大規模経営による低コスト生産技術開発試験 1 高品位・安定多収・低コスト生産技術の開発 (3)浜通りにおける乾田直播栽培技術の確立 オ 乾田直播における難防除雑草の除草法の開発
摘要 乾田直播におけるノビエ、イボクサなどの雑草防除対策を確立する。ビスピリバックNa塩液剤はノビエ5葉期、シハロホップブチル・ベンタゾン液剤は、ノエビ4葉期までに処理すれば除草効果は発生密度に影響さ...
摘要 目的:東北農業試験場では、麦・大豆の作期の競合問題を解消し、2年3作を可能とする立毛間播種機とそれによる栽培技術を開発してきており、農家圃場における現地試験において小麦350kg10a、大豆250~300kg/...
畑作用土壌処理型除草剤の効果変動要因の解明および安定化技術の開発
摘要 アミド系およびジニトロアニリン系の土壌処理型除草剤を処理した後の土壌溶液中における薬剤の減衰は、乾燥条件より湿潤条件で速かったが、黒ぼく土や灰色低地土等の土性による違いはなかった。一方、残効期...
強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(93)
摘要 アキノエノコログサの国内及び韓国で採取した43集団並びに外来の5集団について、外部形態及び除草剤感受性を比較した。国内12集団は出穂時に匍匐タイプであったが、他は全て直立タイプであった。アトラジン...
ショクヨウガヤツリの塊茎形成特性の解明と制御技術の開発(181)
摘要 難防除多年生雑草ショクヨウガヤツリの塊茎形成は、外部から与えたジャスモン酸によって促進されること、ジャスモン酸の合成酵素であるリポオキシゲナーゼの阻害剤等によって阻害されることを明らかにした。...
畑地における土壌処理型除草剤の残効性に及ぼす土壌水分の影響(185)
摘要 3年間の結果から、異なる4土壌において、土壌水分が高いほどメトラクロールの土壌溶液中濃度は早めに消長するものの、残効期間は逆に長くなる傾向にある。また、土壌間差は、土壌が乾燥するにつれて広がり、...
変動要因を組み込んだ除草剤用化学物質の使用量最適化評価手法の開発
摘要 湛水条件を中心に温度やpH等様々な土壌条件下における土壌処理型除草剤の土壌溶液中挙動、雑草による吸収および雑草の薬剤感受性値の変動等を関連づけて解析することで、各圃場における除草剤用化学物質の...
畑地における土壌処理型除草剤の残効性に及ぼす土壌水分の影響(195)
摘要 土壌水分については、体積含水比と含水比との間に相関が見られたことから、含水比を圃場における残効期間推定のパラメーターとして利用できる可能性が示唆された。また、畑圃場条件では、土壌水分が高まると...
土壌処理型除草剤の吸収機構の解明および合理的吸脱着制御技術の開発(194)
摘要 除草剤の土壌溶液中薬剤濃度に影響を及ぼす環境要因を定量的・速度論的に把握し、薬剤に対する生物反応との相関関係を明らかにすることで、土壌処理型除草剤の吸収機構を解明し、新規製剤による薬剤の吸脱着...
摘要 我が国の稲作では低コスト省力栽培が求められ、直播栽培技術におけるより省力的な雑草防除技術の開発に取り組んでいる。しかし、直播栽培で使用できる除草剤成分は限られており、東北地域ではスルホニルウレ...
摘要 外来雑草の環境適応時の遺伝的変異保持機構と形質獲得特性を明らかにするために、わが国で蔓延し問題となっている外来雑草のイチビについて、圃場生育レベルとDNAレベルで解析を行い、さらにアトラジンに...
畑地における土壌処理型除草剤の残効性に及ぼす土壌水分の影響(195)
摘要 一年生畑雑草の除草剤感受性値(室内試験)と土壌表層における土壌溶液中の薬剤消長(圃場試験)から求めたメヒシバおよびイヌビエの予測残効期間は、アラクロール<メトラクロール(MTC)であるが、実測...
土壌処理型除草剤の吸収機構の解明および合理的吸脱着制御技術の開発(194)
摘要 アミド系除草剤の土壌吸着平衡係数(Kd)の薬剤間比率は、大部分の供試土壌でほぼ一定であったが、有機炭素含有量および有機炭素あたりの吸着量により一部変動した。有機物除去土壌への薬剤吸着量は、除去...
摘要 麦作における強害雑草カラスムギについて現地調査を行い、茨城県西部の畑麦作地域の殆どに被害圃場を確認し、一部では収穫放棄圃場も存在した。カラスムギ対策は遅延播種、休閑など耕種的対応に依存していた...
土壌処理型除草剤の吸収機構の解明および合理的吸脱着制御技術の開発(178)
摘要 水稲用アミド系除草剤メフェナセットの土壌溶液中濃度は、土壌中有機物含量だけをパラメーターとして推定できるという従来の理論が成立しない可能性、すなわち本剤の土壌溶液中濃度推定のためには、さらに水...
摘要 谷和原水田圃場試験における試験から、3種アミド系除草剤(プレチラクロール、メフェナセット、テニルクロール)の残効期間は、処理時期・薬量を変えても、田面水中薬剤消長と雑草の薬剤感受性値から推測で...
摘要 土壌処理型除草剤は、通常、雑草の発生に関する情報が未知のままで防除の意思決定を下さざるを得ない。そこで、対象作物をダイズ、対象雑草をメヒシバとして、雑草発生前に合理的な防除意思決定を図る手法を...
摘要 畑地で最も特徴的な変動要因である土壌水分の薬剤挙動、雑草の発生消長および薬剤感受性に及ぼす影響を解明し、それをもとにした畑用土壌処理型除草剤の残効性予測法の開発を目的とする。具体的には、1)除...
土壌処理型除草剤の吸収機構の解明および合理的吸脱着制御技術の開発
摘要 土壌処理型除草剤の吸収機構を解明し、新規製剤による薬剤の吸脱着制御技術を開発する。具体的には、1)除草剤の土壌中可給態存在量に及ぼす要因の解明(9~10)、2)薬剤の植物体吸収量と生物反応との...
摘要 谷和原水田圃場における試験から、3種アミド系除草剤(プレチラクロール、メフェナセット、テニルクロール)の残効性については、それらの田面水および土壌溶液(表層0-1cm)中の消長と一年生水田雑草...