となるなど登熟不良で、未熟・...