摘要 目的:ニンジン乾腐病に対するクロルピクリンの深層土壌消毒法による防除効果を確認し、適切な処理時期を検討して防除法を確立する。また、土壌表面のガス揮散濃度の確認し、深層土壌消毒法の安全性を確認す...
特産野菜病害虫の生物農薬等を組み入れた防除体系の確立 (2)対抗植物による土壌線虫防除技術 ア.対抗植物導入実態の把握と線虫被害の解析
摘要 目的:根菜類における土壌中ネグサレセンチュウ密度と被害状況について明らかにするとともに、収量や品質に及ぼす影響について検討する。 成果:線虫発生圃場にごぼうを作付けした場合、初期密度が6.5頭/20...
防除対策支援調査 (3)ニンジンハネオレバエの発生生態に関する調査
摘要 目的:ニンジンハネオレバエの防除法確立のため、発生消長を調査する。 成果:黄色粘着板による発生消長を調査したところ、前年より9日早い5月8日から誘殺され、終息日は5月24日、誘殺盛期は5月3半旬、誘殺...
防除対策支援調査 (4)ニンジンハネオレバエの防除に関する調査
摘要 目的:トンネル栽培圃場の被害状況及びその耕種概要を比較検討し、慣行防除剤(土壌処理剤及び散布薬剤)などによる被害防止が可能か検討する。 成果:根部被害を確認した3ほ場では、いずれも茎葉散布が実施...
新発生病害虫の発生生態の解明と防除技術の開発 (3)ヒョウタンゾウムシ類の生態解明と防除法の確立(要望課題)
摘要 ネギ及びニンジンに対する薬剤登録を進めるために、薬効試験を現地圃場(富里市、松戸市)及び研究室の網室で実施した。ネギにおけるジノテフラン顆粒水和剤、ニンジンにおけるベンフラカルブ粒剤とメソミ...
農薬適正使用技術の確立 (2)主要害虫に対する新農薬の効果検定と実用性
摘要 コンフューザーVのチョウ目に対する防除効果を、豆類、イモ類及び野菜類で確認した。ナシではチャハマキを対象としたフェロモン剤の効果の検定を行い、高い防除効果が認められた。ベンフラカルブ粒剤及び...
摘要 地域で問題となっている病害虫について化学農薬の使用を抑えるIPMに基づいた、防除技術の組み合わせによる防除体系を確立する。(トマト,イチゴ,コマツナ,ニンジン,夏秋ナス,レタス)
93.害虫に対する新農薬の効果検定(1)主要害虫に対する新農薬の効果検定と実用性
摘要 本県に発生する主要害虫に対し、フェロモン剤を含む11薬剤の防除効果を検討した。ニンジンのヒョウタンゾウムシ類に対するオンコル粒剤については判定できなかったが、コンフューザV他3つのフェロモン剤...
摘要 平成17年度における診断・問合せ等の依頼件数は268件(平成18年3月31日現在)あり、作目別では、にんにく、ながいも、トマト、いちご、にんじん及びばれいしょの順で多かった。にんにくでは、イモグサレセ...
10病害虫防除農薬開発 (1)主要病害に対する新農薬の防除効果
摘要 効果があり実用性があると判定された薬剤は、ニンジン黒葉枯病に対するカンタスドライフロアブル、ICボルドー66Dであった。ナガイモ炭疽病および葉渋病に対するアミスター20フロアブル、ペンコゼブ水和...
9 特産野菜病害虫の微生物農薬等を組み入れた防除体系の確立(1)野菜の病害虫防除における科学合成農薬削減技術 (ii)対抗植物による土壌線虫防除技術 ア 対抗植物導入実態の把握と線虫被害の解析
摘要 上十三地域における抵抗性植物(ヘイオーツ、マリーゴルド)導入ほ場でのネグサレセンチュウ(以下、線虫)の発生状況を調査した結果は、いずれの地点でも、前年と同様に本年作付期間を通して5頭/土壌20...
摘要 野菜生産において、有用微生物の機能を最大限活用した堆肥や有機質肥料等の有機物資源利用技術の確立と、農薬代替技術や減化学農薬生産技術、有機質肥料活用減化学肥料生産技術を確立するとともに、主要な野...
摘要 平成16年度における診断・問い合わせの依頼件数は383件(平成17年2月20日現在)あり、作目別では、ながいも、にんにく、トマト、ねぎの順となっている。ながいもは、春堀いもに見られる褐斑根腐病等の根部...
12.畑作物・野菜の病害虫防除 (4)ニンジンハネオレバエによる裂孔症状の発生
摘要 選果場でにんじんに裂孔症状が確認された3地域5ほ場について、被害状況調査を実施したところ、裂孔症状の発生率は1~4%であった。被害株は散在的に発生しており、土手に囲まれているような風通しの悪い場所...
11.病害虫防除農薬開発試験 (1)主要病害に対する新農薬の防除効果
摘要 効果があり実用性があると判定された薬剤は、ナガイモ葉渋病に対するアミスター20フロアブル、ペンコゼブ水和剤、テーク水和剤、カブべと病に対するランマンフロアブル、アミスター20フロアブル、カブ白さ...
15.特産野菜病害虫の生物農薬等を組み入れた防除体系の確立(1)野菜の病害虫防除に於ける化学合成農薬削減技術(ii)対抗植物による土壌線虫防除技術
摘要 根菜類の線虫害を防止するためには、土壌線虫密度を低くすることが重要であり、生産現場での緑肥作物の導入実態を把握し、効果的・効率的な輪作体系について検討する。 研究対象 だいこん、にんじん、ごぼ...
摘要 新殺菌剤及び殺虫剤の病害虫に対する防除効果、薬害及び使用方法を検討する。ばれいしょ、大豆、かぼちゃ、きゅうり、はくさい、いちご、ねぎ、にんじん、キャベツ、はくさいの12病害28殺菌剤及び5害虫15殺...
36.地域基幹農業技術体系化促進研究1)寒地畑作型野菜輪作における作物組合せ特性の解明と輪作技術(1)寒地畑作地帯における省力低コスト・安定生産のための土壌管理技術改善と野菜導入畑輪作体系の確立
摘要 (1)畑輪作導入野菜の安定生産対策 1)土壌検診によるだいこんバーティシリウム黒点病回避対策 だいこんのバーティシリウム黒点病について、汚染圃場での栽培可能な品種について検討する。さらに、近年...
16.病害虫防除農薬開発試験(1)主要病害に対する有効薬剤の検索
摘要 効果があり実用性があると判定された薬剤は、ニンニク紅色根腐病に対するソイリーン、ナガイモ葉渋病に対するアミスター20フロアブル、ICボルドー66D、ニンジン黒葉枯病に対するZボルドーであった...
8.土壌病害の発生生態と防除(1)スイカ急性萎凋症の原因究明と対策
摘要 ホモプシス菌によるスイカ萎凋症に対する前作物の影響を調査した。その結果、ダイコン、ニンジン、トマト、ホウレンソウの栽培によって、次作のスイカ萎凋症には影響がないことが明らかになった。 研究対...