摘要 目的:飼料用オリーブ葉を安定的に確保するため、現在手作業で行われている剪定枝からの脱葉作業を省力かつ効率的に行える分離・選別技術を開発する。 実績:上記の小型脱葉機について、県内2社に導入した場...
中山間地水田における大豆の不耕起播種精度の向上、栽培マニュアルの作成及び飼料用稲の小型ロールベール収穫・調製作業体系の案出
摘要 中山間地の輪換水田における大豆の密条無中耕栽培に対応する不耕起播種技術を開発して、大豆の栽培マニュアルを作成した。不耕起播種技術については、安定した播種作業が可能となり、広島県世羅町の現地試験...
摘要 i)大豆の莢伸長始期~粒肥大始期において土壌が乾燥し、その指標である平均pF値が2.7以上となると莢に対する茎葉の相対的な成熟遅延(莢先熟)が顕著となる。したがって,この時期のpF値が2.7を超えると予測...
2 自給飼料生産の省力、軽労化のための機械化作業体系の確立(2)長大作物の省力的収穫・調製法 1)長大飼料作物のカッティングロールベーラによる収穫・調製技術の検討
摘要 生研センターで開発した「細断型ロールベーラ」を用いて、飼料用トウモロコシ等の省力的収穫調製技術を確立する。細断型ロールベーラ体系による飼料用トウモロコシの収穫調製作業時間は、タワーサイロを用い...
摘要 飼料用トウモロコシは収量性及び栄養価が高く採食嗜好性も良い飼料作物である。しかしながら、飼料用トウモロコシは収穫調製作業の重労働等から作付面積の減少が続いている状況である。 そこで、省力的収...
2 自給飼料生産の省力、軽労化のための機械化作業体系の確立(2)長大作物の省力的収穫・調製法 1)長大飼料作物のカッティングロールベーラによる収穫・調製技術の検討
摘要 生研センターで開発した「細断型ロールベーラ」を用いて、飼料用トウモロコシ等の省力的収穫調製技術を確立する。細断型ロールベーラ体系による飼料用トウモロコシの収穫調製作業時間は、タワーサイロを用い...
摘要 i)「ホシアオバ(中国146号)」と「クサノホシ(中国147号)」について、場内圃場における極多肥栽培試験等により諸特性を検定するとともに、寒冷地中部から暖地の各府県に試作用種子を配付して成績を取りま...
不良環境条件下における不耕起播種が飼料作物の出芽及び初期生育に与える影響の解明(98)
摘要 飼料用とうもろこしの不耕起播種の可能性を検討するため、不耕起播種した場合のとうもろこしの出芽及び初期生育を調査した。その結果、イタリアンライグラス収穫後の不耕起播種では、施肥した場合には再生し...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化(88)
摘要 大型バットに播種したとうもろこし83品種の出芽・初期生育への過湿の影響は、11年の試験より現れかたが不明瞭であったが、結果は概ね一致した。また、過湿時の対応策の一つであるとうもろこしの不耕起播種で...
摘要 飼料用ムギ類44品種、飼料用とうもろこし94品種、ソルガム類85品種及び栽培ヒエ等11品種を供試し、気象変動等に対する収量の安定性を検討した。秋作ムギ類の収量は、品種による収量のひらきが大きかったが、...
ダイオキシン類の飼料作物への吸収・蓄積機構と調製貯蔵過程における動態の解明(99)
摘要 飼料用トウモロコシ栽培過程におけるダイオキシン類蓄積量の経時変化を見るために,トウモロコシ品種ナスホマレの種子,播種一ヵ月後,絹糸抽出期,黄熟期および黄熟期の一ヵ月後のサンプルについてそれぞれ...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化(97)
摘要 飼料用とうもろこし85品種を供試して過湿条件下での出芽、初期生育を比較したところ、ナスホマレ、DK616、TX120、TH8913、九交105等の系統は過湿条件下でも比較的良好な初期生育を示し、過湿による初期生育...
摘要 飼料作物の気象変動に対する収量の安定性を検討した。その結果、飼料用とうもろこしは6、7月の低温・寡照によって初期生育と稔実が不良で10年なみの低収量となり、ソルガムも早生品種ほど大きな影響を受け...
ダイオキシン類の飼料作物への吸収・蓄積機構と調製貯蔵過程における動態の解明
摘要 焼却場等から排出される灰や煙に含まれるダイオキシン類が内分泌かく乱物質として問題化しているが、草地や飼料畑においてもダイオキシン類による汚染が懸念されている。本課題では、飼料作物におけるダイオ...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化
摘要 夏作播種時における低温と長雨、収穫時における長雨にみられるように、近年不順な天候のため夏作飼料作物の生産は不安定なものとなっている。これらの影響が強く現れる汎用水田等の大区画圃場での飼料作物栽...
低温時における地表被覆資材利用による長大型イネ科飼料作物の生育促進機構の解明(92)
摘要 生産限界地帯での栽培や最近の天候不順に対応するための安定栽培への適用可能性を明らかにするため、飼料用とうもろこしの初期生育時における被覆資材利用による地温等への影響と生育促進効果について検討し...
摘要 夏作物として飼料用とうもろこし98品種とソルガム類81品種、冬作物として飼料用麦類41品種(エンバク26品種、ライコムギ4品種、ライムギ9品種、オオムギ2品種)とイタリアンライグラス36品種を...
温暖地・暖地向けホールクロップサイレージ用イネ品種の育種技術の開発
摘要 畜産と水田作の有機的結合として、水田農家が休耕田で畜産農家の家畜排泄物を肥料として飼料用イネを栽培する体系が求められている。飼料用イネ品種として一般品種よりも子実重や茎葉重の優れる「アケノホシ...
摘要 飼料用とうもろこし79品種、ソルガム類81品種、イタリアンライグラス36品種、エンバク30品種及びライムギ8品種を供試し、これらの栽培特性を調査した。供試したとうもろこしの出穂までの生育期間は...
摘要 飼料作物優良品種選定試験データベースをもとに飼料用とうもろこしの生育と収量の年次変動を地域ごとに解析した結果、生育遅延と乾物収量の減収率の年次変動は必ずしも同調せず、気象変動の影響の現れかたも...