摘要 水田転換畑において大豆・小麦の3年5作、又は2年3作を可能にする立毛間播種技術を普及させるため、播種作業機の汎用化と高能率化を図り、市販化レベルの大豆・小麦立毛間播種機を開発することを目的とす...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-小麦特性調査-(38)
摘要 普通系小麦1392,マカロニ小麦118品種・系統については1次特性を中心に調査を行い,278品種・系統については1次から3次特性まで調査を行った.海外導入品種の多くは晩生で長稈のものが多く収量性が劣って...
温暖地水田転換畑向け高品質・多収・機械化適性大豆品種の選定(54)
摘要 長野県中信農試及び九州農試育成大豆系統並びに既存品種を供試して近畿・中国地域への適応性を検討した。莢先熟が多発して茎葉の成熟が進まなかったため、成熟期が大幅に遅れるとともに害虫が多発し、特に普...
大規模畑作への休閑を主体とした省力的栽培管理導入効果の解析(120)
摘要 1年休閑後の緑肥跡地で可給態窒素が若干増加し、休閑を行わない慣行区に比べて、ばれいしょと小麦で増収が認められた。緑肥跡地のばれいしょは葉の枯れ上がりが遅く、60g以上のいも数が増加し、小麦では...
畑作地帯における野菜の導入に伴う植物寄生性線虫生態の変化の解析(122)
摘要 10年度および11年度の2年輪作として、畑作物(ばれいしょ、てんさい、小麦、小豆、大豆)栽培後に、根菜類(だいこん、にんじん、ごぼう、ながいも)の栽培、及び根菜類栽培後に畑作物の栽培を行い、そ...
摘要 穂の各部位では水分が異なり、水分40%以下の場合でも5~8%も差があった。収穫直後の単粒水分計による含水率分布は、高水分収穫小麦の場合、平均穀粒水分は33.3%、最高水分と最低水分の水分差は24%と大...
摘要 外側2条、内側2条の独立可変、横溝式繰出しロールの回転をDCモータによって制御する施肥機を試作した。定置試験では繰出しロールの回転数と施肥量は安定した。また、20秒ごとにDCモータを可変させたとこ...
摘要 大豆・麦作の長期連作が可能な環境保全型作業技術を開発するために、収量の高位安定化、化石燃料節減、省力化、ダイズシストセンチュウの発生抑制等の効果が期待できるワイドトレッドトラクタを基幹とした走...
小麦・大豆を中心とした高収益水田利用システムの成立条件の解明(125)
摘要 麦・大豆の本作化に向けた政策変化や降雨による作業リスクを考慮した経営計画モデルを作成し、大豆・小麦立毛間播種技術による3年5作栽培の導入効果を大豆単作との比較を通じて分析した。その結果、現行の...
輪換畑大豆・小麦2年3作技術体系確立による生産性向上と土壌改良効果・環境修復の定量的評価(126)
摘要 不耕起型大豆・小麦立毛間播種作業技術体系の実証試験を、秋田県大潟村の重粘土質土壌環境下で行う。さらに、本体系が周囲環境に及ぼす負荷を暗渠排水量・水質計測により定量する。12年度は、大豆-小麦2年...
摘要 大豆・小麦の3年5作・2年3作を可能にする立毛間播種技術を普及させるため、播種作業機の汎用化と高能率化を図り、市販化レベルの大豆・小麦立毛間播種機を開発する。12年度は、施肥・播種装置を大容量化...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-小麦特性調査-(38)
摘要 普通系小麦32品種について製粉・品質分析を含む44項目の1~3次特性を調査するとともに、普通系小麦72品種及びマカロニ小麦118品種について27項目の1~3次特性を調査した。パキスタンの普通系...
小麦・大豆を中心とした高収益水田利用システムの成立条件の解明
摘要 近年、需要に応じた高品質の農産物の販売が重要な課題となっている。そこで、東北農試で開発された小麦大豆立毛間技術導入の制約条件を不耕起播種技術によって緩和することにより、より柔軟な生産を可能とす...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-小麦特性調査-(45)
摘要 1~3次特性40項目を、小麦31品種・系統(うち3品種は比較用)について調査し、育種に有効な情報の提供と利用を進めた。出穂期は中生~晩生で、稈長はパキスタン導入品種で長稈が多く、中国品種では短...
摘要 東海・近畿・中国地域においては、大豆の多くは水田転換畑で作付けされており、湿害や立枯性病害の発生が多く、収量が低く不安定である。またこの地域には大豆の育成地がなかったため、この地域の気象・土壌...
摘要 多雨年である96年降雨パターンをもとに、線形計画法によるモデル分析を行った結果、春作業遅延がほぼ再現された。水田規模を変化させた場合の作付構成の変化を見ると、11.4haで直播プロセスが採用さ...
摘要 試験圃場の小麦について、収量と、航空写真より抽出した生育中の小麦葉色に関する画像情報はともに圃場内で大きな変異が見られた。また、収量と緑色の強さとの間に有意な相関があることを明らかにした。
摘要 除湿乾燥機に13.6KWの冷却器を付加して、雰囲気温度が30℃以上のときに、送風空気温を20~25℃にすることができるようにした。試験対象として、37.9%wb.のチクゴイズミで実験を行った。上...
摘要 低温・除湿乾燥制御システムは、最初に荷受けを行った小麦を冷却し、品質低下の大きな原因となっている『蒸れる』状態を防ぐことにより、呼吸量を押さえるとともに、発芽などの事故を防止することができる。...
摘要 稲・麦体系における作物切り替え時の作業ピーク解消として麦移植栽培を検討し、生育初期の苗立ちの安定化を図ることを目的とする。播種量を100~200g/箱に変えた小麦育苗試験では、苗は徒長気味とな...