摘要 水稲の耐虫性を利用したツマグロヨコバイの生物的な制御技術を開発し、農薬の使用量を軽減するなど環境保全型稲作技術の確立を図ろうとする。■耐虫性品種・中間母本・育成系統の導入ならびに評価(6~7)■...
摘要 耐倒伏性に優れる超多収F1品種を開発するため、耐倒伏性の簡易検定法を確立するとともに、それを用いてフリント育種素材集団からの耐倒伏性自殖系統の選抜・育成と優良F1組合せの選定を行った。耐倒伏性...
アルコール用高糖性スイートソルガムの特性解明とハイブリッド育種法の開発(75)
摘要 スイートソルガムを対象に、アルコール原料用の生物エネルギー素材としての機能を種内変異との関係で解明するとともに、高糖性F1品種の育種システムを開発する。5年度は、雄性不稔系統を含む第3次導入品...
摘要 サツマイモ立枯病菌の懸濁液を圃場に添加した上でサツマイモ苗を挿苗する方法で、立枯病に対する圃場での抵抗性検定法について検討した。5年度は異常低温が続いたため、立枯病の発生が少なく充分な検討がで...
摘要 ダイズ黒根腐病は、転換畑を中心として北海道を除く全国で発生し、ダイズの安定生産を阻害する重要要因となっている。本病に対して有効な防除法としては、熱水土壌消毒法、田畑輪換等による生態的制御技術が...
耐病虫性・環境ストレス耐性-外国菌によるいもち病圃場抵抗性遺伝子の推定(138)
摘要 農研センター、東北農試、北陸農試、中国農試、九州農試で育成した新形質米の21育成系統について、隔離温室内で、細管を用いた分生胞子懸濁液の葉節接種検定法でいもち病に対する圃場抵抗性程度の評価を行...
摘要 イチゴ炭そ病に対し硬度抵抗性を有する系統を効率的に選抜するための抵抗性簡易検定法を開発した。本法は胞子濃度10万個/mlの接種源を、同一葉齢の葉柄先端部切断面に接種し、25℃・多湿条件に7~9...
摘要 マウスにおいてES細胞株を樹立し、その細胞生物学的特性を検討することにより、ES細胞の簡易検定法を開発することを目的とした。5年度は、ES細胞を識別し得る候補として4種類(アルカリフォスファタ...
摘要 葉色退化を利用したシストセンチュウ抵抗性の簡易検定法を開発するために、線虫汚染圃場及び非汚染圃場において、葉色及びシスト着生数を調査し、その関係をみた。その結果、葉色は抵抗性品種では汚染圃場及...
摘要 ダイズ品種の白絹病抵抗性を簡便かつ短期間で検定する方法を開発した。本法は、温室内で箱育苗したダイズ苗に白絹病菌を接種し、立枯症状および地際部の茎に発生する赤褐色の病斑の程度によって抵抗性を判定...
摘要 香りセンサーで有望系統の香気パターンを分析したところ、系適7群に供試した新香味茶用系統(金谷21、22号)が紅茶型、緑茶型の中間であり、アッサム系統の香気を受け継いでいることが確認出来た。
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性(128)
摘要 きくの耐湿性の簡易検定法の開発を目的とし、5年度は根の機能測定のための化学的方法として一般的に用いられている、TTC法とアルファナフチルアミン法を比較、検討した。両方法ともに、前年に調査した耐...
摘要 わが国の温暖地におけるカーネーションの重要な病害の一つである萎ちょう細菌病(Pseudomonas caryophylli)に対する抵抗性の簡易検定法の開発と、抵抗性母本の選抜をした。浸根接種...
摘要 ピーマンの病害抵抗性育種においては、抵抗性を有したトウガラシとの交雑育種が行われているが、その際、辛味のない個体を選抜するために官能検査に代わる簡易検定法の開発が望まれている。そこで、4年度ま...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発
摘要 現在の促成栽培の主力品種である「女峰」、「とよのか」は品質・収量面で優れるものの、耐病性の点では大きな欠点を抱えており、高品質かつ強度複合病害抵抗性品種の育成が望まれている。そこで本研究では主...
摘要 サトウキビ栽培において、甚大な被害をもたらす根腐病(Pythium)抵抗性変異体の簡易検定法の確立と選抜を行うために、品種NiF4、その緩照射培養変異3系統および比較4品種を供試し、幼苗栽培土...
摘要 寒地型牧草イネ科4草種、マメ科2草種の耐寒性の異なる材料を供試し、TTC(2,3,5-triphenyltetrazolium)染色法による耐凍性の簡易検定法を検討した。1)凍結処理温度と越冬...
摘要 組換え植物がアレロパシー物質を産生した時の活性の程度を把握する為に、既存のアレロパシー物質の程度を数種の植物を用いて検討した。本年度は、昨年に引き続き、フェノール性化合物として、生合成的に関連...
摘要 遺伝資源の耐病性系統を有効利用して行くことは極めて重要であり、ニホンナシ黒斑病の簡易検定手法の確立を図った。0.1~5ppmの各濃度に希釈した病原毒素溶液をろ紙に添加し、第1から第5葉の切り取...
摘要 ナシ属植物に寄生する黒星病菌からゲノムDNAを精製し、ナシ黒斑病菌のrDNAをプローブとしてサザンハイブリダイゼーションを行ってRFLPを観察した。ナシ黒星病菌DNAの制限酵素Hind■或はB...