① 農業生物のゲノム解読の推進とゲノムリソースの拡充・高度化
摘要 1.コムギ6B染色体のBAC物理地図の構築について、BMC Genomics誌に論文として発表した。物理地図情報(Ver. 2.0)は、フランス国立農学研究所(INRA)の「Wheat URGI」サイトにて公開された。また、この物...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、_x000D_ a) 平成26年度に開発した水田土壌の風乾土湛水培養可給態窒素の迅速評価法について、家庭用オーブンや市販の簡易COD分析キ...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、 a) 水田土壌の風乾土湛水培養による可給態窒素は、風乾土を105℃で24時間絶乾後に25℃1時間水抽出して得られる抽出液中の有機態炭素...
土壌病害虫診断技術等の開発(気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のための技術開発) 、1 ソルガム輪作による発病抑制効果
摘要 目的:ブロッコリー栽培における根こぶ病の防除コストを低減するため、ほ場の状態に見合った防除対策を可能とする土壌診断システムを構築する。 、成果:夏期のソルガム輪作による発病抑制効果を検討したが...
摘要 土壌診断に基づく適正施肥実践のための簡易診断法の開発・改良に関しては、a) 80℃16時間の水抽出法によって得られる可給態窒素を構成する有機物は、ほぼ均一なアミノ酸組成を持つ分子量数千~数十万の有機態...
摘要 コントラクター活用による省力播種技術、土壌診断に基づく資源循環型肥培管理技術に関しては、a)温暖地の二毛作において直接の不耕起播種が困難な冬作ライムギ後のトウモロコシ省力播種技術として、ディスク...
持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発 (4)家畜ふん堆肥を活用した安定多収、化学肥料削減のための施肥支援ツールの開発
摘要 (1)トウモロコシ、ソルガム、スーダングラスについて、畜草研が収集してきたデータから窒素吸収量を整理した。(2)施肥支援ツールのプロトタイプを構築し、作物、たい肥成分と施用量、土壌診断値を入力すると...
摘要 土壌の可給態窒素及び可給態リン酸の現場対応型診断法の開発・改良に関しては、a)土壌の可給態リン酸診断法として、劇物試薬や振とう機が不要な水抽出法を開発するとともに、計画を前倒しして抽出リン酸の簡...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
南米、アフリカ等の不良土壌における作物の適応機能の解明と栽培技術の開発
摘要 アフリカ稲の低リン酸耐性における遺伝的変異は大きく、特にIG10が低リン酸耐性に優れた品種である。イネにおいて、酸性土壌での生育阻害の主因であるアルミニウム(Al)過剰害は根表面のCaをAlが置換するこ...
摘要 アルゼンチンの大豆主要栽培地帯においてH11年度に引き続き急性枯死症の調査を行うとともに、病原菌の分離を試み、病原性を確認した。病原菌は主に■培地上の生育が著しく遅いこと、■ジャガイモ煎汁寒天培地...
植物体内窒素固定細菌による窒素固定植物の探索と評価(197)
摘要 サトウキビ,サツマイモ,牧草について15N自然存在比法により窒素固定を評価した。サツマイモの葉身、葉柄、塊根のδ15N値は、対照のカボチャに比べて低下しており、窒素固定の可能性が示唆された。バイオマ...
摘要 遺伝資源の1次特性調査および再増殖は、とうもろこしではジーンバンク保存遺伝資源40点、中国導入遺伝資源2点の計42点、ソルガムではジーンバンク保存遺伝資源30点について実施し、特性を明らかにするとと...
摘要 調査地域の農家圃場の土壌交換性カリウム含量は土壌診断基準値の2~3倍に達し、栽培されているトウモロコシ、ソルガムのミネラルバランスも崩れていた。その原因として尿を含むスラリー散布が考えられ、そ...
アルコール用高糖性スイートソルガムの特性解明とハイブリッド育種法の開発(150)
摘要 世界各国から導入した約200 品種・系統の糖生産力とその関連形質の変異を解明するとともに、稈汁糖度についての簡易検定法を確立した。また、わが国暖地に適応する高糖性・多収品種の育種法を開発するた...
土壌・作物代謝解析のための安定同位体自然存在比の利用技術の開発と応用:持続的土地利用型農業生産に関する基礎的研究(113)
摘要 全自動窒素炭素質量分析計による植物と土壌の窒素量と窒素同位体比の分析法を確立した。ブラジル、フィリピン、沖縄(宮古)で栽培されたサトウキビと周辺植物を分析し、ブラジルと宮古島のサトウキビの窒素...
摘要 作物の生産性は栄養生理機能によるところが大きい。この診断法を確立するため、作物種や系統間でのミネラル代謝等の変異を明らかにした。2年は多収稲タカナリの栄養生理をむさしこがねと比較した。2・3年...
ソルガム麦角病の発生生態の解明とその防除技術の開発(126)
摘要 最近発生が増加しているClaiceps sp.による麦角病について、ソルガム品種・系統の抵抗性検定を温室及び圃場で行った。開花時の分生子噴霧接種による温室検定の結果、供試した親系統は概ね弱く、...
摘要 冷夏で発生が増加し、わが国で抵抗性検定についての詳しい検討がなされていない牧草類及びソルガムの病害を対象に、既存の品種・系統の抵抗性スクリーニングを行う。ソルガムひょう紋病は低温、多湿条件下で...
アルコール用高糖性スイートソルガムの特性解明とハイブリッド育種法の開発(75)
摘要 スイートソルガムを対象に、アルコール原料用の生物エネルギー素材としての機能を種内変異との関係で解明するとともに、高糖性F1品種の育種システムを開発する。5年度は、雄性不稔系統を含む第3次導入品...