抵抗性品種を核とした暖地主要害虫の総合防除技術の確立(245)
摘要 12年度、ハスモンヨトウ選好性試験の結果、選好性程度の異なる14系統について、室内飼育試験(抗生性試験)を行った結果、これまで選好性試験では中程度と判断してきた品種「ヨーナヨー」がヒメシラズ並の抵...
耐虫性同質遺伝子系統を核としたウンカ・ヨコバイ等害虫の総合防除技術の確立(64)
摘要 イネの芽出し苗を用いて、5交配10系統について耐虫性個体の選抜を行った。耐虫性育成系統間でイネミズゾウムシの被害葉率、被害株、寄生幼虫・蛹数に違いが認められなかった。また、選好性検定の結果にも...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立(144)
摘要 トリフルミゾール、ペフラゾエート、チウラム・ベノミル水和剤はCAB-02水和剤と併用しても、ばか苗病に対する防除効果は維持していた。また、CAB-02水和剤と糸状菌病防除剤を混合する処理方法はもみ枯細菌病...
コナガの寄生蜂の利用を核としたキャベツ害虫群の総合防除技術の確立(309)
摘要 盛岡市の東北農試圃場において、導入寄生蜂セイヨウコナガチビアメバチの放飼によるコナガ密度抑制効果と、コナガ以外の害虫に対するおとり植物の効果について試験を行った。セイヨウコナガチビアメバチは6...
紫外線カットフィルムと寄生蜂の複合利用を核としたコナジラミ類等害虫の総合防除技術の確立
摘要 紫外線カットフィルムと寄生蜂の複合利用を中心としたトマトにおける害虫の総合防除技術を確立する。11~12年度に寄生性天敵の行動に及ぼす近紫外線除去の影響を解明し、12~13年度に捕食性天敵の行...
コナガの寄生蜂の利用を核としたキャベツ害虫群の総合防除技術の確立
摘要 キャベツの減農薬総合的害虫管理のための技術体系化研究を行う。最重要害虫であるコナガに対しては、導入寄生蜂セイヨウコナガチビアメバチの季節的放飼法と、土着寄生蜂コナガヒメコバチの大量放飼法による...
摘要 東北地方の稲作ではいもち病対象薬剤が投入農薬の主体であるが、環境調和型農業の観点等から、病害虫の発生動向に即応した総合病害虫管理(IPM)の導入が求められている。本課題では葉いもちに焦点を合わ...
摘要 施設メロンの病害虫防除において、化学農薬を大幅に削減した総合防除体系を確立することを目的とし、ワタアブラムシ、コナジラミ類、ハダニ類、アザミウマ類、等を対象として、コレマンアブラバチ、チリカブ...
摘要 スイカの主要害虫に対する天敵類の利用に関しては、チリカブリダニやコレマンアブラバチ等を用いた防除試験が検討されているが、ワタアブラムシやハダニ類に対する効果が不安定であることや多数回の放飼を必...
無病化種子、機能水消毒を核とした主要病害の総合防除技術の確立
摘要 稲作全期間に発生する病害虫の総合防除技術体系を確立するために、本課題ではいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病等の種子伝染性病害防除のための玄米人工被膜の無病化種子の効果実証及び機能水、種子処理によ...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立
摘要 コナガはアブラナ科植物を加害する世界的な大害虫である。また、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの殺虫剤に対する抵抗性を顕在化させ、防除の困難な重要害虫となった。多発生の原因の一つとして農薬害に...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立
摘要 水稲の育苗期にはもみ枯細菌病、苗立枯細菌病及びばか苗病が発生して苗不足を引き起こす。一般にこれらの病害は化学農薬による種子消毒によって防除してきた。しかし、耐性菌の出現や化学農薬の環境汚染の問...
耐虫性同質遺伝子系統を核としたウンカ・ヨコバイ等害虫の総合防除技術の確立
摘要 水稲の耐虫性を利用した害虫制御技術は、総合防除技術(IPM)の有力な素材技術である。ここでは、ツマグロヨコバイ耐虫性同質遺伝子系統を中心としたウンカ・ヨコバイ等の総合防除技術の確立を図る。研究...
ハスモンヨトウ抵抗性機作解明及び暖地向き抵抗性品種の育成(251)
摘要 室内選好性選抜法を用いて九交589からハスモンヨトウに非選好性を有し収量性及び品質の高い「九系279」を育成した。抵抗性程度の異なる品種の飼育試験では抵抗性強の品種で蛹重が低下し、蛹化迄日数が...
摘要 近年、暖地の転換畑を中心に大豆葉を食害するハスモンヨトウの突発的な大発生が問題となっている。当研究室では、既存の遺伝資源からハスモンヨトウ抵抗性品種を見出してきたが、実用的な耐虫性品種育成には...
土壌病害の熱水消毒と耕種的防除・機能水消毒を組み合わせたつる割病等病害の総合防除技術の確立
摘要 環境負荷を抑えつつ持続的な農業生産を維持する上では、化学農薬使用量の大幅削減が必須の課題である。また2005年には臭化メチルの使用が禁止される状況にあり、土壌くん蒸剤に頼らない土壌病害虫の防除...
圃場抵抗性と抵抗力増強資材によるいもち病を核とした病害の総合防除技術の確立
摘要 環境負荷を抑えつつ持続的な農業生産を維持する上では、化学農薬使用量の大幅削減が必須の課題である。九州における稲作型は多様性に富んでいるが,いずれの作型でもいもち病と紋枯病の発生が多く、この2つ...
天敵と高精度発生予察を利用した海外飛来性害虫の総合防除技術の確立
摘要 海外飛来性イネウンカ類の間には、餌をめぐる直接的な相互作用のほか、水稲の生体防御機構や天敵の働きを介した間接的な相互作用が存在する。これらの相互作用を組み込んだ高精度発生予察技術を確立するとと...
耐虫性品種と薬剤少量施用等を核とした水稲害虫の総合防除技術の確立
摘要 東日本の水稲栽培で実施されている農薬の育苗箱施薬や地上散布、空中散布などの防除法の合理性を吟味し、減農薬栽培法の確立とその普及方策を研究する。11~13年に、初期害虫の防除に対しては現行の育苗...
露地野菜の減農薬のための土壌線虫の総合防除技術の開発(128)
摘要 野菜類の生産阻害要因として重要な土壌線虫の被害を軽減するため、輪作、対抗植物、天敵等を複合的に利用した、線虫の総合防除体系を構築する。このため、1kmメッシュ気候値及び線虫の発生モデルを用いた...