水稲・麦類新品種育成に関する素材開発研究 1)水稲・麦類の環境ストレス耐性、良食味品種の育成と加工適性に優れた品種の育成
摘要 目的:耐冷性及び高温登熟性に優れた「あきたこまち」と同等熟期の良食味早生品種を育成する。また、DNAマーカー利用により水稲新品種を育成する。 成果:66系統を供試し、生産力、耐冷性、高温登熟性を評価...
水稲・麦類新品種育成に関する素材開発研究 1)水稲・麦類の環境ストレス耐性、良食味品種の育成と加工適性に優れた品種の育成
摘要 目的:耐冷性及び高温登熟性に優れた「あきたこまち」と同熟期の良食味早生品種を育成する。また、DNAマーカー利用により水稲新品種を育成する。 成果:45系統を供試し、生産力、耐冷性及び高温登熟性を評価...
摘要 目的:多収で低コスト栽培に対応した飼料用イネ(米・WCS)や加工適性に優れる米粉用米を育成する。また、「美山錦」よりも高温耐性が優る酒米品種、及び「でわのもち」よりも倒伏や穂発芽しにくい糯米品...
摘要 目的:①イネ縞葉枯病多発生地域においてイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を有するコシヒカリ同質遺伝子系統の被害軽減効果を確認する。②イネ縞葉枯病の防除において、小麦におけるヒメトビウンカの生息部位、無人ヘ...
DNAマーカー育種支援システムを活用した効率的なイネ縞葉枯病抵抗性「ふくまる」の育成
摘要 目的:本県で育成した水稲新品種「ふくまる」に、DNAマーカー選抜によりイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を導入する。、成果:BC2F3の自殖後代の各種形質(出穂日、千粒重等)は概ね「ふくまる」と同等の特性を有し...
DNAマーカー育種支援システムを活用した効率的なイネ縞葉枯病抵抗性「ふくまる」の育成
摘要 目的:本県育成の品種「ふくまる」に、DNAマーカー選抜によりイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を導入して同質遺伝子系統を育成する。、成果:SNPアレイにより「ふくまる」と「一番星」(遺伝子Stvb-iを有する)の多...
摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、 a) 東北中部以南向けの耐塩性に強い稲発酵粗飼料用系統「関東飼265号」は、黄熟期乾物重が高くTDN収量は1.2t/10aを示すことから品種登録出願することとした。 b) 縞...
摘要 北海道(きたゆきもち)、青森県(ほっかりん)、茨城県(ふくまる)、栃木県(なすひかり)、三重県(三重23号)へのいもち病および縞葉枯病抵抗性遺伝子導入のための個体選抜が順調に進んだ。
ゲノム情報を利用したイネ高温耐性品種の育成(4)寒冷地南部向き優良品種
摘要 第8染色体短腕末端に存在する基白の発生に関わるQTLについて、最近傍マーカー(aa08000727)が笑みの絆型の場合、基白の発生が有意に減少しており、これは3年連続したものであった。従って、この領域に基白...
いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ抵抗性等を備えた温暖地向き複合病害虫抵抗性品種の育成
摘要 Grh3導入系統の育成に関して、稈長等が改善した個体の選抜、Grh5導入系統の育成に関して、遺伝背景を改善しGrh5遺伝子が固定した系統の選抜を行い開発に目処をつけた。pi21導入系統の育成の際に粒重が低下...
トビイロウンカ抵抗性、いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病抵抗性等を備えた暖地向き複合病害虫抵抗性品種の育成
摘要 関東IL16号は、qBP4およびbph11の領域が小さく不良連鎖の解消が完了しており、有望なトビイロウンカ抵抗性系統と考えられた。 室内検定試験については,Bph25bを持つ「NIBS5」とbph11およびqBP4を持つ「...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、 a) 粒径が小さく低損傷デンプンの米粉となる特性を持つ品種登録出願中の米粉パン専用品種「ゆめふわり」(奥羽405号)は、多肥栽培では標肥栽培よりも15%...
トビイロウンカ抵抗性、いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病抵抗性等を備えた暖地向き複合病害虫抵抗性品種の育成
摘要 「にこまる」を遺伝的背景としたトビイロウンカ・いもち病、縞葉枯病抵抗性各種遺伝子の糖質遺伝系統育成に向けてマーカー選抜、戻し交配を行うとともに育成系統の同質性の評価を行う。室内試験では6系統以...
摘要 二毛作に適性のある飼料用米、および稲発酵粗飼料用の系統育成をめざし、集団育種法に準じて交配、集団養成(世代促進)、個体選抜、系統選抜、系統育成、生産力検定(多肥、極多肥、晩植、直播等)、いもち...
摘要 いただきに北海PL9の持つ第9染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した系統を用いてQTLの効果を検証できた。また、いただきに空育162号の持つ第2染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した同質遺伝子系統...
摘要 抵抗性候補遺伝子の構造解析及び抵抗性遺伝子等の発現パターンの解析に関しては、a)葉いもち圃場抵抗性遺伝子Pi34の候補遺伝子の完全長cDNAの構造を明らかにした。さらに、本候補遺伝子の発現抑制組換え個体...
いもち病抵抗性と陸稲由来縞葉枯病抵抗性の同質遺伝子系統の開発
摘要 「コシヒカリ」に陸稲由来の縞葉枯病抵抗性遺伝子といもち病抵抗性遺伝子とを導入した同質遺伝子系統「中国IL3号」の品種登録申請を行った。また、「ヒノヒカリ」に外国稲由来のいもち病抵抗性遺伝子を導入...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなどの新規需要用品種の育成に関しては、アミロースエクステンダー変異系統「北陸粉243号」と高アミロース系統「北陸254号」、グルテリンとグロブリンの割合が少ない「奥羽405号」と「西海269号」、...
摘要 いただきに北海PL9の持つ第9染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した染色体断片置換系統を用いてQTLの効果を検証した。また、いただきに空育162号の持つ第2染色体上のアミロース含有率のQTLを導入した同...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...