a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
摘要 ハイブリッドライスの高窒素利用特性に着目して、窒素利用効率QTLの候補領域のシークエンスとマイクロアレイ解析によって候補遺伝子の探索を行った。マッピングに用いる簡易検定法の確立に関する研究を行っ...
摘要 目的:高知県では独自の高温登熟性簡易検定法を確立しており、国内外の水稲品種の高温登熟性を評価するとともに、これまでに育成された良食味系統と高温登熟性の優れる品種・系統との交配により、高温登熟性...
ダイズ茎疫病抵抗性遺伝子に連鎖したDNAマーカーと育種素材の開発
摘要 (1)茎疫病真性抵抗性遺伝子に連鎖したDNAマーカーの開発については「ワセシロゲ」は新規のRps1座のアリルを持つと推定され、遺伝子から0.9cMと2.1cMの位置にSc260-72及びSatt009が座乗すると考えられた。...
イチジク‘蓬莱柿’の安定生産を実現する株枯病の画期的防除技術の開発
摘要 株枯病菌による土壌汚染の有無について,現地で簡易に診断できる枝挿し法を検討した。イチジクの前年枝を30cmに裁断し,7/16(夏季)および9/29(秋季)に現地の本病汚染土壌に挿し込み(25cm程度),1・3...
松くい虫抵抗性アカマツを利用した環境に優しいマツ林再生技術の開発
摘要 目的:抵抗性アカマツ採種園構成クローンについて系統ごとの抵抗性強度を評価し、採種園の充実を図る。抵抗性の簡易検定法の開発、植栽木の生育状況調査を実施する。 成果:県下各地から集めた線虫のうち最...
松くい虫抵抗性アカマツを利用した環境に優しいマツ林再生技術の開発
摘要 目的:抵抗性アカマツ採種園構成クローンについて系統ごとの抵抗性強度を評価し、採種園の充実を図る。抵抗性の簡易検定法の開発、植栽木の生育状況調査を実施する。 成果:県下分布の線虫を収集し、病原性...
摘要 目的:ブナシメジのウイルス検出方法を開発するため、子実体や施設内昆虫・雑菌のウイルス保有を検査する。さらに、ブナシメジ菌糸のウイルスフリー化技術を開発する。、成果:ブナシメジを食害するキノコバ...
(1)カンショの病害等による品質劣化の要因解明と防止技術の確立
摘要 近年、カンショ産地で問題となっている“周皮乾腐症状”は、紫いも品種の「パープルスイートロード」に発生しやすいが、主力品種の「ベニアズマ」にも多発する事例がある。本症状を中心に産地で問題となって...
e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 1)小イモで焼きいもの食味に優れ、立枯病とつる割病に抵抗性を有する「関東124号」、蒸切干の品質が優れる「関東127号」を新品種候補系統とした。2)焼酎用として、醸造適性に優れる「九州153号」および...
e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 1)食用・加工用については、いもの外観や食味が優れ、サツマイモネコブセンチュウ抵抗性を持つ「九州161号」を新配布系統として選抜した。「べにはるか」はサツマイモネコブセンチュウのレース1と3に対し...
b.難防除雑草バイオタイプのまん延機構の解明及び総合防除技術の開発
摘要 1)雑草動態モデルの開発では、冬作雑草のカラスムギ、ネズミムギの種子損耗に及ぼす石灰窒素処理の効果を明らかにし、エンマコオロギの種子摂食行動も地表種子の損耗に効果があることを確認した。主要水田...
(1)カンショの病害等による品質劣化の要因解明と防止技術の確立
摘要 近年、カンショ栽培で問題となっている“周皮乾腐症状”は、紫イモ品種「パープルスイートロード」に発生しやすいが、主力品種「ベニアズマ」にも多発する事例がある。また、平成17年度にイモの表面に小亀裂...
摘要 目的:本県特産ゴーヤーの生産拡大とともに防除が困難なウイルス病が顕在化するようになった。迅速な防除を可能にするため、現場でできる簡易ウイルス診断法を開発する。、成果:原因別の症状による診断方法...
松くい虫抵抗性アカマツを利用した環境に優しいマツ林再生技術の開発
摘要 目的:抵抗性アカマツ採種園構成クローンについて系統ごとの抵抗性強度を評価し、採種園の充実を図る。抵抗性の簡易検定法の開発、植栽木の生育状況調査を実施する。 成果:県下分布の線虫を収集し、病原性...
亜熱帯生物資源活用システム高度化のモデル試験研究(アメリカフウロ)
摘要 目的:亜熱帯生物資源の高度活用へ向けた基盤強化事業において、モデルとして雑草アメリカフウロを利用した土壌病害および雑草防除技術の実用化を行う。雑草の栽培、種子生産、製品加工、品質検査、防除効果...
摘要 目的:ビール醸造品質の検定を行う。ビール麦の製麦法、高酵素力、高エキス等の醸造特性を正確にかつ効率的に検定する技術の開発を行う。成果:平成17年産の1,371点の製麦試験を行い、醸造用品質を検定した...
農薬耐性菌及び薬剤抵抗性害虫対策研究 1.発生分布調査 2.ベノミル耐性コンニャク乾腐病菌対策
摘要 目的:県内主要作物について、薬剤耐性菌や抵抗性害虫の発生実態と出現の過程、要因を解明し、情報提供することで病害虫防除を適切に推進する。目標達成状況:1 ・群馬県北部で採取したイネいもち病単胞子...
摘要 近年、メロンの主産地で問題となっているメロンつる割病の新レース(レース1やレース1,2y)に対して、レースの簡易検定法の開発、熱水土壌消毒等の熱を利用した防除法の開発、抵抗性台木の利用技術開発を行...
3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 1) イネ安定生産:(i) 「イネいもち病抵抗性判別品種を利用した東南アジアいもち研究ネットワーク」の立ち上げを目的としたワークショップを開催し、研究計画、共同研究契約について参画研究機関の合意を得...