セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、a) エリアンサスに関しては、品種「JES1」に引き続き、培養増殖を前提とする系統「IK3A」を品種登録出願することとし...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関しては、a)エリアンサス新品種「JES1」(仮称。旧名はJES3)の機械収穫適性の評価では、収穫効率17乾物t/時間の可能性を得た。...
(2)農家所得の向上を目指した水利用の高度化による経営複合化
摘要 ・ 丘陵地に関しては、東北タイの伝統的集配水システムである「ファーイ」の水動態に関して、構築した水文モデルに過去30年間(1980~2009)の気象データを入力することによって、越流量、越流時期の年変動...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 1)高分解性でん粉を持つ甘しょ「九州159号」を農林認定候補とした。また、新規に高分解性でん粉甘しょ「九州167号」、多収のソルガム「九州交6号」等を選定するとともに、さとうきび「KY01-2043」等有望系...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)トマト褐色根腐病の病害発生程度の異なる病害発生土壌と非発生土壌の微生物多様性について細菌、放線菌、糸状菌を対象にeDNA法を用いて解析し、非発生土壌特有の糸状菌を見出し、土壌中から単離するとと...
摘要 アズキのAG反復配列からなるsimple sequence repeat(SSR)が高頻度で含まれるSSRライブラリーを作製した。255種類のSSR配列のうち50種類をマーカー化し、代表的な野生型および野生型と雑草型との複合型集団で...
摘要 林業での過酷な下刈り作業を軽減するために、生態系や環境の破壊につながらない新規雑草防除遺伝子を林業用樹木へ導入して、耐性組換え体を創出する。そのために、新規の除草剤抵抗性遺伝子を導入するための...
温暖地における強害帰化雑草の発生動向と防除技術の確立(127)
摘要 近畿・中国地域で問題になっている帰化雑草シロバナチョウセンアサガオの生態と化学的及び耕種的防除法を明らかにした。本雑草を5月上旬に播種すると播種後95日で結実するため,5月上旬播種トウモロコシ...
耕地生態系攪乱要因としての帰化雑草のアレロパシーに関する基礎的研究(129)
摘要 帰化雑草20余種のアレロパシーを,実生ではグロースポーチ法で,幼植物の根ではプラントボックス法,葉ではサンドイッチ法で検定した。グロースポーチ法ではアレロパシーは明らかにならなかった。プラントボ...
飼料作物高密度栽培に伴う作物保護機作および消化性の変化に関する研究
摘要 一般にトウモロコシは6,667本/10aの密度で栽培されているが,近年,穀実は10,000本/10a以上の密度で最大収量が得られることがわかってきた。本研究は,トウモロコシの栽培密度を増加させることにより,畦間...
摘要 林業での過酷な下刈り作業を軽減するためには,生態系や環境にやさしい新規の雑草防除遺伝子を林業用樹木へ導入することが考えられる。そこで,スギとヒノキを対象として,遺伝子組換え時にキメラを生じにく...
摘要 米国ハワイ州で生産されているパパイヤリングスポットウイルス(PRSV)HA株抵抗性の遺伝子組換えパパイヤ“55-1”と、組換えの宿主である“Sunset”について、残渣として出る種子が発芽した場合の環境安全性につ...
摘要 暖地型牧草の導入と評価を行い,わが国での牧草生産に適した草種を選定するとともに遺伝資源の特性のデータベース化と種子増殖を図る。12年度末までに12,000点を超える遺伝資源を保存している。希少遺伝資源...
摘要 平成12年度は,メロン遺伝資源19系統の特性を調査した。葉が大きかったのは,‘Bosvaldy’等で、逆に、‘C5-5’等は小葉であった。果実外観及び品質はネットメロン,マクワウリ,雑草メロンなど多様であった。‘...
摘要 林業での過酷な下刈作業を軽減するために、生態系や環境の破壊につながらない新規雑草防除遺伝子を林業用樹木へ導入して、耐性組み換え樹木を創出することを目指す。そのために、当該年度は、新規の除草剤抵...
耕地生態系攪乱要因としての帰化雑草のアレロパシーに関する基礎的研究
摘要 我が国の飼料畑で問題となっている多くの帰化雑草のアレロパシーを検定し、それらが耕地に存在する種々の草種、すなわち、在来雑草、飼料作物、野菜の発芽・生長に与える影響を調査し、耕地生態系攪乱要因を...
温暖地における強害帰化雑草の発生動向と防除技術の確立(132)
摘要 近年、草地・飼料畑に侵入しつつある帰化雑草ヨウシュチョウセンアサガオ及びオオオナモミのトウモロコシおよびスーダングラス中の生長を調査した。圃場には在来雑草であるケイヌビエの発生が激しく、本在来...
摘要 他の植物に対する生育抑制効果として表れるアレロパシー活性は雑草耐性の一因である。イネのアレロパシー活性を制御する遺伝子を明らかにすることを目的として簡易検定法を開発した。USDAのイネ遺伝資源...
メロン少側枝形質の遺伝的・生態的特性の解明と利用技術の開発(1)
摘要 雑草メロンに見出された少側枝性遺伝資源‘LB-1’を用いて、省力形質として有用な短側枝性のメロンを育成するため、‘LB-1’由来の短側枝性個体と実用品種との交雑F4世代15系統およびF5世代7系統...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(152)
摘要 ウリ類つる枯病菌の宿主特異性もしくは病原力に関連する遺伝子の単離をめざし、病原性の変異を明らかにするための分子マーカーの構築を検討した。本菌の病原性には多様な変異が存在することが明らかになり、...