摘要 冷害年に特異的に発生するイネの稲こうじ病の効率的な防除に資するため、本病の発生生態と本病に対するイネ品種の抵抗性を調べた。接種及び自然感染圃場のイネを時期別に株上げすることにより本病病原菌のイ...
摘要 いもち病抵抗性と良食味性を主目標に40組合せの交配、47組合せのF1養成、21組合せの集団養成を行った。個体選抜は25組合せから846個体を選抜し、系統選抜は新形質・超多収の材料を含めて38組合せから151系...
摘要 乗用管理機を用いた機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツを生産する栽培管理技術を確立するための、省力病害防除システムを策定する...
摘要 機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入を抑えた高付加価値・高品質のキャベツを生産する栽培管理技術を確立するための、病害虫防除技術を開発するために研究した。東海地域の...
摘要 ほ場に敷設したレール上を移動しながら茶樹やその周囲の環境の情報収集にあたるロボットを開発して、居ながらにしてほ場における作物や環境の状態を把握かつ管理できるシステムを開発する。9年度では、まず...
摘要 乗用管理機を用いたキャベツの省力的な機械化栽培管理技術の確立を図るため、薬剤散布作業に乗用管理機を用いた場合の省力化の評価と乗用管理機の運行がキャベツ収量に及ぼす影響について検討した。薬剤散布...
動物検疫にかかわる輸入リスクアセスメント手法の開発(131)
摘要 我が国に侵入する恐れのある国際重要伝染病(OIEリストA疾病)の輸入リスクについて客観的、量的に評価するための方法の開発を行った。具体的には、ウルグアイ共和国から日本に枝肉を輸入した場合のFM...
摘要 スクミリンゴガイは水稲直播の最大の障害のひとつであり、その管理システムの構築が緊急に求められている。その基礎として不可欠な本種の水田内における生活史と個体群動態を解明し、本種の密度低減にとって...
摘要 九州では水稲栽培の省力化、低コスト化をめざし、直播水稲栽培の技術開発が行われているが、普及にあたりスクミリンゴガイによる食害が問題となっている。スクミリンゴガイは冬季土中越冬し、田の入水ととも...
土壌環境要因の制御によるダイズシストセンチュウ防除技術の開発
摘要 ダイズシストセンチュウは豆類における難防除性の重要害虫である。そこで、天敵微生物の利用による生物的防除法や、生理活性物質を利用した生態的防除法に注目が集まっている。各種環境条件下における卵寄生...
発病抑止土壌の拮抗作用を利用したテンサイ根腐病抑止技術の開発(173)
摘要 リゾクトニア菌による苗立枯病に対して抑制効果のみられたトリコデルマ菌及びバーテシリウム菌を用いて圃場での根腐病に対する防除試験を行ったところ、株周囲へのふすま・バーミキュライト培養菌体の施用に...
摘要 拮抗微生物の施用によりポリミキサ菌の感染を抑制し、難防除性のそう根病の発病を軽減させることを目的とした。選抜された根圏細菌の室内試験における発病抑制効果は、施用した細菌の濃度に比例した。汚染圃...
摘要 作物株間の雑草に対して選択的に除草剤を散布するスポット除草技術を開発するため、自動走行への改良が容易に行えるように走行部の操作は電動モータで行い、圃場走行時の直進性および操舵の容易性を考慮して...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギー利用の一貫として、アルコール原料用てんさいの糖生産を低コストに実現する直播栽培技術の確立を目指して、発芽苗定着率(株立率)の向上、初期生育の確保・収量向上、競...
摘要 雨よけハウス内の軟弱野菜栽培の軽作業化を図るため、畝溝を走行する小型作業車の改良を進め、ホウレンソウ移植栽培への汎用利用を検討した。まず、防除機としての使用では、延長ブームを使用することにより...
摘要 イネカラバエは北海道及び東北地方では年2世代を経過するが,これより南の地域では年3化する。本虫の的確な発生予察と防除のため化性の分化機構を検討した。その結果,イネカラバエの化性の違いは,遺伝的に固...
摘要 水田輪作体系に組み込みうる基幹作物の一つである大豆の安定多収を実現するために転換大豆畑に発生する主要な害虫相を調査するとともに新防除法の開発を目指した。転換大豆畑の主要害虫は、ウリハムシモドキ...
寒冷地における強害帰化雑草の動向予測と制御技術の開発(175)
摘要 東北地域で蔓延している帰化雑草の中で、水田畦畔に発生するカミツレモドキと小麦畑雑草のハルザキヤマガラシの制御技術の策定に資するために、両草種の発生状況、分布及び生態を調査した。ハルザキヤマガラ...
摘要 最近の東北地域では、ミズアオイとアゼナ類等のスルフォニルウレア系除草剤(SU剤)に対する抵抗性型雑草の発現が、各地の水田で問題になっている。これら除草剤抵抗性型雑草を防除するとともにさらなる抵...
除草剤投与下における抵抗性雑草の選択・淘汰と適応進化機構の解明(179)
摘要 東北地域の水田ではスルホニルウレア系除草剤(SU剤)に対して抵抗性を示す雑草(アゼトウガラシ、タケトアゼナ、他のアゼナ類、ヒナガヤツリ)が問題となっている。これら抵抗性雑草のSU剤に対する抵抗...